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特別な味噌汁だよ

本日のお話をさせていただきます。
合掌、なんまんだぶ、礼拝。
🙏🙏🙏

今回の「なもフレーズ」はこちらです。

さらば夕暮れ時の駅前の
豆腐屋のおじさん 待ってよ
今日は特別な味噌汁だよ

「Remenber me」くるり

朝いつも通り目が覚めて、お決まりのルーティーンを経て仕事へ向かう。
職場では、まあいろいろあるけれど何とか今日は乗り越えたかな、と
自分に言い聞かせて家路に着く。
夜家族と食事を終えて、あれやこれやと再びルーティーンをこなす。

「あれ、昨日と今日、何か違ったっけ」と布団の中でふと考える。
めんどくさくなって、寝る。

朝いつも通り目が覚めて、以下同文・・・

ふと感じることがあるんですね、最近。
同じことの繰り返しなんだなってことです。
村上春樹の小説の主人公の様に、
劇的な日常の展開はそんなにないのかな、
ってことにちょっと気づいたのです。

起きて、仕事して、帰って、寝る。
それはそれでいいんですけどね、何かね

この、何かね、ってところを仏さまの教えは突いてくるのです。

起きて、仕事して、帰って、寝る。
本当にか?本当にそれだけか??

仏さまは語るのです。
視点を、受け止め方を、感じ方を、ちょっとでもいい。ずらしてみて。
例えば、仏さまが語られたこの世界の真実、
「無常」

昨日のあなたと今日のあなたは一緒か?
いや、そうではないんだよ。

昨日の空と今日の空は一緒か?
いや、そうではないんだよ。

全ては変化する、その視点で世界を、
日常を再度見てみたらいい。

子どもがこんなことができる様になっていた!
嫌いだったあいつに良いとこある人間だって気づいた!
鏡みたら白髪増えたなってしみじみと思った!

仏さまの教えは、ちょっとずらす、ことを
私たちに勧めてくださるように思います。
世間体のものさしではなく、仏のものさしと言いましょうか。

変わり映えのしない日常を、
ちょっとずらして受け止めてみるとどうなるか。

意外と「特別」で溢れているのでは。

「味噌汁」は日常です。
いつも通り、特に劇的な何かがあるわけではありません。
でも、でもね。
「味噌汁」に「特別」を感じられる様な生き方をしたいとも思うのです。

仏さまの教えから世界を、日常を見渡すと、
「特別」で満ち溢れている
から。

今回の「なもフレーズ」から、こんなことをふと感じさせていただきました。

本日もお参りいただき、有難うございます。
合掌、なんまんだぶ、礼拝。
🙏🙏🙏

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