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近い将来日本でも食べられる!? 高山のゲルで手作りヤクのチーズ🧀モンゴル トゥバ族

モンゴル3000m越えの高地にトゥバ族という民族が、同じく高山で暮らすウシ科の動物で生息数が減少しつつあるヤクと遊牧生活をしているそうです。
自給自足的な自然や動物との共生生活は、金銭的💰豊かさと=ではありません。
若者は進学の為に街に出たり、厳しい山の生活を望まず、別の仕事に就く人が増え、世界中から🌏この様な生活様式は減っていっているのかもしれません。

そんなトゥバ族出身でドイツ🇩🇪で学びベストセラー作家となったガルサンさんのご子息、ガルタイフーさんが厳しい冬の保存食として昔から作ってきたヤクのチーズ🧀を仲間と共に商品化し、皆の生活向上を模索しています。
元来、食してきたヤクチーズは天日で水分を抜いた石のように硬いものだそうですが、商品化するにあたりヨーロッパのチーズのような食感のものを作る事にします。
遊牧民のお家であるゲルを製造工場とし、ご近所(と言っても3000m級の高山で遊牧しているご近所さんをミルクが新鮮なうちに集めて回るので、バイクをすっ飛ばすにしても限界のあるなかなかな距離です🏍️)のミルクを集め、ミルクの状態をチェック✔︎
ヨーロッパの種類豊富なチーズを食べてきたガルタイフーさんは理想のチーズを作るため数年間試作を繰り返しました。
こうしてできたチーズの熟成庫では、担当の女性によって塩水でチーズが1つ1つ大切に磨かれ保管されています。
笑顔の彼女のインタビューは印象的で、愛情を持って見守られていることが伝わります。
きっと沢山は作れないでしょうから、いつか食べられるご縁がある事を願います。

のちに調べてみると、なるほど!硬そうですw
なんとほぼ全部ペット用品です🦴

Yak cheese Tuva Mongolia で調べてみるとヤクのチーズは既に流通している物もあるようなので、ガルタイフーさんのチーズも近い将来?もう既に?流通するのだろうと楽しみになります。

ウランバートルの大学に通い、休みの間チーズ作りのバイトで山に帰って来た女性は、私はトゥバ族ですと大学で言っても友達はその存在を知らないそうです。
ガルタイフーさんの父、ガルサンさんは息子さんの取組みやその先について、父として心配し、先人として在り方を生きて居られるように感じました。
ガルサンさんは自身の執筆で得た報酬を色々な形で返しているように見えま
す。

ガルサン チナグさん ホームページ

ガルサン チナグさん 書籍

↑書籍が紹介されています 

20m級の木を18本育てたら、一生分の酸素を地球に返せる

と笑って植林をしていた場面は私の知恵となりました🌲
この番組を見ていて、映画 ジェロニモ を思い出します。
変わらないものは世の中にないのでしょうが、静かにいろいろな在り方が許される世界であるといいなと思います。

余談ですが、番組中トゥバの方々のご自宅のゲルが見られるのですが、なんともなんとも可愛らしいカラフルな家具が目につきます🌈
ゲルに家具⁉️も驚きでしたが、カラフルに装飾を施された家具の素敵さにモンゴル家具への興味が止まりません!
ガルタイフーさんに家具も輸出して欲しいとお願いしたいくらいです!

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