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報道する人間と写真を撮る人間の在り方って考えたことある?

こんにちは。キュイです。
めちゃくちゃ久しぶりです。
私、ここんとこ「書きたい、吐き出したいときに書く」人になっちゃってますねぇw
いや、それでこそ自由。
そのために始めたnote。
無理に固執してもいいこと吐き出せないもんですからね。

今回は、ちょっと思うことがありまくったので書こうかなと。
すでにニュースでやっていて、私もニュースというか速報で知ったんですけど。
りゅうちぇるさんの件ですよね。
いつもは呼び捨てなんですけど、今日はさん付けで。
速報を見たときはまず驚き。そして一気に押し寄せる喪失感。
特にファンとかではなく、たまにニュースを見てた程度。
ただ、そのニュースなどに寄せられる誹謗中傷がキツすぎて、見てられないというか、こちらまで鬱になるレベルだったので、自然と避けていました。
だからこそ余計に襲う喪失感とむなしさ。
初見の感情として吐き出したのは、

「誹謗中傷が恐らく原因だろう。りゅうちぇるさんに誹謗中傷や心ない異常な言葉を投げかけた人たちは、今何を思うのか。
この言葉をかけたらどうなるかの覚悟もできずに言っていたのか。
市ねという言葉をストレートに伝えた人に、一責任を持つことができるんだろうか。
たくさんある原因の中の一つに絶対になっているということに気づけるんだろうか。
この先、この罪を一生背負う覚悟は当然あるんだろうな?」

そんな感情。
最初に感じたのは、「自死」という部分に向けての感情でした。
以前からずっと話題になっているSNSでの誹謗中傷。
ドラマにもなったし、実際に自殺者が出る度に話題になっているのになくならない。
匿名だから、顔が見えないから。
そういうことではないでしょう。
不特定多数の人間が少なからず目にする。それがSNS。
最近では、フォロー以外にも「おすすめ」という項目があって、それに設定されていれば勝手に表示されてしまうこともあります。
私もそれでいくつも不愉快な思いをしてきたし。
そりゃ、フォローに設定しとけば見なくて済むけど。
でも、いろんな意見や新しい発見をするチャンスも同時に減るわけで。
ブロック以外方法はないけど、それは目にしてからじゃないとできないし。
難しいよね。
でも共通して思うことは、「その言葉は不特定多数の目に触れても、誰も不幸にならないか」ということだと思います。
批判と誹謗中傷は違う、という。
そりゃそうよ。
でも、どんな批判も、人によっては誹謗中傷にされてしまうこともある。
言葉選びっていうのは、本当に大変なことですね。

さて、今まで書いたのは、ニュースを見て初見の私の感じたことです。
時間が経って改めて感じたことは、最初とは変わっていました。
「誹謗中傷が始まった原因」。
改めて考えると、確かにりゅうちぇるさんの行動は、正直普通に日々を過ごす人間にとっては理解しがたいことでした。
結婚して子供ができた。
でも、自分に正直に生きたいから、離婚。
それでも新しい家族のカタチとして、家族には向き合っていく。
普通に過ごしてたらここにはたどり着かないから。
でも、りゅうちぇるさんは、この行動を全員に理解して!と強制はしていなかったように思います。
実際、私も、すごいことするなぁ、と思いつつ、人は人だから、と思っていますし。
本人たちが納得していればそれで良いと思っていました。
ただ、やっぱり誹謗中傷はここから始まってると思います。
「なんで結婚とか子供作る前に言わなかったの」
「結局家族を傷つけた」
「自分勝手すぎる」
そんな言葉が多かった。
これは批判なのか誹謗中傷なのか。
微妙なラインですよね。
でも、「批判」というならその解決策を提示しないといけないのではないでしょうか?
どこの誰が、どんな権利でこの家族に「解決策」を出せると?
解決策はすでに家族の中で出していて、実行されているはずです。
つまり、外野の私たちが「批判」を行うこと自体がおかしいんですよね。
なぜ「そうなんだ~」で済まないのか。
「頑張れ!応援してる!」という言葉をわざわざ無理に言うことはないです。
でも文句や余計な事は言う必要はない気がしています。

さて、実際に最悪の事態が起こってしまった今、誹謗中傷等行っていた人たちはどうしてるんでしょうね。
悔いているのか。それとも喜んでしまっているのか。
ただ、どちらも全く意味の無いことです。
すでにやってしまったんだから。
悔いるならやるな。喜ぶなんて、もはや人ではない。
SNSで、なぜか喜ぶ人も見かけました。
なぜ?
りゅうちぇるさんが一体あなたに何をしたと?
自分のテリトリーを乱した、嫌な思いをさせられた。
そんな理由だとしたら、恐らく同じ事をあなたもしているでしょう。
だからこの結果に至った。
死してもなお、追い込まなければいけないんですか?
本人がいない今、その行為は残された家族を追い込むことになるでしょうね。
そしたら、一体何人の負の連鎖を起こすんでしょう?
それは、何か意味がある行為ですか?
ありきたりな言葉になってしまいますが、本当にもう一度よく考えて欲しいです。

そして、タイトルの件。

報道する人間と写真を撮る人間の在り方って考えたことある?


そのままです。
ぺこちゃんが緊急帰国したというニュースを見ました。
そりゃ帰ってくるよね。
きっと報道陣や、もしかしたら一般の人も空港などを張ってたと思います。
だから帰国も分かったんでしょう。
そして、足早に歩く親子に質問を投げかけていましたよね。
心境や理由的なことを聴いたり。
その質問を投げた人。よく見て欲しい。
そこに誰がいますか?
傷ついたぺこちゃんの隣にはまだ小さい純粋な子がいたはずです。
まだ理解もしきれない、何が起こったか分かっていないかもしれないその小さな子供に、その質問を聴かせるんですか?
ぺこちゃんがどのタイミングでお子さんに伝えたかは分からないですが、もしその質問を投げたときに知らなかったとしたら?
大切なことは、ぺこちゃんの口から伝わるべきではないでしょうか。
ここの真意は分からないので、これ以上は言わないけど・・・。
ずっと感じている報道する人間の低モラルさ。
「視聴者の知る権利」というけど、帰国直後のぺこちゃんの心境を知りたい人って、どれくらいいるんですか?
そもそも、報道から聞きたくも知りたくもないんですよ。
本人が発信する言葉だけで十分なんですよ。
実際、ぺこちゃんは気持ちをSNSで発信されてますし。
それだけあればいいんですよ。
なんで報道陣が行く必要があるんでしょうか?
対応なんてしたくないのに、子供を連れての移動だって大変なのに。
なんで邪魔するんでしょうか?
そして、写真を撮る一般人。なに?
憔悴してるぺこちゃん親子を撮影して、どうしたいんですか?
それを友達に見せたり、SNSにのせて、いいねが欲しいんですか?
全然いいねじゃないよ。
子供が一緒なんですよ?顔出ししていない子供が。
なぜカメラを向けられているのか分からない子供が可哀想すぎる。
それがトラウマで、まだ蕾の状態のいくつもの将来の夢がつぶれていったら、どう責任とるんですか?
そもそも、その撮った写真、あとで見るんですか?
なんのために?何がしたい?
これは、今回に限りません。
事故や有名人が亡くなったときなんかも、撮影するということが当たり前になってきている。
確かに、写真は、時には知られなければいけないのに知らされない事実を暴いたり、新しい何かを発見できたりする、素晴らしいものです。
でも、ただのいいね欲しさや、話題のためだけに撮影をすることは、何の意味もない。
ただの哀れな行いだと、私は思います。
理由を教えて欲しい。純粋に。
なぜその行動を起こすのか?その必要があるのか?
教えて頂きたい。

そして、最後に今私が感じていること。
りゅうちぇるさん、どうして?
子供の誕生日をお祝いしにいったんだよね?
わざわざグアムまで行ってお祝いしたんだよね?
その行動力は、子供のことを思ったんだよね?
なら、どうして最後まで子供のことを考えてあげられなかったの?
どうして、子供のお誕生日の次の日にそんなことをしてしまったの?
あなたは、楽しい想い出、素敵なあなた自身を子供に最期に残していきたかったのかもしれません。
でも、そうじゃないよ。
どんなに楽しい想い出も、素敵なあなたの顔や表情だって、時間が経つと残酷な想い出になってしまうんだよ?
あなたはそれで良かった、満足だったかもしれない。
でも、子供はそうじゃないんだよ。
残された家族は、いつまでもあなたが遺したかった理想のあなたのままで記憶に残せないんだよ。
本当に、子供のことを考えていたなら、最後まで生きて欲しかった。
中には、「そんなことまで考える余裕がなかったんだよ」という人もいました。
でも、そうじゃない。そうじゃないと思う。
やっぱり、りゅうちぇるさんの中に、「自分」というものが優位にたっていた部分があったと思う。
じゃなければ、この日を選ぶことはなかったと思う。
子を持つ親の一人として本当に思う。
この選択は、間違っていたと。


今回は、私の本音を書きました。
いつも記事を書くときは、当たり障りのない意見を書いてるんです。
どっちともない、無難な文章。
でも、今回は反感や反対も出そうなことを書きました。
そういう意見ください!ってことではないです。
どんなに人に嫌がられたとしても、これだけは吐き出させて欲しかった。
私の中で、そこだけは本当にモヤモヤしていたので。
私も自分勝手ですね。
嫌な方はスルーしてください。

ただ、報道や撮影について。
正直、今の時代はSNSの発達のせいで、ある意味狂っていると思います。
もう一度、改めていろんな事を考え直す機会ではないでしょうか。

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