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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、…
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2018年8月の記事一覧

自由な仕事に『NO』が必要な理由

自由な仕事に『NO』が必要な理由

最近NewsPicksのインフォグラフィックエディターである櫻田さんと話していて、半年ほど前に書いた「意思ある『NO』がプロダクトをつくる」という話を思い出しました。

櫻田さんと特に盛り上がったのが、『客観は収集で主観は取捨選択である』という話。以前書いた『意思あるNO』を言い換えると、主観とも言えるのではないかと思います。

私と櫻田さんはどちらも主観や自分ごと化、その人にしかできない唯一性を

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あらゆるコンテンツが "ドキュメンタリー"になっていく

あらゆるコンテンツが "ドキュメンタリー"になっていく

ここ最近、Netflixのオリジナルドキュメンタリーをあれこれ見ているのですが、中でも面白かったのがこの「100万ポンドのメニュー」。

レストランを開くという夢をもつ若者が、3日間だけのポップアップレストランを通して投資家にそのポテンシャルをアピールし、出資にこぎつけるというドキュメンタリーです。

初日の夜は半額で一般のお客様に解放し、2日目のランチに投資家が来店。そこではじっくり投資家と向き

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私たちが短期的視点で決断をしてしまう理由

私たちが短期的視点で決断をしてしまう理由

私はあらゆる意思決定において『将来価値が最大化するか』が一番の指標なのですが、この見ている時間軸の違いによる齟齬はよくぶつかる壁でもあります。

短期的な利益と長期的な利益が合致する施策もありますが、それと同じくらい、今を消費し尽くすことによって将来価値を下げてしまう施策もたくさんあります。

わかりやすいところで言えば、まるで嫌がらせかのような誤クリックを誘発するようなバナーだったり、SEOに引

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日本の会社は "社会"を形成する

日本の会社は "社会"を形成する

私は新卒で入社したときに『これは入社ではなく入学だ』と感じたエピソードをよく話すのですが、日本企業は多かれ少なかれ学校のような要素も持ち合わせているものだと思います。

そう確信したのは、『アメリカ・ジャーナリズム』という本の中で日米の社員教育に対する考え方が異なるという箇所を読んだから。

社員教育費がほぼゼロに近いというのもまた極端な気がしますが、たしかにアメリカのように雇用の流動性が高い環境

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私にとって「クリエイティブ」とは何か

私にとって「クリエイティブ」とは何か

月曜日に櫻田さん×チャーリーさんと「クリエイティブの正体」というテーマでイベントを開催したのですが、抽象的で正解のないテーマだったからこそ今も自分の中で「クリエイティブとは何か」についてぐるぐると考えてます。

お二人にとっての「クリエイティブ」の違いは、櫻田サロンのメンバーでもある行武さんの図解がポップでわかりやすいので、興味のある方はぜひ元ツイートに飛んでじっくり見てみてください。

個人的に

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