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うりぼー
2021年1月23日 23:38
「ダニ」の話から始まるこの小冊子は、さまざまなジャンルの本で紹介されている。タイトル通り、様々な生物がこの世界をどのように捉えているかを実験や観察の事例を用いながら紹介している。動物行動学や哲学からも注目される「環世界」という概念を、この世に送り出した本は、なんと約1世紀前に書かれた。僕が初めて知ったのは、千葉雅也によるドゥルーズ解釈において紹介される「ユクスキュルのダニ」※1だった。伝聞
2021年1月17日 22:27
これまでに読んだ哲学や現代思想の本を感じながらページをめくった。僕の肌に「現代思想」は合わないと感じていたけれど、引用される哲学者の概念たちが、スッと結びついていくのは気持ちがよい。國分功一郎による「暇と退屈の倫理学」は、暇で退屈なときに感じる「なんか面白いことないかなあ」という気持ちを深く掘り下げていく本だ。時節柄、室内にこもって生活する人がきっと多いと思う。アウトドアな人にとっては
2021年1月1日 19:37
職場で感じるストレス、人間関係の疲れ、生活の中で起こるモヤモヤした気持ち。「嫌だけど、私が我慢したらうまく回る」「ここまで考えるのは、気にしすぎかもしれない」そういう嫌な感情をどこに持っていけばいいんだろう?1番簡単な解決法。それは、自分はそういう性格なのだと納得することだ。最近テレビやインターネットで「HSP」という言葉をよく見かける。HSPっていうのは、Highly Sen