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認定・専門理学療法士更新の手引き①

本記事では,新生涯学習制度における認定・専門理学療法士の更新要件,特に入会年や取得年による違いについてまとめます。新規取得者の方はごめんなさい。気が向いたらいつか記事にします。

①読む前の注意点⚠︎

本記事は2022年まで(新生涯学習制度が始まる前に認定・専門理学療法士を取得した人)に寄った内容となっています。それ以後に取得した方は更新要件が大きく異なります。その点ご注意の上,ご覧いただけますと幸いです。

②認定・専門理学療法士更新要件

認定・専門理学療法士は5年毎の更新制です。

本来は資格更新には学会発表の筆頭演者もしくは筆頭著者としての論文投稿などが義務付けられていますが,2022年4月1日までの取得者はこの要件が緩和され,更新ポイントと更新年度には"更新時研修"の受講のみとなっています。

入会年・取得年により更新に必要なポイントが若干変化します。また認定・専門理学療法士を維持するには,登録理学療法士の更新は必須条件です。登録理学療法士を更新できない場合には,問答無用で認定・専門理学療法士資格は剥奪されるため注意してください。

1.入会年の確認方法(Web版)

アプリを用いる場合は画面右上のmenuをタップすると同様の画面が出ます。

マイページログイン後,画面上部の「登録内容の変更・確認」から「各種申請状況の確認」をクリック。
申請状況の画面に変わり,入会年月日が表示されます。僕の場合は2015年度入会です。
※所属士会などが表示されたため,黒塗りにしています。

2.取得年の確認方法(Web版)

アプリを用いる場合は画面右上のmenuをタップすると同様の画面が出ます。

マイページログイン後,画面上部の「生涯学習管理」から「履修状況確認」をクリック。
画面下部へ移動し,認定または専門更新をクリックすると上記画面が出ます。僕の場合は基礎理学療法専門理学療法士の取得年度は2022年度です。駆け込みで取得したとか言わないでくださいね。

3.2017年〜2020年4月1日付の取得者の初回更新

2017年〜2020年4月1日付で取得者は移行措置で初回更新時のみ必要な点数が緩和されています。初回更新時のみ,学会発表の筆頭演者もしくは筆頭著者としての論文投稿は必要がなく,取得年により必要点数が変動するため,確認し,更新年までの取得することを目指しましょう。(更新時研修を忘れずに)

4.2022年4月1日付の取得者の初回更新【※2017年度以前の入会者】

初回更新時のみ,学会発表の筆頭演者もしくは筆頭著者としての論文投稿は必要がありません。期間内に更新に必要な100ポイントの取得することを目指しましょう。(2026年度の更新時研修を忘れずに)

5.2022年4月1日付の取得者の初回更新【※2018年度以後の入会者】

登録理学療法士を取得するまでは,【暫定】の位置付けとなります。そのため,まずは登録理学療法士の取得を目指しましょう。登録理学療法士取得後は自動的に認定・専門理学療法士となります。更新時期は登録理学療法士を取得してから5年後です。

更新に必要なポイント取得は「登録理学療法士取得後」より可能なため,上記でも述べたとおり,登録理学療法士の取得を最優先してください。またこちらも初回更新時のみ,学会発表の筆頭演者もしくは筆頭著者としての論文投稿は必要がありません。(更新時研修を忘れずに)

6.まとめ

今回は新生涯学習制度における認定・専門理学療法士の更新要件,特に入会年や取得年による違いについてまとめました。やや複雑となりますが,ご理解いただけたでしょうか。次回はポイント取得についてお話しできたらと思います。今回の内容で分かりづらい,気になることなどあればコメントいただけますと幸いです。

登録理学療法士更新についてはこちらの記事を参考にしてください。

長くなりましたが,ご覧いただきありがとうございました。〔スキ♡〕いただけますと励みになります。note会員でなくても押せます🙆‍♀️
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では,みなさん引き続き,頑張りましょ〜!

2022.06.25


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