【 noteで学ぶ ビジネスモデル 】 " アフィリエイト "ってどんな仕組み?
= こんな人におすすめの記事です =
「 昇進はありがたいけど、育児、残業、部下の指導で、ビジネスの勉強時間がない!最近は商品も売れにくくて、ビジネスモデルを学びたいのに…。 」
これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?
ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。
…ということで、このnoteでは、隙間時間に学べる『 ビジネスモデルの基本のき 』を週に1つずつお届けしています。皆様のお仕事に、またチームメンバーの育成などにご活用ください。
なお、『 他にもこんなビジネスモデルがありますよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!
= 今週のビジネスモデル:サブスクリプション =
① ビジネスモデルの名前
アフィリエイト
② 解説
概要:アフィリエイト(Affiliation)のビジネスモデルは、自社の代理店として機能する「アフィリエイター」が他社の商品やサービスを宣伝し、その成果に基づいて報酬を得る仕組みです。
企業はアフィリエイターが提供する顧客アクセスを利用し、自社の営業やマーケティングにかかるコストを抑えつつ、広範な市場にリーチします。
アフィリエイト・プログラムは通常、特定の行動(購入、資料請求、広告のクリック)に応じて報酬が支払われる形で運用され、インターネット上で広く展開されています。例えば、ウェブサイト運営者は他社のバナー広告を自社のサイトに組み込み、クリックや表示回数に応じたコミッションを受け取ることが可能です。
アフィリエイト・プログラムは、企業が自社で開発することも、外部のアフィリエイト・ネットワークを活用することもできます。後者の場合、グーグル社のような大規模なアフィリエイト・ネットワークを利用し、案件成約ごとにネットワーク管理者にコミッションを支払うことも一般的です。
アフィリエイターは、基本的なガイドラインに従いながらも、自由に自社のウェブサイトやSNSで製品やサービスを宣伝します。販売元は、どのアフィリエイト・サイトを経由して顧客が訪れたかを正確に把握できるように設定されています。
収益化のポイント:
アフィリエイト・モデルの成功の鍵は、成果報酬型であることに加え、低リスクでスケーラブルな点にあります。企業は新しい顧客を獲得するたびに固定の広告費を支払う必要がなく、成果に基づいたコストしか発生しません。このビジネスモデルは、特にブログやフォーラム、価格比較サイト、製品レビューサイトなど、コンテンツが多様であるほど強力です。
Who: アフィリエイターは、ブログ運営者、インフルエンサー、ウェブサイトオーナーなど多岐にわたります。彼らは自分のサイトやSNSで他社の製品を紹介し、販売元からのコミッションを収益源とします。
How: 成果報酬型の仕組みで、アフィリエイターは製品購入や資料請求などの特定の行動に応じたコミッションを受け取ります。企業は、成果が発生した分だけ報酬を支払い、広告費の無駄を防ぎます。
Why: 企業は、広範囲なマーケットへのアクセスを低リスクで実現できるため、アフィリエイト・プログラムを導入します。アフィリエイターも、特定の知識やリソースを活用して効率的に収益を得ることができます。
What: アフィリエイト・プログラムは、企業の売上拡大に貢献し、アフィリエイターには新しい収益源を提供します。両者にとって、リスクが少なく、スケーラビリティの高いビジネスモデルです。
③ 代表的な会社と活用例
Amazon: Amazonのアソシエイト・プログラムは、アフィリエイト・マーケティングの代表例です。ウェブサイト運営者がAmazonの商品を紹介し、売上の一定割合を報酬として受け取ります。
Google: Googleのアドセンスは、ウェブサイト運営者が広告を表示することで収益を得るプラットフォームで、クリックごとに報酬が支払われます。
Rakuten: 楽天のアフィリエイト・プログラムは、楽天市場の商品を紹介し、購入ごとに報酬を受け取る仕組みです。幅広いカテゴリの商品が対象となります。
④ 代表的な業界と従来のビジネスモデル
アフィリエイト・モデルが広く用いられている業界の一つは、eコマース業界です。従来は、企業が直接消費者にリーチするために、広告代理店を通じて大規模な広告キャンペーンを実施するモデルが主流でした。この従来型のモデルは、広告費用が固定されており、効果が得られない場合でも費用が発生するリスクがありました。アフィリエイト・モデルの導入により、企業は広告費用を成果に連動させ、より効率的な広告運用が可能となりました。
⑤ このビジネスモデルを僕が活用するのであれば…
1. オンラインカラーコーディネートサービス
サブスクモデルを組み合わせ、カラーコーディネート検定の知識を活かし、オンラインで個別にカラー診断を提供。診断後、関連商品のアフィリエイトリンクを提案し、収益化を図る。
2. 知的財産管理教育プラットフォーム
Eラーニングモデルを組み合わせ、知的財産管理士としての知識をオンラインコースとして提供し、学習者に関連書籍やツールをアフィリエイトリンクで販売。
3. パーソナライズド塗り絵本販売
カスタマイズ商品モデルを組み合わせ、画家としてのスキルを活かし、個別にカスタマイズされた塗り絵本を販売。併せて塗り絵用具のアフィリエイトリンクも提供。
4. アート作品の評価・投資プラットフォーム
クラファンモデルを組み合わせ、アート作品を評価し、その投資価値を分析するオンラインプラットフォームを提供。評価した作品の購入リンクをアフィリエイトで紹介。
5. 出版物のデジタルアーカイブサービス
サブスクモデルを組み合わせ、出版者としての知見を活かし、電子書籍やアーカイブ化された出版物を提供。関連商品をアフィリエイトで販売。
6. QC検定活用の品質管理ツール販売
B2Bモデルを組み合わせ、QC検定の知識を用いて、品質管理に役立つツールやソフトウェアをオンラインで紹介し、アフィリエイトリンクで収益化。
7. アートイベントのオンラインガイド
イベントマーケティングモデルを組み合わせ、画家や出版者としてのネットワークを活かし、アートイベントのオンラインガイドを提供。イベント参加チケットをアフィリエイトで販売。
* 参考図書
ビジネスモデル2.0図鑑
ゼロからつくるビジネスモデル
ビジネスモデル・ナビゲーター
= あとがき =
noteをご覧いただきありがとうございます。
会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。
作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。
ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、
「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」
でした。
学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。
日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。