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角ハイボール片手にエクリプスの話を(#呑みながら書きました)

noteで定期的に開催されている「呑みながら書きました」という祭りがありまして、我もしてみむとすなり。

角ハイボールがお好きでしょというわけで、手元には500ミリリットル角ハイボールの缶があり、そいつを片手にスマホをポチポチ打っていくとしますか。

最近はタブレットで文章を書くことが多くなってきているのですが、以前に愛用していたGoogle日本語入力ツールがGBoardに切り替わってからどうにも使いづらくなりましてな。

自分はこのように、ある程度の文字数が並んできたらスペースを1行ぶん開けるようにしているのですが、GBoardだと、スペースを開けるためにエンターキーをタップしたら、どういうわけかその上に書いていた文章が消えてしまうという現象が多発する。

Google日本語入力だった時代にはなかった現象で、原因は今もって不明。GBoardは予測変換の多彩さが特長でして、固有名詞をしょっちゅう使う自分には重宝していたのですが、書いた文章が片っ端から消えてしまうのはさすがにストレスが過ぎる。無理。

なので現在はスマホにデフォルトで入っているキーボードでポチポチ変換。聖飢魔IIもL'Arc~en~Cielも打ち首獄門同好会も一発変換できな……、あれ?ぜんぶ一発変換できましたわ。あ、でも、打首獄門同好会はちょっとおしかったな。

という感じで祭りですが、わたくし大阪の岸和田というところで幼少期を過ごしまして、岸和田といえば岸和田愚連隊というワードがあるように、なんだか畏れ多いバビロンシティなのではないかというパブリックイメージがイニシエーションしているみたいですが、我がじーちゃんばーちゃんの家がある辺りはそんなことは全くありません。極めて平和でのんびりしたところです。路上駐車はめっちゃ多いけど。

幼い頃、じーちゃんとその辺りを散歩するのが好きで、そこらじゅうに停まっている車の名前をひとつひとつ、じーちゃんの隣で言っていくのです。ミニカ、カローラ、ミラ、ギャラン、マークII、パジェロ。たまに名前がわからない車に遭遇したりもします。

そういう車はみんな外車だと思っていて、「がいしゃ」と口に出して言っていました。ただ、そのうちに知識がついてきた頃に、外車というのは日本の車とはハンドルの位置が逆なのだと気づき、ということは右ハンドルの車は、たとえ自分が知らない車であっても外車ではないということに気づきました。

しかしこれにもまた罠がありまして。ええ、イギリスも右ハンドルなのです。オーストラリアもそうですが、オーストラリア産の車を日本で見かけることはあんまりないですからね。だからつまりミニクーパーは右ハンドルであっても日本車ではないイギリス車である。ちなみにルパン三世が乗っているのはフィアット500というイタリア車である。

たまにあれをミニクーパーと勘違いしている人がいるけど違います。でも、ミニクーパーが出てきてルパンが乗っている話もあるんですけど。あと、当時は三菱がアメリカ?北米?から逆輸入してきたものを日本のディーラーで売っていたりして、近所のアパートの駐車場には三菱エクリプスという左ハンドルの日本車がいました。

あ、それはもう小6くらいの頃の話で、ミニ四駆を組み立てていたので自動車の基本構造は知っていて、日本で販売されている車の名前を81%くらいは言える感じになっていました。神童と言って良かったはず。ふつうの小学生は三菱エクリプスなんて知らないし、その三菱エクリプスを毎日のように観察したりしない。

この三菱エクリプス、北米では人気があって2012年まで売られていたようですね。日本ではどうでも受けなさそうで、アメリカでは売れそうなデザインなのがなんかわかる……。なんだろう、末期のトヨタのソアラっぽい。あれもアメリカでは売れたらしいし。かっこいいんだけどなあ。

で、その小6の頃に観察していたのは三菱エクリプスの初代の前期型。映画『ワイルドスピード』シリーズにも出てくる後期型ではなく、前期型。ちなみにワイスピは初期は観ているのですが、空を飛んだりし始めてからついていけなくなり、スパイ要素が強くなってから興味がなくなってしまった。車が走るのを見たいんだよ俺は。もはやそれ以外どうでもいいんですよ。

で、エクリプスの前期型ですが、当時でもなかなかレアだと思う。1992年にマイナーチェンジする前のリトラクタブルヘッドライトタイプ。リトラクタブルヘッドライトというのは、ヘッドライドの開閉が可能で、パカッと開くなんかあれ。説明がめんどくさい。要するに昔のフェラーリみたいなやつである。昔のフェラーリというのは、『こち亀』の100巻より前の中川が乗っているようなやつである。この説明でわからんかったらリトラクタブルヘッドライトのウィキペディアの項目を読んでくれ。

そんなこんなで角ハイボールロング缶ももう残りちょっと。最初なんの話をしていましたっけ?あ、祭りかあ……。岸和田のだんじり祭の話をしようとしたんだよなあ……。つっても、「じゃないほうの地区」だからなあ……。

岸和田市内にある「だんじり湯」は、大阪府内でも他にない、だんじりをフィーチャーした銭湯です。行ってみよう。そこから歩いていける距離のラパーク岸和田でわたしは初めてCDを買ったのです。B'zの『Treasure』なんですけど。あ、角ハイボールが終わった。

サウナはたのしい。