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2019世界一周クルーズ紀行【後編】

「イマでしょ!」と2019年に、クルーズ船で世界一周旅行に飛び出した両親の話です。前編では横浜港からの出航を経て台湾→シンガポール→モルジブ→ドバイ→オマーンへ寄港した様子をつづっています。

中編では旅先のことだけでなく、体調不良に陥った父が受けた船上での診療など、旅行中や海外で気になる医療費や保険料について、実際にかかった料金やアメリカ在住の乗客から聞いた話なども紹介しています。航路はギリシャ→クロアチア→イタリア→バチカン市国→フランス→スペイン→ポルトガル→イギリス→アイルランド→アイスランドで訪問場所は10ヵ国17都市。

各編パーリーメイが特に行ってみたいと思った憧れの町

<前編>オマーン🇴🇲のサラーサ
「直径6メートルのシャンデリアや、1億1,500万の結び目がある重さ20トンのカーペット(本文より)」がある、同国最大のモスク「スルタン・カブース・モスク」の写真は圧巻でした。ぜひ、実物のシャンデリアを見てみたい!

<中編>イタリア🇮🇹のバーリ
地中海の白壁と群青色の海、真っ赤な花の組み合わせが、ひたすら夢のような景色を作り出している、とてもかわいい町。
クロアチア🇭🇷のドブロブニク
城壁の小窓から見下ろすヨットハーバーが、まるで切り取られた絵画のように美しく、赤煉瓦の屋根が特徴のこの町は、あのジブリの名作『魔女の宅急便』の舞台となった場所だそうです。

<後編>アラスカ🇺🇸のジュノー
両親が目撃したという「ドーンという地響き音が聞こえ、10階建てのビルに相当する高さから豪快に崩落する巨大氷河(本編より抜粋)」を見ながら、「パチパチ弾ける透明な氷河の氷でウイスキー🥃オン・ザ・ロック」を私も飲んでみたい!

また、日本よりは近いので、イギリスにいる間にいつか行ってみたいと前々から憧れているカリブの楽園、ジャマイカとコスタリカも捨てがたいです。

世界一周といっても、23ヵ国(世界の国々の12%に相当)34寄港地を98日間、かけ足で周る限られた地域ではありますが、皆さんもこれだけチョイスがあればどこか行ってみたい都市、興味をそそられる場所があるのではないでしょうか。全編を通して、それぞれお気に入りの町をぜひ探してみてください♪それではいよいよ佳境、パーリーメイ編集による両親のクルーズ旅行記、フィナーレである最終章、アメリカ大陸での様子をつづって参りましょう。

クルーズ船内での決済方法

2019年の6月4日より、3日ほどかけて欧州最後の寄港地、アイスランドからアメリカを目指して大西洋を横断した両親。夜は船内で英国のクラリネット奏者、ケニー・マーティンのディキシーランド・ジャズ(古典ジャズの一種)の演奏を楽しみました。

大型船舶ともなると、レストランにプール、ジム、宴会場ともはやそれは動くホテル。食事は込みですが、おみやげ購入やレストランでのワインボトルキープなど、支払いが必要なときは首から社員証のようにぶら下げたクレジットカード代わりのカードで払うので、完全キャッシュレスです。

貴重な船内画像、レストランにて

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