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EP.10【現在の活動紹介】現場の声を届ける為の業界団体活動!

 いつもお読み頂きありがとうございます。
 noteはじめて10本目の記事になります。起業して20年周年を迎えるにあたり、現在のメンバーと新ステージに向け未来会議を展開中。リブランドとして経営理念の刷新や社名変更、本社移転、事業領域の拡大など鋭意活動中です。過去の積重ねが今を創り、今の積重ねが未来を創る。私たちの過去の体験が、今を生きる人たちに何かプラスに働けばと体験記をまとめていくことにしています。

過去を綴ってきましたが、そんな私は今、何をしているのか、今回は今の活動をご紹介します。

【主要な活動での肩書】                             ■ 株式会社RARECREW 代表取締役 ※(旧㈱いきいきらいふ)
  https://rare-c.co.jp
■ 社団法人日本デイサービス協会 理事
  http://japandayservice.com/
■ 社団法人日本介護事業者連盟 通所サービス在り方委員会 副委員長
  東京支部 幹事
  http://kaiziren.or.jp/
■令和4年度 厚生労働省 老人保健健康増進等事業
 「通所系サービスにおける自立支援に向けた入浴介助の実態把握及び普及
  啓発に関する調査研究事業」 委員
■令和3年度 厚生労働省 老人保健健康増進等事業
 「通所系サービスにおける入浴介助のあり方に関する調査研究事業」委員

 現在の活動の入り口については、掲載してありますのでこちらをご確認ください。

 さて、現在は全国23事業所を束ねる立場として、社長をしておりますがもともとはTOPよりNo.2の位置の方がキャリアが長く、居心地がよいタイプです。ベースが研究者と言うこともあり、【探求心】に突き動かされて様々な活動や現象の再現性を検証しながら事業活動させてもらっています。



◆先約優先の原則

 私は「約束を守る」を信条として生きており、そうなるとこの【先約優先の原則】が重要になってきます。私の中では約束に大も小もありません。ですので、スケジュールは約束した順番で埋めていきます。余程のことがない限り、動かしません。

えっ、そんなの無理じゃない⁉と思われた方もいるかもしれませんが、これができるのです。活動柄、政治家や官僚の方との会合も出てきますが、その予定日に当社の新卒との約束があれば、それを優先します。

なんで先約優先かと言うと、約束には2種類あって、①相手との約束、②自分との約束です。

相手がある以上、約束には相手の時間を予約していることになります。それを自分の都合で変える行為は、迷惑になります。

時間 = 命

 相手の命を大事にすること以上に優先されることはないと考えています。この原則を守っていると、約束の大小を考えることをしないのでリスケや調整をしないので意外と楽にスケジュールが埋まっていきます。スケジュールに限ったことではありませんので約束事は即実行。出来ないことは約束しない。やると決めたらやります。

 昨年は、新卒(入社1年目)が立ててきた企画に、現高齢者の戦時中の生活体験がありました。戦時中の食生活を再現するということだったのですが、議論の末、事前準備で【1週間芋しばり生活!】が加わりました・・・。


 この話は長くなるので、EP26を確認ください。リクエストがあればもちろん付き合います。約束なので。朝(家)、昼(オフィス)、晩(家or会食)サツマイモです。

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 会食は先約優先ですので、企画が決まる前に入っていた予定は決行です!!先方に事情を説明し、私の分は芋と野菜のみ注文。大爆笑されました!!

自分の決めたルールに従って生きていくことの方が、自己責任を納得できるのでいい人生だと思っています。


◆苦手だった業界団体活動をしている訳

 会社での経験は、この後も続々と失敗談中心に書かせてもらいますので、今回は日本デイサービス協会や全国介護事業者連盟の活動についてです。

 もともと、経営者交流会など外部交流会が苦手な引きこもりタイプですので、公的活動などあまり興味がありませんでした。そもそも、1社経営するだけでも大変なんで、そんな時間は捻出できない!!と考えてもいました。

ただ、一方で当社のお客様である高齢者の生活を守っていく為には、公的介護保険制度が不可欠です。誰にでも訪れる老いとその先にある介護をプラスイメージにしていくためにこの保険制度の適正運用が必要とも感じていました。

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 業界への問題意識を持った方より、協力要請があり、一度は断ったものの再三のお願いに折れました。そこまで頼まれるのであれば、私になんらかの価値を見出してくれているのだろうと自分に言い聞かせて引き受けることに。


◆正論の通じない世界、政治と行政の本質を体感

 日本デイサービス協会は、業界の雄の集まり。普段は、ライバル関係の企業同士が手を取り合っている姿が、かなり不思議な光景に映ったのを覚えています。協会の活動では、現場の意見集約や政治家、行政との意見交換。保険制度の改定への意見案など策定など、今までの活動とは一線を画す領域でした。

細かい内容は、書くことができませんが3年に1回の介護保険改正がどのような意図、データをもって議論され決定されていくのか、そのプロセスの背景を垣間見ることで現場の希望や期待との齟齬発生が見えてきました。

これを誰かがやらないといけない、高齢者や介護従事者、現場の声を届ける活動が未来を創る。一朝一夕と言うわけにはいきませんので既に理事を拝命して5年が経ちます。いろいろな方々の協力でようやくまともに話ができる状態になってきました。

余談ですが、国の介護関連費用は国家予算の約10%を占めています。国会議員は、衆議院465人、参議院245人の計710人。

介護従事者出身の国会議員・・・、わずか数人・・・。

介護予算が10%を占めるのであれば、その予算の使い道をしっかり検討できる議員が同程度、70人くらいいてもおかしく無いはずです。この辺も、大きな問題を抱えていることになります。

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政治の世界は、正論が通じない世界。しかし、しっかり対話できるデータや事実をしっかり提示できるように活動しております。

この他にも、どこにでも通用する人材育成研修やコンサルティング、事業再生などなど、頼まれ事が断れずに足を突っ込むケースが多いですがフィールドを拡げ続けています。失敗は成功のもと、成功するまでやり続ければ、それは失敗ではありません。年の分だけ、しっかり成長していきます。

・先約優先の原則が、生きやすい
・時間は命、時間は有効につかう
・苦手なことも始めてみたら、なんとかなる
・あきらめず活動しつづけると道が開ける
・正論だけでは通用しない、本質の見極めが大事

さぁ、皆さんは、どんな自分のルールをお持ちですか?

本気でやれば、なんでも面白い。本気でやってみるのは如何ですか?


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