思いついたキャラの念能力考察

はじめに

なんとなく思いついたキャラの念能力考察です。

パクノダの念能力

人や物の記憶を読み取る能力。いわゆるサイコメトリーは、仲の良かったサラサの最期の想いを知りたかったという気持ちから発現した能力だと推測できる。
同時に、記憶弾(メモリーボム)は仲間とその想いを共有したいという気持ちからきているのだろう。

クロロの念能力

盗賊の極意(スキルハンター)。念=心として集めているということはすでに書いた通り。
追記として、おそらく彼が演劇を得意としていたこともこの能力が目覚めたきっかけだと思われる。つまり、役作りのために相手になりきろうとしたため、相手の心を知りたかったのだろう。
相手を理解したいのではなく、相手の心を理解した上で決して逃さないために。
額の逆十字は悪党として生きることに決めた彼の決意の表れかもしれない。

コルトピの念能力

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)。
左手で触れたものを右手で複製する能力。この能力を可能としている鍵は、あくまで模倣できるのが形だけだということだろう。
よく色んな種類のものを具現化するため規格外だと言われるが、実際は何にでも形造れる粘土を具現化するようなものだと推測される。ヒソカの薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)がプリンターだとするならば、こちらは3Dプリンターのようなものだろう。
あくまでそのものではなく、形造れる粘土のようなものであるため、込めるオーラによって時間が決まる電池式ではなく、この物体を具現化する制約として24時間の時間制限があるのではないだろうか。
なのでおそらく銃を複製することは可能だが、火薬は形のみなので別途銃弾は用意する必要があるはずである(あくまで火薬に似た何かであって、火薬そのものを具現化するわけではない)。
動かないもの限定でコピーすることができるというのは制約であることに加えて、動くもの、生物などはオーラの消耗が激しいからではないだろうか。
また、形を模倣するだけといっても、絵画の贋作を作るのにも才能がいるように、模倣する才能がコルトピにあったからこそ、可能な能力だったのだろう。

マチの念能力

念系。レンコさんのエンバーミングによってサラサの遺体が修復されたのを見て、彼女に弟子入りしたとみられる。
念系は自ら生み出したものではなく、レンコさんから継承した技術なのかもしれない。通常発は固有の能力なのだろうが、系統さえ同じでその能力に強く惹かれたのであれば、同じ技術として習得は可能かも(あくまで仮説)。
もちろん念の基礎だけを教えてもらい、独自にレンコさんのエンバーミングと同じようなことのできる能力として開発したのかもしれないが。
念系縫合の場合、手元から離れることで強度が下がる問題があるが、おそらくは放出系と併用しているのだろう。もしくはマチの場合強化系よりの変化系のため、念糸で繋ぐと同時に、クラピカほどではないが自然治癒力を強化している可能性もあるかと。

イカルゴの念能力

死体と遊ぶな子供たち(リビングデッドドールズ)。タコが身を守るために岩場や狭いところに入る習性を利用したものとみられる。
直接体内に入り操作するため、操作系能力としてはそれほど難しくないだろう。
モノの持つ力や働きを強化する強化系の能力を応用して、生前の能力を再現しているのではないだろうか。
死体をモノとして捉えるという意味で、名前通り中々ぶっとんだ能力である。

ビノールトの念能力

切り裂き美容師(シザーハンズ)。愛用のハサミを用いることから、操作系よりの特質系か。
幼い頃貧富の差による差別を受けたことから、同じ人間肉体的には差異がないことを証明するために生まれた能力なのではないかと推察できる。

センリツの念能力

音に乗せたオーラで意識を操作する能力。館内放送などで聴いた人間の意識も操れたことから、音が聴こえた人間に限定した制約で、空間を隔てたところへも能力の使用が可能なのだと見られる。
攻撃的な能力ではないこと、操作すると言っても永続的なものではなく、おそらく飛ばしたオーラが消えるまでの僅かな時間のみ操作できることから、条件が軽く、一度に大量の人間の操作が可能となった能力だと思われる。
音が聞こえない状態の人間に関して意識操作ができないのだとしたら、鼓膜を破るなどした人間と組むことで恐ろしい奇襲になると思われ。同様に、敵が音を聴けない状態にあれば、演奏中無防備な姿を晒すリスクがあるだろう。

ポックルの念能力

七色弓箭(レインボウ)。変化系要素で念を弓矢に変えて放出する。
冨樫義博展で明かされていたけど、本人は若干操作よりの放出系なので、わざわざ変化させるのはメモリの無駄じゃねーかな?
本人が弓を好んでいる以上、それが制約となり威力の底上げに繋がっている可能性もあるけど。
ただ、色を変化させるの本当に無駄(具現化しているわけではないので、実際には色はついていないのかもしれないが、カラー版ではついていたので)。
赤の弓でオーラを炎に変えたりするのも使いようはあるけど、系統違いのためそれほど強くはないかと。
念弾の威力や速さは放出系を極めることで強くなるため、橙の矢は放出系オンリーとみるが、「最強」ではなく「最速」と言ってるあたり、無駄に筋力を強化して最速としている可能性も微レ存。
操作系と組み合わせて追尾する矢なんかもありそう。操気弾的な。
総じて無駄が多く器用貧乏という印象。

おわりに

コルトピは別に単体で考察してもよかったかもしれない。
イカルゴの念能力を考察しながら思ったけど(ピトーのときも思ったけど)、死体には一定期間念が残るものなのか、それとも身体の記憶によって念を形作っているのか。
死後の念という概念があるので、前者の可能性が高いのかも。
だとするなら、死後それほど期間が経っていない死体に限定する能力なのかもしれない。

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