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諦めから見えてきた先

私事ですが先日52歳となり、良い意味で諦めの季節を迎えました。

両親と生家で26年間を過ごし、結婚で夫と自分の新しい家庭を築いて26年を経て、この二つが同じ分だけ時を刻みました。

40代後半から衰えや変化を感じ始め、できればそれに争うことなく受け入れていきたいと思ってもなかなか上手くいかず。。

今思えば、既存の価値にどうにか自分を当てはめようとしていた様な気がします。

何を成すか?や結果や成果に囚われていて、それがどうにも上手くいかないことで、過去を否定し現在も受け入れられず。。

いよいよ行き詰まって「私とは何か?」「何が私か?」と自分自身に問いを向けざるをえなくなりました。

そんな時、バラバラに散らばってしまった心の中の大切なものを、どうにか少しずつ拾い集める手助けをしてくれたのが本であり、読書の時間です。

母の日に娘から

最も大きな意識の変化は、「する」や「成す」ではなくて「在る」とか「いる」ということに意義を見出すことはできる!と気付けたことです。

今の事実を受け入れたら、自分に与えられた役割のようなものが感じられてきました。

身近なところでは、不毛じゃないかしら?!とずっと感じていた家事や面倒な家族の些細な出来事も、すっかり全てが愛おしく感じられるようになって驚きました。

この意識の変化は、ジュエリー制作、モノづくりに対しても今までと全く異なる心地をもたらしてくれています。

”良い意味の諦め” とは、自分を過大に見積もることはせず、だからといって過小に思うこともせず、現在の自分と周り全てをありのままに受け入れること。

それによって、今までの様々なことに対する捉え方がすっかり変わる驚きを体感しています。

quirk of Fate (クァーク オブ フェイト)
“不思議な運命の巡り合わせ” の意味

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