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翻訳にまつわるあれこれ

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翻訳について、翻訳者としてのあれこれなど
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#翻訳家

【地方住み子持ち翻訳者】東京出張

【地方住み子持ち翻訳者】東京出張

10年ぶりくらいに東京へ。

出産後初の単身一泊旅行。
夫の休み、子どもの休み、もろもろ考慮して、私がいなくても混乱なく回りそうなスケジュールを立てる。

行きは空港まで車で送ってもらう。
車を降りて自分の足で歩きはじめたら、荷物が重い!たった一泊だけど、資料と私物の本(ハードカバー)3冊が効いている。

待ち時間にご挨拶先へのお土産を買う。
お気に召すといいのだけど。

飛行機が好きなので、機内

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【翻訳】1日の仕事量を把握する

【翻訳】1日の仕事量を把握する

急ぎの仕事が入り、無理めのスケジュールだとは思いつつも、受けた。

がんばればいけるかな、ということで取り組んでみたら、1日1500ワードくらいいけた日もあって。

※これから翻訳者になりたいと思っている人は、自分の1日の処理能力を把握しておいた方が良いです。1日に進んだ量をワードの文字カウントなどで確認して、記録しておく。仕事の依頼があった時、納期と見合わせて可否がわかりやすいので。

調べてみ

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言葉選び

言葉選び

幼い頃から本、に限らず文字が好きで、読めるものはなんでも読んでいた。お菓子を食べる時は、箱に書かれた原材料表示もくまなく読んだ。

長じて書くことが仕事になり、このような「読む」ことの蓄積が役に立っていると感じる。頭の中に言葉のストックがあるからだ。

私の仕事は翻訳。英文をインプットして、対応した日本語をアウトプットする。書かれていることの意味を理解したら、状況に最適な日本語を探してあてはめる。

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女流とかセクシュアリティとか

女流とかセクシュアリティとか

原文中に引用があった場合、すでに世に出ている(定着している)日本語訳があれば、それに倣うことにしている。

ここ数日も、図書館で同じ本の違う版を3冊借り、分厚い3冊からたったひとつの文を探していた。

その本は女性作家の日記で、当時彼女は30歳前後。恋愛のこと、承認欲求のことが多く記されている。私も昔はこんな感じだったかもな、などとも思うけれど、それだけに、同族嫌悪というか、忌避したい気持ちになる

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脱稿&

脱稿&

脱稿!
こちらの続きの第3巻。

これから長い校正作業に入るので、本になるのはまだまだ先だけど、ひとまず祝杯。

そんな今日は、注文していたリビアングラスが届いたり(明日つけてみる)、ブレスレットのラブラドライトが落っこちて割れたりもして。ひとつの終わりと始まりの日感。

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