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【地方住み子持ち翻訳者】東京出張

10年ぶりくらいに東京へ。

出産後初の単身一泊旅行。
夫の休み、子どもの休み、もろもろ考慮して、私がいなくても混乱なく回りそうなスケジュールを立てる。

行きは空港まで車で送ってもらう。
車を降りて自分の足で歩きはじめたら、荷物が重い!たった一泊だけど、資料と私物の本(ハードカバー)3冊が効いている。

待ち時間にご挨拶先へのお土産を買う。
お気に召すといいのだけど。

飛行機が好きなので、機内ではずっと窓の外を眺めて過ごす。機内エンタメでフライトシュミレーターみたいのがあって、今この辺、って表示されているので、それと窓の外の風景を照らしあわせていく。

羽田に着けば、モノレール!
車窓からの海、倉庫などの眺めが好き。

自然は自然で好きなのだけど、工場やコンビナート、JCTなど人が一生懸命考えてつくりあげた人工物も好き。

東京には、江戸の名残がそこここにみられる。大切に保存されているものだけではなくて、たとえばなんてことない路地裏にも、江戸の頃からここに人が暮らしてきたんだなという感じがある。

人が多いのが難点だけど、それだけの人がいかに便利に快適に、と知恵を絞った結果の「人間の営み」というようなところが、大都市の魅力のように思う。

ホテルに荷物を預け、お世話になっているヒカルランドさんへ出向く。

1階奥には素晴らしい音響ルームが。

いろいろな本やグッズを見せていただいたり、仕事の話もいい感じに進み、実りある時間。

ホテルに戻れば、完全なる非日常のひとり時間。自分のペースで過ごせるというだけでしあわせ。

翌朝。

ホテルの朝食が好き。

出発までなにしよう、と考え、小石川後楽園へ。

ここは徳川家の庭園で、多くの人に踏まれてつるつるになった石をみればまた、江戸時代からいろんな人が歩いたのだろうな、と感じる。

最高のチルを満喫し、モノレールで羽田へ。
慣れない靴に重い荷物もあって、足が痛い。

無事に地元の駅にたどり着けば、小学生の娘が重い荷物を持ってくれた。
たくましくなったなー。

翻訳者は誰とも会わずに仕事を完結できるけど、それだけに、直接お会いしてお話しできる機会は大切。

そして二児の母としては、「自分だけのための時間」を持てたことも素晴らしかった。

たまには行きたい!出張!!


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