「私」の8割は愛した人たちで作られている
18歳の頃は、コーヒーが飲めなかった。彼のコーヒーを「一口ちょうだい」とた度々いただくうちに、一口じゃ済まなくなって怒られていた。今や立派なカフェイン中毒者だ。
好きな人に影響される、というよりも、好きな人が好きなものをわたしも好きになりたいと思っていた。そうして生きていたら、わたしの好きなものってだいたいが愛した人の産物だったりすることに気付いた。好きな人が「良い」と言ったら、それは無条件に良い。no reason なのだ。(嫌いな人が「良い」と言ったら、いくら良いもので