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修正の効果を出せる

こんにちは。STUDIO RのKeikoです
先日、インスタにこんな投稿をしまして、
ピラティスインストラクター泣かせの
”修正のスキル”

泣くほどでもないですが
なかなか、エクササイズ中にお客様を
よりよい動きへと導くことが
(これを修正すると表現しているんですが)
難しいと感じるインストラクターが
少なからずいるということ。

それっぽく
コレやってます!なんて
言ってみましが具体的にどんなことなのか
をnoteに綴っておきましょう


すでに原因や問題点を語っている

お客様をどのように評価しているかによって
異なりますので、それぞれの基準をもっていて
構いません。

  • 身体機能(関節や筋)の状態

  • 姿勢の状態

  • 動きの性質、硬さ、柔らかさ

  • 運動の協調性(コーディネーション)

  • 瞬発性、持続性

  • 条件下でのバランス感覚

  • 言葉の理解と動きの反映

など
様々な事象を的確に捉え、
どの問題とどの問題が
何を引き起こし、
どんな事がエクササイズ中に起きている。
どんなことが、お客様の不調の原因の
要素と関係している。

というような思考回路を「語っている」

これは、実際にお客様に説明してる場合、
はたまた、インストラクターの頭の中で
整理整頓されている状態です

私は「観察・分析・統合・解釈・考察」
というような段階で整理していくんですが
(やり方古いかな)
ピラティスインストラクターの場合は、
理学療法のような測定評価、検査項目等は
ないので、姿勢を簡易的に観察するとか、
エクササイズは動作分析に相当させる形です

つまり、エクササイズを通して
観察したものを分析し、解釈して
プログラムを実践し、
それらが合っていたかどうかを考察する

この思考回路が何十人、何百人、何年と
繰り返し、それらを反復して行うことが
高ければ高いほど、
お客様のエクササイズ修正の効果は
格段に上がります

難しく聞こえますが
自分なりに行ったことを日々、まとめて
考える時間を持っているかどうかです。
書き出す人もいれば
ひとりごとのようにブツブツ言ってもいい
箇条書きに記憶に残す人もいれば
映像に残している人もいる

どんな方法でも自分に合っているものを
探して繰り返し「語っている」状態を
創り上げていくのです

修正すればこうなる!すでに結果を把握済

前述した事を行うことで、何をすれば
どうなるかは予測されている状態です

なので、どのぐらいの負荷で
どんなキューイングで
何をいつ、どのタイミングで行えば
修正できる方向に導けるかを把握しているわけです

ただ、最初の段階ではあくまでも「仮説」です
仮にこうすれば、こうなるだろう
と修正を試みる

あ、違うな。じゃあ、こうしよう!
という次の判断も即時にできることが重要。

大抵の場合、1つ修正を行って予想外の
ことが起きると、
「あ!ごめんなさい」
「ちょっとやめておきましょう」
となりがちですが、その部分が大きく違います

例えば、転倒のリスクがあるとか
筋肉を傷める、関節を痛める
と判断されれば、「やめておきましょう」
なのですが、そうでない場合を判断して、
負荷を変える、キューイングを変える
タイミングを変える
小さな変更で、動きを変えることをしていくのです

全てが、1歩、2歩先、もっと先を読むことで
結果を把握できるようになります

すでに適切な部位に手がスタンバイ

ここまでくると、もう勝手に!?
インストラクターの手は適切な部位、
またはツール(小道具、マシン、プロップ)に
手がスタンバイしているはずです

不必要な手はなくなります。
笑い話ですが、
私は昔から、お客様や患者様の
ウェアや着ている服のしわを
伸ばしてしまう癖があって。
お客様に「あら、やさしいわね」って
言われた事があるんですけど、、、

伸ばしたい、どうしても評価するから伸ばしたい!ww

優しさもあるという前提で言いますが😄フフ
修正するための思考回路の中で、
しわは邪魔になります
なので、ついつい、手が~~~~

そういう事です。

今、流行のぴったりしたウェアなども
もちろん見やすいのもあるんですが、
その方の姿勢や筋、動きの特性で
そのウェアの伸縮の強さが動きの
邪魔になることもあります。

なので、もしお気に入りであれば、
どの部分の素材の影響があるかを
説明したりします

気になる伸縮性、着方も教えちゃう

このポジション直したいと思ってしまったら

ということで、インスタにアップしました
投稿内容はいかがだったでしょうか

人の動きを、動いている中で修正するというのは
緻密な段階が必要であり、
そのためのまとめの時間があったり
教えを通して、吸収するものを丁寧に
整理整頓したりする事が
「動きを修正する効果」へと繋がるのです

私の知っているインストラクターの方々で
この思考回路ではない
そして、
その全てを
「感覚的に」
「なんとなくこうした方がいいんじゃなーい」
「多分、この方がやりやすいですよ」
と思考回路なしでやっている人も結構いますww

あれは、一体どういう事なのでしょう!
解説してほしいですけど
帰ってくる答えが、だいたいの確率で
「なんか、カラダがそう言ってました」
って言うんですよね~ 
めちゃくちゃ面白い

以前にnoteにアップしたこちらも読んでみてね
科学的根拠いる?いらない?

それでは明日から
その確率の高いメンバーのいる福岡へ行ってまいります!

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