利一 谷渡朗 R.N.男女4人の笑い声

雑文置き場 脈絡がないです

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西之島でアオツラカツオドリを見たヒトに話を聞いてみた

『けもフレ動物園レポ合同4 ZOOMIN』(主宰:沼底なまず)寄稿 (インタビュー記事4P+イラストコラム4P、一部加筆・修正・引用)  メディアミックス作品『けものフレンズ』の作中舞台・ジャパリパークや世界観の着想、モデルになったと考えられる小笠原諸島・西之島。ある意味ではコンテンツの最大の聖地。2019年に行われた第1回西之島総合学術調査に参加し、その地に足を踏み入れた数少ない人である岸本年郎教授(ふじのくに地球環境史ミュージアム研究員、昆虫分類学・生物地理学)にお話を

    • じゃあ実際「死」にどれだけ抗えるか【KILLAH KUTS感想他】

       最近また事故で死にかけた時のことをよく思い返している。  あれが自分の中のターニングポイントだったと思っているから時たま考えることがあるし、最近の考えるきっかけのひとつになったのが藤井健太郎演出の『KILLAH KUTS』だ。  地上波で出来ない配信番組という企画だったが、直後に『EP:2 麻酔ダイイングメッセージ』が日本麻酔科学会から批判を受けて一時配信停止&一部削除修正が入る。  その後、最近になって藤井健太郎が個人アカウントでディレクターズカットを上げる。  そ

      • 「ジョーカー」のアイコン、「無敵の人」のレッテル

        『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』、まだ観ていない。そのうち観に行く。  ネタバレを避けてはいるが前作と比較してなんやかんや言われている。『レディ・プレイヤー1』だとかなんとか。  観てない立場で言うのもあれだけど、原作のハーレイ・クインはジョーカーに心酔していて元精神科医や心理学者の設定、それにレディー・ガガが演じていることと前作の内容を考慮すると、物語として割とどう転んでもおかしくないし、変に期待し過ぎた層の仕方ない反応ではあると思う。(観てないので実際観て手の平返すかも

        • 【English Lyric】 Creepy Nuts - The Night When Nue Sings Is ぬえの鳴く夜は

           英語の翻訳を一度やってみたいと思っていた。ネイティブやビジネス英語には届かないが、読み書きに関しては勉強の科目として比較的得意な方だったし大学時点のTOEICは(勘含め)600点以上取っていた。たまに暇な時に洋楽の歌詞が何を歌っているか調べたり、映画・漫画・アニメ・ゲーム作品の和訳・英訳がどんな風になっているか比較したりしている。  何度か人に英語をどうやって勉強すればいいか聞かれたことがあるのだが、とりあえず「好きな漫画の洋書買え」「サブスク動画で英語字幕付けろ」と言っ

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        西之島でアオツラカツオドリを見たヒトに話を聞いてみた

          SDGsを追求するのが不毛に思えてきた

           空を見上げたりすると「子供の時となんか感じが違うな~、雲とか空気感とか」とよく思う。気候変動の影響だろうか。  正直、前回の記事のタイトルに合わせただけなので、思えてきたと言うよりだいぶ前から思っているし常々思っている。  noteにおいて過去の記事を振り返れば自分はそれなりに言及している。なんなら自分でも「言及し過ぎじゃねえか?」と思うくらい。  「お笑い」と「生き物」(≒「自然環境」「生態系」)、自分の人生やアイデンティティに関わっていると意識しているので考えるのだ

          SDGsを追求するのが不毛に思えてきた

          笑いを追求するのが不毛に思えてきた

           お笑いは好きである。少なくとも人並み以上には。だから大学で落研に入ろうとしてないから演劇サークルに入ったし、伊集院光『深夜の馬鹿力』にネタを投稿した。伊集院光のラジオトークも、アンタッチャブルのしゃべくり漫才も、ラーメンズの不条理コントも、ハリウッドザコシショウの誇張しすぎたモノマネも好きだし、落語も大道芸も好きだ。  しかし、どうも自分の面白いことを考える力も面白いと思える感受性も弱まってきている気がするし、どこか常人としての限界を感じている。  ラジオのネタ投稿もほと

          笑いを追求するのが不毛に思えてきた

          コミックマーケット運営と特定サークル参加者への批判

           まず断っておくが、当記事内で特定個人を強く攻撃的な言葉で批判・糾弾し、所謂晒し行為することになるが、正当な主張であると考えている。また当事者がSNSに投稿した画像やスクリーンショット等を転載するが、削除された投稿・画像も含まれ、主張の正当性を証明のために行う。  これを看過しては全てのコミックマーケットの参加者、ひいては二次創作・一次創作問わず、全ての創作者への冒涜になると考えている。  コミックマーケット104サークル参加の 8/11日曜日東ワ14aに配置されたぞうぶ

          コミックマーケット運営と特定サークル参加者への批判

          前説用制作物&製作物(ほぼ月刊いきものニュース2022/1~2024/6)

          メキシコサンショウウオ 再開一発目なのでわかりやすく外鰓のカチューシャ。 ラッコ 和紙の昆布を巻いたサコッシュと中に貝殻。当時は4頭いたが現在は3頭。 ニホンアナグマ アナグマを解体したので頭骨を見せびらかす。と言うか工作やクイズとしての限界を感じていたのでブレイクスルー。

          前説用制作物&製作物(ほぼ月刊いきものニュース2022/1~2024/6)

          前説用制作物&製作物(ほぼ月刊いきものニュース2019/1~2020/10)

           私とふじのくに地球環境史ミュージアムの岸本年郎教授が知り合ったきっかけで、インタビューの場所にも使った小劇場・人宿町やどりぎ座で教授が酒を飲みながら生物トークをする企画「ほぼ月刊いきものニュース」が始まり、劇場の運営、支配人をしている劇団の先輩から「舞台美術作れるし生物好きだって言うならカマキリ先生みたいな仮装とか被り物作って」「ついでにイラスト付きの解説文章作って」「どうせなら毎回作って何の生き物かクイズ形式で前説のミニコーナーをやろう」と無茶ぶり依頼されて、前説をする支

          前説用制作物&製作物(ほぼ月刊いきものニュース2019/1~2020/10)

          自分の中でシーラカンス・ブームが来ていることと深海でシーラカンスが生きているということについて

           この1年くらい、自分の中でシーラカンス・ブームが来ている。発端は沼津港深海水族館が『けものフレンズ3』とコラボしたことだ。  シーラカンス、生きている化石、深海…  コモロ諸島の漁師からは食用に向かず使えない魚、ゴンベッサと呼ばれた。食感が濡れた歯ブラシ。'80年代の学術調査でブームが起こる。昭和天皇は学術的解剖に立ち会った際に食べられるのかと聞いて周りから止められた。故・鳥山明は週刊少年ジャンプの企画で実際に食わされ、『ドラゴンボール』で(シーラカンスっぽい魚を)孫悟空

          自分の中でシーラカンス・ブームが来ていることと深海でシーラカンスが生きているということについて

          江戸川乱歩の名は真面目じゃないか?

           江戸川乱歩賞が審査の講評でなんやかんや言われている。  これに関して、最後の一文が蛇足的ではあるけど、それでも自分は妥当だと思う。ペンネームが減点対象になるのかという議論を抜きにしても、講評を贔屓目に解釈すれば「オリジナリティや構成が弱くて、その安直さや甘さがタイトルやペンネームにも出てしまっている」と読み取れる。  講評に対する批判で「じゃあ江戸川乱歩や二葉亭四迷は真面目なのか?」という言説もいくらかあったが、ナンセンス。「エドガー・アラン・ポー→江戸川乱歩」「くたば

          江戸川乱歩の名は真面目じゃないか?

          「なんかイケそう」の連続

           今日、久々にコスプレをした。  一週間くらいまでイベントの存在を忘れていたが、予定空いているし、晴れて暖かいし、徹夜すれば仮面と義手作り直して2年半前からやっている衣裳を改良して揃えられるし。思い立って行ってきた。  毎回思い付きに近いので低予算・短期間で作っては終わったらちゃんと保管しないので毎回補修や作り直しが欠かせない。  コスプレをコロナ禍以前から年1~数回くらいやっているが、多分一般的、平均的なコスプレイヤーとはずれた感性でやっていると思う。少なくとも自分か

          「なんかイケそう」の連続

          祈ったり、弔ったり

           ちょくちょく、人の生き死にについて書き連ねているが、ここ数年の自分は死に対して自他問わずドライになり過ぎている気がする。かと言って自分の頭の中でも死生観について取り留めなくて漫然としている。今書いていることを含めて。  それなりの年月を生きて、近しい人に対しても、遠くて届かないところにいる人に対しても、どうにも仕方ないことだという諦念で悲しみの感情が希薄になってしまった気がする。  自分自身色々あって心身共に死にかけたので、自分の死に対しても可能性としていつでも容易にあり

          字幕吹替論争、ナンセンス

           洋画を観る時、字幕で観るか吹替で観るか、どちらがいいかという言説を目にする。率直に言ってしまえば、鑑賞者の識字能力や外国語力、映画の性質、翻訳者や声優の技量によるケースバイケースとしか言えない。それ以上それ以下でもない。論争する必要なんかない。ナンセンス。 「地の利を得たぞ!」「ボランティア軍」みたいな珍訳・迷訳・誤訳があったり、声優的演技経験のないタレントの棒読みはとかは嫌だが、字幕と吹替そのものが良い悪いの話ではない。  たまに字幕派を揶揄するような、ある実験の話を目

          字幕吹替論争、ナンセンス

          愚痴

           落ちている、気分が。ストレス、フラストレーションが溜まっている。この一ヶ月で創作的なことで体力と精神共に消耗して色々心を挫かれた。それなのに慰めも貰えない。慰められる立場だとも思われていないから。  声を大にして公に愚痴りたいことは多々あるが、自分にも良心やコンプライアンス意識があるのでかなり抑えている。  元来、私は人より規範意識が良くも悪くも強く、どんなコミュニティの中でも我慢することが多かった。「こうすべきだ」「こうすべきでない」と思うことはあっても「人に押し付ける

          ハロウィン直撃世代

           相も変わらず、季節行事とか風習とかしきたりを避けて生きている。極力、人の冠婚葬祭とかも関わりたくないし、自分に対するものでも。仮に、罷り間違って結婚することになっても式は挙げたくないし、急死したら遺族には金をかけてほしくない。  そういうしきたりをするには礼節を気にしなきゃならない。世間体を気にするくせに人に気を遣うのが苦手だし遣わせるのも苦手な自分は最低限やらなきゃいけない時はちゃんとするよう努めるが、内心はひたすらやりたくはないし煩わしい。不精。  だからこそ昔からしき