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ふらっと弾丸ハードなセブ島

2023.03

「お互いが結婚して気軽に旅行にいけなくなる前に、どこか旅行に行って思い出をつくろう!」

と、大学時代からの友人とスケジュールの調整を始めました。

当時は2人ともまったく結婚の予定などありませんでしたが、「もう2人でサクッと旅行に行ける機会は今後少なくなっていくかもしれない…」と危機感を持っていました。

3月はちょうど春分の日があるので、土日と有給も使って2泊5日でどこかへ行くことに。

さて、どこにしよう?

国内もいいけど、せっかくなら海外?
女子2人旅だし、どこかでのんびりゆっくりしたいよね
あったかい国がいいな〜
そうなるとやっぱりアジアかな〜

そしてお互いがまだ行った事ない国フィリピン、セブ島に行くことが決まりました。

一旦セブ島までの飛行機チケットとホテルだけ抑えて、あとはノープラン。

「もうビーチでのんびりしよう」
それが私たちの当初の目的でした。

セブ島といえば、大学生の時に周りで英語留学が流行っていたり、ジンベイザメと泳ぐみたいなことやってた子いたよね?と思い出しますが…

さすがにジンベイザメと泳ぐのは若い人というか学生向けのアクティビティだよね、こわいし…
女子2人旅だしやめとこう…

と、それでも他に何もイメージがないので、ただただ今回はゆっくりしようとなりました。

早速深夜便に乗ってマニラに到着。
乗り継ぎでセブ島へ。

今回で改めて感じたのは、深夜便のアジア行きってめちゃくちゃ辛い。

機内で寝れなかったら、結構な地獄ですね。

たった数時間しかないので、気づいたらすぐ到着してしまい、しかも早朝に着くのでホテルのチェックインができずそのまま寝ずに観光することに。
(最初は機内でいっぱい寝なきゃ!と意気込むのですが、機内でご飯出てきたりするので全然寝るタイミングがわからず結局徹夜気分でした…)

まずはタクシーをチャーターして
色々回ってもらうことに
謎の映えスポット
フィリピンのソウルフード、ジョリビー
(めちゃくちゃ脂っこい)
連れて行ってもらった広場


観光してたら楽しくなってしまい昼寝をすることなく、夜まで街散策…。

私の悪い癖でやっぱりせっかく来たからには「ここもいきたい」となってしまい、のんびりするどころか結構1日中歩き回ってしまっていました。

ホテルのスタッフやタクシーの運転手に

「ジンベイザメは?」と何度も聞かれ、その度に私たちは「いや今回は行かないよ〜」と答えるのですが、全員「もったいないね〜!行けばいいのに!」といった反応。

あまりにもこのやりとりが多すぎて…

そうなると、やっぱり気になってくる

「ジンベイザメと泳ぐ」プラン…

「せっかくならやってみたいよね!若いうちにしかできない!」と、気分が変わっていき、相方も同じことを考えていました(笑)

こうなってくると、全然のんびり旅じゃなくなってきます。

ホテルで日本語ができるスタッフにツアーをおすすめしてもらったり、観光デスクに行ったり、ネットで探し…
相方が激安プランで直前予約OKのジンベイザメと泳ぐツアーを見つけてくれました。

「ジンベイザメと泳ごう!」

早速ホテルへのピックアップの時間を確認します。
メールを確認すると…

午前4時集合

え、早すぎない?
起きるのはえっと…午前3時?

結局その日はナイトマーケットで食事をしたりして夜遅くまで観光していたので、徹夜してそのまま1日遊んでいたような感覚。

そうなるともう早く寝なくちゃ…

綺麗で広いホテル
これでも1人一泊5000円くらい
濃厚マンゴースムージー
ローカル市場

歩き回って疲れていたのと圧倒的な睡眠不足、そして恐怖の3時起きにビビり、21時ごろには寝ようとすると、だんだんと聴こえてくる爆音のクラブミュージック…

ホテル横にクラブがあるなんて知らなかった…

うるさすぎる全然寝れない…こんな日に限ってこういうホテルにあたっちゃうものですね…

午前3時のアラームが鳴った時は絶望でした
(多分2時くらいまで爆音が続いていました)

早速バスに乗ってジンベイザメのいるビーチへ。
片道3時間半ほどかかるショートトリップです。
とっても狭いバスでしたがここぞとばかりに眠りました…

ジンベイザメと泳ぐためには順番に列に並んでだいたいそこで1時間くらい待つことになりました。

自分たちの番が来て、何も説明がないまま(ライフジャケットもない)、ボートから海に飛び込みます。
(最初飛び込む瞬間はやっぱり怖かった)

ボートの上から見えるジンベイザメ

そうするとエサに釣られてどんどんやってくるジンベイザメとついにご対面!!

近い


近すぎる!!

怖い!!(人間は食べないそうですがやっぱりどうしても怖い)

口を大きく開けてやってくる
もはや当たってしまうくらいの近さ
幻想的な海の世界

何度も息を止めて潜っては近くにくるジンベイザメに大はしゃぎ。
思わず相方と目を合わせて叫びました。

一生に一度の経験してるな…と心から感じました。

これ、こんなに楽しいのにセブ島までやってきてやらないのは勿体ないです!

ほぼ徹夜状態が2日も続いていたので、眠い中のアクティビティでしたが一気に目が覚めました。
そして睡眠時間も少なかったので本当に夢だったんじゃないかと思うくらい、あっという間で、異世界で、幻のような時間(笑)

行って良かったです。

ジンベイザメと泳いだ後は海でシュノーケリングをしたり、滝に連れて行ってもらいました。

大自然の中にある滝
シュノーケリングで見つけたクマノミ


帰る時間には残念ながら渋滞にハマってしまい、4時間ほどかけてやっとホテルに到着。
ホテルの近くでさくっとご飯を食べます。

全然ゆっくりのんびりな旅じゃないね、というかめちゃくちゃハードだったよねってお互いやっと気づいて笑いました。

次の日、早速もう帰国の日です。
あれ。あっという間に終わってしまった…

今でもこの旅は夢だったんじゃないか?と思うくらいあっという間で、そして弾丸でハードでした。

羽田に無事到着後、

「やっぱり結婚してもこういう旅行たくさん行こうね!」

と約束したのでした。


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