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  • HUNTER×HUNTER考察

    HUNTER×HUNTER考察です。同じ考察をしている人があまりいなかったので、書いてみました。

最近の記事

HUNTER×HUNTER考察 念獣考察一覧①(蟻編まで)

はじめに 念獣とは、オーラで作られた生物のことである。おそらくは具現化系で作られた念生物のことを指すかと思うが、ここでは念人形など生物の形を模倣したものも含めてまとめることにする。 分身(ダブル) 具現化系と操作系の複合能力。共に強化系から離れた系統な上、とりわけ難しい精密操作と複雑な形の具現化という、そらヒソカもガッカリするほど盛大なメモリの無駄遣い能力。 ただ、自系統から離れたこの能力を使うことができるほど、才能はピカイチだったわけで。 自分が二人いれば最強じゃんと思

    • 鉄血のオルフェンズ こういう展開なら許せた的妄想

      はじめに 今更だけど、こういう展開なら許せたよなぁ的な妄想をダラダラと。 以下妄想話。 ていうか途中までこうなるんじゃないかと予想していた話 「こちらも切り札を切るとしようか」 マクギリスが持ち出したのは、ツァドキエル。ヘブライ語で神の高潔を意味するモビルアーマーであった。 ファリド家の初代当主が破壊したモビルアーマーであり、代々その威光を示すために保管していたものである。 そして、マクギリスがモンターク商会を作ったのもこれが理由であった。 つまるところ、裏で軍事技術

      • HUNTER×HUNTER考察 モラウの能力についての考察

        はじめに モラウ・マッカーナーシは、ノヴとともにネテロ会長が連れてきたキメラアント討伐隊のひとりであり、ナックルとシュートの師匠である。 念能力は巨大なキセルから生み出した煙を操るものであり、操作系能力者だと思われる。 ここでは彼の能力について詳しく考察してみたいと思う。 操作系能力 そもそも操作系能力とは、人や物を操る能力であるが、どのようにして操るのだろうか。 人や動物などを操る際は、操る対象がオーラを纏っているため、条件を満たすことで対象のオーラを利用して操るのだ

        • HUNTER×HUNTER考察 シュート・マクマホンの能力についての考察

          はじめに シュート・マクマホンはモラウの弟子のひとりであり、同じ師をもつナックルの相棒でもある。 UMAハンターであり、操作系の念能力者とされているが、彼は本当に操作系だろうか? 彼が操作系だとされる根拠は、ハンターズガイドとキルアの考察であるが、ハンターズガイドに関してはゾルディック家をはじめ間違った情報が多く、キルアの考察もまた腕を操っているところだけからの推測であり、実際は違うとみている。 ここでは、そんなシュートの能力について考察していきたい。 放出系能力者 ヒ

        HUNTER×HUNTER考察 念獣考察一覧①(蟻編まで)

        • 鉄血のオルフェンズ こういう展開なら許せた的妄想

        • HUNTER×HUNTER考察 モラウの能力についての考察

        • HUNTER×HUNTER考察 シュート・マクマホンの能力についての考察

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        • HUNTER×HUNTER考察
          15本

        記事

          HUNTER×HUNTER考察 ナックル・バインの能力についての考察

          はじめに ナックル・バインは蟻編で出てきたビーストハンターであり、その能力は天上不知唯我独損(ハコワレ)と呼ばれ、相手に念での攻撃を当てることでポットクリンという念獣を取り付け、オーラを強制的に「貸す」という能力である。 貸したオーラは十秒につき一割の利息がつき、利息分を含め貸したオーラ量が「相手のオーラ絶対量」を超えると破産し、ポットクリンがトリタテンに変身して一カ月間相手を強制的に「絶」の状態にしてしまう。 効果は絶大ではあるものの、どうしてこんな面倒な能力にしたのだろ

          HUNTER×HUNTER考察 ナックル・バインの能力についての考察

          HUNTER×HUNTER考察 制約と誓約についての考察

          はじめに クラピカの能力について、制約と誓約を変えればいいという意見をみたので、それがいかに難しいかここでは考察してみようと思う。 制約と誓約 制約と誓約とは、念能力を爆発的に底上げするためのものである。 制約はルールであり、誓約は心に対する誓い(覚悟)といえばわかりやすいだろう。この二つを組み合わせることで、本来成し得ないであろう能力を発動させているのである。 なので、制約と誓約が崩されると能力が発動しない可能性が高い。最悪は念能力を失うこともある。 これを踏まえた上

          HUNTER×HUNTER考察 制約と誓約についての考察

          HUNTER×HUNTER考察 闇のソナタについての考察

          はじめに 闇のソナタとは、魔王が作曲したとされる独奏曲でピアノ、バイオリン、フルート、ハープの4つがあり、いずれも人間が演奏をしたり聞いたりすると恐ろしい災いがふりかかるとされているものである。 クラピカの仲間であるセンリツは、一章を聞いたことで身体を病むと同時に能力(おそらく念能力)を得たとされることから、これはおそらく洗礼にあたり、念でのダメージを受けたものと仮定してここでは考察してみたい。 闇のソナタ まずはじめに、闇のソナタは楽譜を実際に目にした者に念獣が寄生し

          HUNTER×HUNTER考察 闇のソナタについての考察

          HUNTER×HUNTER考察 ネフェルピトーの能力についての考察

          はじめに 王直属護衛軍の中でも最初に産まれて、キメラアントのヤバさをこれ以上ないほど読者に印象付けたネフェルピトー。 ここではそんなピトーの能力について語っていきたいと思う。 系統について ピトーの念系統は、水見式で葉を枯らせたことからもわかるように、特質系なのは間違いない。ただし、能力も特質系なのかに関しては疑問がある。 それというのも、ピトーの能力自体はほぼ具現化系と操作系で説明がつくからだ。 具現化した人形使いに命令を与えて、人形の肉体を操作する能力とでも呼ぼうか

          HUNTER×HUNTER考察 ネフェルピトーの能力についての考察

          HUNTER×HUNTER考察 ヒソカ対クロロ戦の考察

          はじめに 共闘である。 ブラックボイスについて クロロは最初にブラックボイスを発動した時、声ではなく携帯で操作していた。なので、このときは実際にブラックボイスを盗んでいたと思われる。 それを前提にブラックボイスという能力をみてみよう。これは操作系能力であり、アンテナを刺した人間を手持ちの携帯を使って操作する能力である。 では、この携帯は能力で具現化したものだろうか。おそらくは違うだろう。実際に通話しているところからみても、実物だと思われる。 クロロはまずアンテナを取り出

          HUNTER×HUNTER考察 ヒソカ対クロロ戦の考察

          HUNTER×HUNTER考察 クロロ・ルシルフルについての考察

          はじめに 念とは心から生み出されるものである。一方的にボコって勝つために生み出された能力もあれば、こんな能力あったら便利だろうな程度で道具として生み出された能力。占い師に憧れて生み出された占い能力に、自分がもうひとりいれば最強じゃんと単純に自分を二倍にした能力。 さて、クロロの念能力である盗賊の極意(スキルハンター)とはどういった心から生み出された能力なのかをここでは語りたい。 幻影旅団 クロロたち幻影旅団を語る上で「始めはただ欲しかった」というセリフにビデオテープを投

          HUNTER×HUNTER考察 クロロ・ルシルフルについての考察

          HUNTER×HUNTER考察 カイトの強さについての考察

          はじめに 念を覚えたてのピトーに殺されたから、ジンに教えてもらった能力だから弱い。達人級の円だし、念を覚えていないとはいえ、蟻の兵を一瞬で殲滅しているから強い。 様々な意見を読んだが、どちらもカイトについて過小評価している気がするので、ここではカイトの強さについて語りたい。 能力 カイトの念能力は気狂いピエロ(クレイジースロット)と呼ばれる能力である。 これは、ルーレットの出目によって異なる武器を具現化する能力だ。 その中でもカイトの能力で唯一はっきりとしているのは、ル

          HUNTER×HUNTER考察 カイトの強さについての考察

          HUNTER×HUNTER考察 ヒソカの強さについての考察

          はじめに 雑魚狩り専門で弱いだの、逆にトランプの柄の隠し能力を保有した最強キャラだの、アホなことを抜かす連中が多いので、いかにヒソカ・モロウがナチュラルに強い天才であるかをここでは語りたい。 奇術師という通り名 奇術師ヒソカ。それが彼の通り名である。奇術師。つまりはマジシャンのことだ。 そして、プロのマジシャンはただマジックを見せるのではなく、心理操作術(いわゆるミスディレクションと呼ばれるもの)を駆使する心理学のプロでもある。 人を騙すために必要なことは、人の心を読む

          HUNTER×HUNTER考察 ヒソカの強さについての考察

          HUNTER×HUNTER考察 パームの能力についての考察

          はじめに パーム・シベリアの能力は二種類存在する。ひとつは水晶を使った監視能力で淋しい深海魚(ウィンクブルー)であり、もうひとつは毛髪を全身に纏い攻守ともに強化する暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)である。後者においては特に語る必要はないであろう。問題は、前者の監視能力である。ここでは、その淋しい深海魚(ウィンクブルー)について、ひいては蟻になる前の千里眼能力について語りたい。 念の系統 まず、この千里眼能力がどの系統に属するかであるが、具現化した物質に特別な能力を付与す

          HUNTER×HUNTER考察 パームの能力についての考察

          HUNTER×HUNTER考察 ゴンの念能力復活についての考察

          はじめに ゴンの念能力復活の鍵はおそらくクラピカと新大陸編にあるのだろう。それは、ゴンが念能力を使えなくなった描写が、クラピカが出てきたあとすぐ、ジンの新大陸についての説明の前で変に差し込まれていたことから推測される。 ただし、どうやって復活するかについては神(冨樫先生)のみぞ知るということを前提に語りたい。 ゴンの念能力喪失について そもそも何故ゴンは念能力を失ったのかについてだが、おそらくナニカはゴンの肉体を元に戻すことができても、誓約をなかったことにはできなかった

          HUNTER×HUNTER考察 ゴンの念能力復活についての考察

          HUNTER×HUNTER考察 念と心についての考察

          はじめに念能力で大事なものは心である。それはネテロの心Tシャツや彼の流派である心源流という名前、さらには方便として用いられる「燃」からもわかることだろう(ゴンは燃で念の精度を高めている)。 逆境においても立ち向かう心、どんなときでも高いパフォーマンスを叩き出す平常心、死んでも成し遂げるという覚悟、それらが念における戦闘の強さにおいて、ひとつの指標なのだと思う。 ヒソカの基準 ヒソカはハンター試験において、試験官ごっこと称して殺戮を行っている。その中で彼はレオリオとゴンを合

          HUNTER×HUNTER考察 念と心についての考察

          HUNTER×HUNTER考察 百式観音についての考察

          百式観音とは百式観音とは、漫画『HUNTER×HUNTER』のハンター協会会長であるアイザック・ネテロの念能力である。 なんかメモリがどうとか、テレフォンパンチとか過小評価されてる気がするので、いかに百式観音が優れた強化系念能力かをここでは語りたい。 百式の成り立ちと本質 ネテロは祈りから正拳突きへの所作、それを強化して極めたことで、強化系の極みに達したと思われる。同じく強化系で幻影旅団に所属するウボォーが念で力を極めようとしたように、会長は速さを極めたのではないか。 こ

          HUNTER×HUNTER考察 百式観音についての考察