あなたの英語はネイティブ何歳レベル?vol.12<イギリス幼稚園児、読み書きが始まる年中さん>
イギリスの幼稚園年中(Receptionという名称の学年)前期でフォニックス(関連記事)を学んだあとは、アルファベットの読み書きが始まります(注※ イギリス全土での教育手順かどうかは不明です。あくまでも、わが子が通う教育機関でのケースであるとお考えください)。はじめは直線や波線、円、三角四角といった図形の線をなぞって「書く」ことを体に覚えさせます。
ひととおりドリルなどで練習したあと、いよいよアルファベットに入ります。日本語でも「トメ、ハネ、はらい、書き順」などに気をつけるのと同じで、英語でも線(ガイドライン)の上に揃えて書く(stay on the line)、bやpなど上下の線もきちっと伸ばす、書き順など、意外に厳しく指導するんだなと思いました。
日本語にはない英語ならではの指導方法
年中後期になると、単語間のスペースや文字を小さく書くことなど、細かい指導も始まります。家で文章を書く宿題が出されたときに、わが子は突然左手の人差し指を単語の右隣に置き、それから次の単語を書き始めました。内心「なんだなんだ⁈」と驚いていると、これは
と学校で習うやり方で、自分の人差し指を紙上に添えることで、必然的に指1本分のスペースが作られる、という仕組みです。日本語には濁点だけでスペースを空ける必要がなく、そんな指導法は夢にも思っていなかったので「ナルホド〜」と目から鱗でした。
同じように、日本語では指導しようがないな、と思った英語ならではの方法が「右と左の区別の仕方」です。わが子は左利きで、「お箸を持つ方、鉛筆で書く方が右手だよ」という必殺技が使えません。どちらの手でも使えるようしつけてしまったので、「お箸じゃない方」というのも使えず、担任の先生に「どうしたらいいでしょう⁈」と泣きつきました。すると先生は、笑いながら「あー、そんなのとっても簡単ですよ」と、いともたやすくいってのけました。それからわが子にむかって
と教えてくれたのです!!コレも鱗の鱗、何枚も目から鱗が落ちてしまいました!「レフト・ハンドのレ(L)」こ、これは日本語では教えられない、とっておきの指導法ですね。わが子もすっかり納得して、親子ともども得した気分です。
単語テストの実施
2学期になると英単語のつづり(spelling)テストが毎週課されるようになります。月曜日に新しい単語が3つずつ出され、金曜日にはテストなのでそれまでに覚えなければなりません。記念すべき初単語は
でした。名詞ではなく、フォニックスお得意の、同じ音がする単語どうしで覚えさせる手法です。
母(わたし)が知らなかった単語
まさにこのマガジンのテーマ、「あなたの英語のレベルは?私(パーリーメイ)、幼稚園児以下」を象徴する項目ですが、以下は私が知らなかった、園児用の教材に出てきた単語です。
ムム〜、幼稚園用でも母さん、十分タメになるぅ!
追記:このマガジンは時系列ではないので、現在わが子は幼稚園児ではありません。つまり、上記の「私」も数年前の私であり、さすがにいまではこれよりはレベルアップしてるはず?!で(でも、sillだけまだ覚えてませんでした😱)、「つ、つぼみ(bud)も知らなかったのかぁ」と、自分に呆れて?驚いています💦
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