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将来の展望は真っ暗

私は現在鬱で会社を休職中だ。

仕事内容は事務職。
基本的には出社し、オフィスでパソコンをカタカタしている。一般的なサラリーマンを想像してもらえれば問題ない。

新卒から入社して同じ会社に勤めること6年。

休職と復職を繰り返している。
今は4回目の休職だ。

理由は毎回多少違うが、基本的に何か大きな出来事があると言うよりは、日々のストレスの積み重ねだ。

一つ一つは小さなことかもしれない。
しかし私は真面目で気を遣いすぎる繊細な性格。

小さなことでも深く考え、物凄く落ち込み、ストレスをためることに関しては天才的な才能の持ち主だ。

そのため復職してもまたストレスをため込み、耐えられなくなり会社に行けなくなる。
そんな事をもう4回も繰り返しているというわけだ。


転職すればいいのでは?という考えもあるだろう。

しかし私の会社は労働環境が過酷なわけではない。むしろかなりホワイトだ。
休職期限一つ取っても1年以上休むことが可能だ。
1ヶ月や2ヶ月程度が期限の会社も多々ある中、かなり休職者に優しい制度と言っていい。

カレンダー通りで土日祝日休み、残業代はきっちり払われる、詳しくは書かないが福利厚生や各種手当も手厚い。
有休なんかも理由は聞かれないし好きに取れる。

悪質なブラック企業が蔓延るこの世の中、優良な会社と言って差し支えないはずだ。

パワハラなどあれば真っ当な制裁が下されるし、部署異動の希望も(精神を病んで休職したなど正当な理由があれば)融通が効くと思う。

そういう環境なため、会社自体に不満は無い。
まぁ仕事が楽しいかと言うと別に楽しくはないが…。

あくまで問題があるのは私の精神面なように思う。

ここまでホワイトな会社でやっていけないなら、転職してもやっていける気がしない。


転職がダメなら、復職。
もちろんそれができれば一番良いが、4回休職している現状を考えると、また病んでしまう気がする。

今回は今まででも最大級に体調が悪いが、一見うつが寛解したように見えてもやはり水面化では少しずつ精神の疲労は蓄積しているように思う。

このまま休職と復職のサイクルを繰り返し、茹でガエルのように少しずつ少しずつ精神を削り取られ、再起不能なほどボロボロになってしまうかもしれない。



転職も地獄、復職も地獄。
どちらを選択してもその先には地獄しかない。


転職を選んだ場合(イメージ)
復職を選んだ場合(イメージ)


選択肢はもう2つある。

1つ目はニートだ。
会社を辞めるが転職もしない。仕事から離れるという方法だ。

私の繊細な心を考えると、その事に対する罪悪感や絶望感で死にたくなり、心身共に疲弊し切ってしまうだろう。
よってこの選択もまた地獄。


となると最後の選択肢。


自らを終わらせること。

とどのつまり自殺。

これが最も魅力的だ。

全てのしがらみや苦痛から解放される。
もう頑張らなくてよくなる。

生きていたって辛い事だらけ。
明るい未来が見えてこない。
私は生きるのに向いていない。

ならば潔く消えた方がいい。

それは分かっているのになぜ実行しないのか?
善は急げとも言う。
こんなに辛いなら早く実行すればいい。

だが、できないのだ。
死にたくても死ねない。

死への恐怖。心の弱さ。
以前も実行しようとしたことはあったが、未遂に終わってしまった。

また、悲しむ人への申し訳ない気持ちもある。
幸か不幸か、私の死を本気で悲しんでくれる人間は何人か心当たりがある。


普通に生きることもできなければ、死ぬこともできない。

将来の展望は真っ暗だ。


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