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#20 犬の目線、鳥の目線

【私の仕事術:❷発想を膨らませるコツ】
ドッグ・アイ、バード・アイでものを見る

昔、研修ではよく「ドッグ・アイ」と「バード・アイ」でものを見ろと言われる事が多かったです。最近はググっても関連記事が出てこないので使われてないのかもしれませんが、個人的にはとても大切だと思うので紹介します。

「ドッグ・アイ」とは、犬の目線になって低い位置から自分の周囲をしっかり見る事で、道に落ちているものを見つけるように、細かいものを見つけられる、気付けるというのがメリットです。

逆に「バード・アイ」は鳥の目線で高い位置から広い視野で景色を見るように状況を俯瞰する事をいいます。

「木を見て、森を見ず」という言葉もあるように、目の前で起きている問題ばかり見ていると、全体でどんな問題が起きている、また影響しているかが見えません。

目の前の問題を解決しても、それはたくさんある問題の一部でしかなく、全体を見て問題の本質が何かを知り、改善しないと結果として同じ過ちを繰り返す事になるので色々な目線で見ましょうというお話です。


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仕事をしているとつい自分の部署の事だけに目が行きがちですが、全社的に見たらどうか、一つの部署の担当者目線で見ると重要でも、経営者の目線で見たらそうでもなかったり、また、その逆パターンもあります。

大事なのはいろんな目線、視点を変えて考える事です。

目線を上げ、視野を広く持つことを意識して仕事をすると、今取り組んでいる仕事の前後関係、相関関係など全容がわかって、今までとは違った目線で考え、改善できないか等が考えられて仕事の質が格段にあがります。

仕事で何か問題が発生した時、自分の部署に与える影響を考えるのはもちろんですが、他部署などいろいろな立場でどんな影響があるのかを考えられる人は、会社で「こいつやるな!」って重宝されることでしょう。

常に目線を上げ下げしながら、発想を膨らませてみてください。

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