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【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 上海ロックダウン、6/1に解除スタート。今の様子は? 』のご報告

自己紹介 


 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。

 本日は、私の趣味であるビールを飲みながら、日々学んでいることについて『 ブログ 』を書きましたので、その御報告をいたします。

本日の内容


 本日は『 上海ロックダウン、6/1に解除スタート。今の様子は? 』という内容でブログを書いてみたいと思います。

#急な解除

#驚き

 中国メディアや日本のメディアでも色々な報道がなされていると思います。私も当事者ながら、よく見ています(笑)。

#ANN

#大作さんとか

 私ごと、及び私(駐在員)の周辺情報にはなりますが、今の再開状況をケース別に書いてみたいと思います。

 …あ、流石に2ヶ月にわたる封鎖でメンタルも結構やられておりましたが、6/1、無事に街に出ることができ、少し気分も晴れやかになりました。note界隈の皆様の暖かなコメントで、封鎖期間中は本当に救われました。まずはお礼を述べさせていただければと思います。

 本当にありがとうございました!

#街に出た

それでは本題です。。。

■ 外出の状況

 6/1に政府から正式に通達が出て、通行証など無しでも、小区(マンション団地のようなエリア)から自由に外出することができるようになりました。ただし、一部条件もございます。

 ひとつ目は、『 72時間以内のPCR陰性証明書を提示する必要 』があります。小区エリアに入る際、見せます。

 そしてもうひとつは、『 場所コード 』です。これはその場所ごとに設定されたQRコードで、それを読み込むとその人がその場所に来たことを追跡できるようになっています。

 この2つの対応をするだけで、小区から外に出て、戻ってくることができます。

 …ただ、この2つの対応は本当に厄介で、後ほど注意事項としてお伝えさせていただきます(笑)。

■ 街の様子

 本当に人が増えました!パッと見、” 人の多さ ”だけで言えば、封鎖前と変わらないくらいの人の数かなと思います。自家用車も運転可ですし、公共バス、タクシー、地下鉄も間引き運転ではありますが、動き始めました。

 ただこれら、公共バス、タクシー、地下鉄、病院、全て先に示した『 72時間以内のPCR陰性証明 』、『 場所コード 』が必要です。つまり、ある程度計画性を持ってPCRを受信し、事前準備をしておく必要がある、ということです。

■ お店関係

 チェーン店(スタバ、マックなどなど)、中国のローカル飲食店、スーパー、公共機関に分けてお伝えしてみようと思います。

 まずチェーン店ですが、ファーストフード関係はまだ壊滅的なくらい空いておりません(笑)。もちろん、一部地域では再開したところも聞きますが、私の家の近くや街中のお店は軒並み閉まっておりました。

 次に中国のローカル店ですが、こちらは逆で、結構空いております。ただ、基本的には『 店内飲食禁止(政府通達だったと思います) 』ですので、テイクアウトのみです。一部、超ローカルの飲食店なんかは闇営業に近い形で、店内で飲食もOK、みたいになっておりましたが、ちょっと取り締まりなどにあったら怖いので、横目で見て素通りしておきました(笑)。

 とはいえ、それぐらい飲食店はキャッシュ含め、経営が大変な状況にあると聞いております。一刻も早く再開し、どんな形でも売り上げを上げる必要があるのです。この辺りは政府も目を瞑るのでは、と見ております…。

 ついで、公共機関です。銀行や郵便、市の申請機関、などです。こちらはもちろん再開はしましたが、完全復旧とはいっていません。出社人数を制限しながら(銀行などは従業員1回/週出社みたいです)業務を少し再開した状況で、人が足りておらず、業務が進んでいない状況にあるとのことです。ですので、申請業務では事前予約の上現場に赴くなどが必要で、その予約が取りにくい状況にあったりします。郵便なども集荷しても運搬までに時間がかかるようです。物流も完全復旧ではございませんので…。

■ 会社の再開状況

 6/1からオフィス再開をしたところが比較的多くあると聞いております。本格的な再開は6/6以降というところが多いですね。とはいえ、全従業員出社のところは私の知る限り少なく、出社制限をしながら対応している、そんな感じと聞いております。

 ちなみに、この会社のオフィスビルに入る際や、工場に入る際、こちらも『 72時間以内のPCR陰性証明 』を見せ、『 場所コード 』をスキャンする必要があります。

 …と、結構な項目でPCRの話が出て来ておりますが、最後の注意点はこのPCRや場所コードにまつわる話です。。。

■ 注意点!

 今、上海市内はどこに行くにも、地下鉄に乗るにも、マンション敷地に入るにも、『 72時間以内のPCR陰性証明 』を見せ、その場所の『 場所コード(QRコード) 』をスキャンする必要があります。

 つまり、” PCRを定期的に受ける ”必要があります。ここが注意点のひとつ目です。大体、2日に1回受けておけば間違いありません。3日目まで先延ばしにすると、出先で証明書の時間が72時間以上になってしまい、マンション敷地に帰れない、といった問題が出てくるからです。

#恐い

 ですので、皆、PCRを頻繁に受けます。2500万人が。ということで、今上海市内には臨時でのPCR検査場(キッチンかーみたいな感じで)が至る所にできています。『 なら困らないね 』と思われるかもしれませんが、ところがどっこい、人が多く住む検査場はディズニー並みです(苦笑)。1時間くらいは検査で待ったりします。。。

 そして、検査結果が出るまでに最長で24時間かかったりもしているみたいなので、解決策は” 頻繁に受ける ”ということになります。

 そして二つ目の注意点は『 場所コード 』です。これは何の目的かと言いますと、その一つは” 感染者と濃厚接触者を迅速に割り出すため ”です。つまり、定期的なPCRで陽性者が出たとすると、場所コードを追って行動履歴を割り出し、同じ時間に同じ場所に行っていた人たちを濃厚接触者として割り出します。そして一斉PCRを行います。というわけで、いつ何時PCRになるか、また隔離施設に移送されるか、この辺りが全く読めないというのが注意点ですね。

 実際、早くも6/1に地下鉄で陽性者が発見され、同乗していた人、全員すぐにあぶり出され、PCRを行い、自宅で健康観察、ということになったようです。もちろん、陽性者のマンション小区はまた” 封鎖”になったようです。解除初日ですが(苦笑)。こういうこともあるので、まだまだ出社には出社率を下げた対応をせざるを得ない、ということになるのが現状です。

■ 最後に、、、

 っと、ざっと6/4時点での『 上海ロックダウン解除後の様子 』をまとめてみました。一言で言えば、

・ざっと街を見回すと人の流れは従来にほぼ戻ったものの、

・会社やお店はまだまだ完全復旧とは遠く及ばない、

・やっぱり完全復旧は6月中旬〜下旬かな(所感)、

という形ですね。もちろん私が見えてるのは上海市内の一面だとは思いますが、少なくとも6/1、3に街をパトロールした感じ、こんな雰囲気でした。

 心配なのは飲食店関係ですね。。。本当に2ヶ月止まっていたので、売上の問題は死活問題と聞いています。これまでお世話になったお店などを今後積極的に利用し、少しでもお店の貢献ができればと思っております。心の底から応援していきたいと思います。

#自分も頑張らないとだけど

#こういうときは助け合い

#早速テイクアウト

 以上、長々と書いてしまいましたが、何かご質問等ございましたら、コメントなどでいただければお答えいたします!


◾️ 本日のビール

#ビールのデザインは素晴らしい

 シックでなかなか素敵なデザインです!

 以上、今後ともよろしくお願いします!

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頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。