受験について考えたら、親子それぞれの課題を見つけた。
今日は、昨日とうって変わってよいお天気でしたね。
今日、11月3日は晴れの特異日なんだそうです。
テレビで天気予報士さんが仰っていました。
気象庁によると、なんと70パーセントの確率で晴れているのだそう。
爽やかな秋晴れで、イベントやおでかけにちょうど良いでしょうね。
結婚式とかも、この日だと高確率で晴れに恵まれそうです。
そんないいお天気でしたが、私はこの半日ほどをどんより気分で過ごしていました(苦笑)
と、いうのも。
長男がいつまで待っても本気で受験勉強に取り組まないから。
一か月前に、とうとう私がしびれを切らして、毎日一緒に勉強していたのですが。。。まだ逃げ腰なんです。
模試や学校の実力テストでも、その努力が点数に現れるまではまだいきません。そりゃあそうです。
たかだか一か月。それも及び腰で「やらされてる」感が拭えないようじゃ、
結果が出るわけありません。
というか、そんなので結果が出るなら、これまでコツコツやってた子の立つ瀬がないですよ。
だから、点数に結びつかないのはこちらは重々承知。
でも、長男は、やってもできない、と思ってしまったみたいで。
ちょっと上向いてた気持ちが、また投げやりな態度になって出てくるようになりました。
こっちがどれほど工夫したり努力しても、当の本人に心底のやる気と覚悟がないのなら、仕方ないですよね。
でも、
「君はどうしたいの? もう本当に勉強したくないの? それなら、そういう道を一緒に探すよ」
と訊くと、
「高校は行きたい」と。
・・・じゃあ、どうして本気で取り組まないの?
「やっても(どうせ)できない」=意味がない、無駄。
という思考と自分自身を諦めている長男の姿が見えるようで。
それが、何より私は嫌なんです。
方法なんて、いくらでもあります。
それなのに、試す前から諦めるその心根。
それこそが、問題なんですよね。
で、結構、長男に本音を言いました。
1カ月やそこら、しかもこの勉強量で結果が出ないのは当たり前。
積み重ねてきてない分、もっと努力が必要。
いつまで、甘えてるの?
もう嘆いたり逃げたりする暇はない。
やるべきことから逃げて、やりたいことだけやってるうちは子どもだ。
やりたくないことでも、やる必要があるなら立ち向かう。
それが、大人になるための一歩なんじゃないの?
って。
長男、神妙な顔で聞いてました。
思えば、私が彼に対してそんなふうに叱るのはこれまでなかったかもしれません。
あ、日常の細かいことは別ですよ。
でも、いつも先に主人が怒ってしまうので、私は自然とフォローの方に回ることが多かったです。
でも小学生や思春期のピークを超えるまでは、聞く耳がありませんでした。
人一倍、私の表情や声に敏感で、異常を察すると全力でシャットアウトでしたから。
今まで言ってこなかった気持ちを言いながら、ふと思いました。
長男は、勉強を先延ばしにしてきたけれど、
私も、彼に本音で伝えることをしてこなかったかもしれない、と。
我が家の受験は、
長男にとっては、これまでの遅れを取り戻すのと、諦めずに努力すること。
私にとっては、少し大人に近づいた彼に本気の叱咤激励をする機会。
なのだなあと思いました。
長男も私も、それぞれ苦手なことです。
話を聞いた後、長男は
「お母さん、今まで本気で勉強できなくて、ごめんね」
と言いました。
うん。
もう過ぎ去ったことは仕方ないから、これからがんばって取り組もう。
親子、それぞれの課題をクリアするためにがんばろうと思います。
読んでいただきありがとうございました。
受験生の皆さん、またそれを支える皆さん方。日々大変ですけど、がんばりましょうっ。