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ネオンライトで照らされる街。

日付が変わる時間。午前0時。

そこにはネオンライトで照らされた人々が滞りなく彷徨っていた。


この街で私だけが見ていたビルとビルの間。
私はあるものを見つめていた。

誰も見向きもしない、存在さえも忘れているような。

私は悲しくなった。

光のない世界を一心に照らす月。

私はそんな月のような存在でありたい。

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