ストウブにふたをして天ぷら作ったら…揚げ物バージンには危険すぎた件
👦「ストウブ(鉄鍋)で揚げ物するとめっちゃおいしい。しかも、ふたをして揚げると最高!!」
みたいなweb情報を気軽に信じ込んで挑戦してみたわたし。
普通に、揚げ物でふたをするとか見たことないです。聞いたこともない。うちのカーチャンはやってなかった。
いただいたネギの処分に困っていたので、やったこともないのに「天ぷら作りたいなー」と思い、おしゃれ無水鍋・ストウブで揚げてみることにしました。ちなみに、未だかつて無水料理に使ったことはありません。かぼちゃを煮ていたら激しく焦がしたことならあります。
揚げ物バージンなわたしですが、実際やってみたら、こんなことがわかりました。
なぜこんなことになったのか。参考にどうぞ。
ストウブで揚げ物をした一部始終
初・天ぷらだったのですが、てんぷら粉とかうちにないんで、小麦粉・片栗粉・マヨネーズで衣を作りました(クックパット)。そして、ストウブに油を注ぎ、ふたをして5分ほど加熱。温度の確認とかよくわからないんですけども、菜箸いれてぷくぷくしてたんで、具材を投入しました。
ちょうど、LINEでやりとりしていた友人に実況しながら天ぷらあげてたんですけども。
なぜかウケられました。
なんか、この時点で高温すぎる気がしましたが、ここにふたをした。油も飛び散らないから良さそうって思って。
ちなみに、IHは5です。とにかく熱してる。
そして良さげなところで(テキトーでしたが)ふたを開けてみました。
上記の通りです。爆発しました。
爆発というか、なんだろう、ふたの内側からぼたぼたと何かが垂れ、いっきに鍋からほとばしる油。すごい勢いで油が飛び散りましたよ。
後でぐぐったら、ふたの内側の水蒸気が油に入ると危ない、とか書いてたんですけれども、油熱してて水蒸気が出るんでしょうか……? 知らんかった。あれかな、具材から出る水分でしょうか。
そこら中油まみれになりましたが、勇敢にも、わたしは揚げ続けました。
このように、IH周りが激しく油ぎっています。その中で、ちくわに見えますが、長ネギを揚げています。
ふたをして揚げ物をするなら
高温に注意(温度が上がりすぎる)
ふた裏の水分が油に落ちないようにする
油は少なめに
失敗からいろいろ調べた結果、こんなことのようです。
確かにわたし、ふたをしてからも設定温度下げずにぐつぐつやってたんですよね。煮物じゃないのに。この友人から「200度超えてるやろ」と指摘していただいた。そして丁寧に、天ぷら温度の指南を受けました。
なんか、ストウブにふたをして揚げ物するとカラっと揚がっておいしいらしいけど、わたしのように揚げ物バージンさんはくれぐれもご注意ください。
そもそも、揚げ方とか知らない状態で無茶しないでくださいね。
これが、わたしの結論です。もうしないほうが良さそう。
良かったこともある
この天ぷら騒動の直前まで、わたしは無駄に憂鬱に支配されていたんですね。一木けいさんの『1ミリの後悔もない、はずがない』という小説読んで。昼間っから酒飲んで。林檎さん聴いて。寝て起きて寝て起きて、っていう昼夜問わない休日を過ごしていたら。
どうしようもなく気分が悪かったんで天ぷらを揚げ始めました。
終わった頃にはこんな感じ👇
気分が晴れない時には、ストウブにふたをして天ぷら揚げてみてくださいね。晴れて揚げ物バージンを卒業したわたしからのおすすめです。
※本記事は、2018年9月17日に自サイトにて投稿した文章を加筆修正したものです。
※※追記 現在では夫氏に極上鶏カラを食べさせるため、華麗にストウブで揚げ物をするようになりました。ちなみにふたを閉めたことは一度もありません。
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