投資の真実を暴く!誤解だらけの10大迷信
雑誌プレジデントに投資への誤解が特集されていました。
■投資への誤った理解10
(1)投資は怪しい
(2)投資は最終的には必ず損をする
(3)投資を学ぶ時間がない
(4)投資をする時間がない
(5)投資は面倒くさい
(6)富の奪い合いは卑しい
(7)投資にはまとまったお金が必要
(8)税金関係がややこしい
(9)プロには勝てない
(10)手数料が高い
この10項目について、私の見解を書いてみます。
思い込み
この思い込みが厄介な代物です。先入観ともいいます。
わずかな情報とちっぽけな経験から生み出される魔物。感情中心に行動している人たちは、この思い込みや先入観から、適切ではない行動を取りがちです。
多くの場合、この思い込みや先入観は間違っています。今回取り上げるプレジデントの10項目の間違った理解がその典型例です。
間違った先入観とは、主観からきていますので、客観的な情報を素直に取り入れるスキルが必要です。
ここでのポイントは「客観的情報」+「素直」の2つセット。必ず両方が必要です。ネット社会において、「客観的情報」入手は容易です。簡単に、無料で、iPhone片手に見つけ出すことができます。
しかし、「素直さ」がなければ、その客観的情報を主観的に置き換えてしまいます。それを思い込みと言います。
素直に読めば、そんなこと書いてないじゃんってことばかり。そんなあなただけの思い込みを、あたかも既成事実のように声を荒げていうことは、かなり恥ずかしい行為ですよ。
(参考記事→人は感情やイメージで動かなくなる)
思い込み
先入観
バイアス
偏見
固定観念
それぞれの言葉の定義はよく知りませんが、すべては事実に基づいているかどうかで判断できそうです。
つまり客観的か? 主観的か?
自らの考えが、真実に基づいて正しく判断できているかどうかがポイントとなります。
あえて同意するまこさん
さて、本題です。
この10項目について、私の見解を書いてみます。
実はよく聞くセリフばかりです。
わたしの金融勉強会や個別お金の相談で面会している方たちが、このまこさんnoteを読んで下さっているので書きにくいのですが、該当者が目に浮かびます。
この10項目は、ほぼ誤解で、ほぼ不正解です。ほぼと付けたのは、人によるところや、状況に応じて変わる要素があるからです。
勉強会や相談会の学びの場では同意しませんが、そうではない環境でこのセリフが出る時は、私は基本的に同意します。あえて正しいことを伝えたところで、感謝されるよりも、本人を傷つけることもあるからです。
誤解であろうと、不正解であろうと、本人が強く信じているなら、同意してあげた方が相手を尊重してことにもなるし、円滑な関係のままでいられます。私が正義を振りかざすことで悪者になりたくない保身行動なんです。
もちろん、これは見せかけの演技です。長く会社員をしてきたので、場の雰囲気を読んで流されることも身につけた処世術なんです。
もし、こんな同意の仕方を世間話をするときは、歴然とした経験と知識の差がある場合に限ります。私は金融のプロではなく、並の金融常識人です。その並の私と、比較しようもないほどの金融リテラシーレベルが低い人との会話ってことです。
たとえば、野球少年が、大谷選手に向かって野球知識を間違って言ったとしても、大谷選手は、「その元気いいぞ、頑張れ!」とあえて正さずに応援することでしょう。(決して私が大谷選手だと言いたいわけではなく、差があるって例え話ね)
なんとなく、そんな気分で、知識の差を感じる人とは話すことがあります。
嫌味っぽく反論するまこさん
このように反論された方は脈アリです。あなたのことを思って嫌味を言いながら、気づいてほしいから反論しています。見込みのない人には、あえて同意するまこさんのセリフ「そうでよね〜」を連発しまくるからです。
さて、まこさんに反論された人は、当然黙ってはいません。論破しようと喰いかかってきます。時に、無知なのに口の立つ方とは口論になるでしょう。
本人がとことん無知なら仕方がないのですが、反論してくる半数は、どうしようない無知ではなく ”わずかな正しい知識” をお持ちのようです。
しかし、その ”わずかに持っている正しい知識” を認めてしますと、自分の負けをが確定します。そんな負けは認めたくないので、保身のために、小さな犬ほどよく吠える状態になってしまいます。
その小さな犬が ”わずかに持っている正しい知識” をまこさんに言われてしまったものだから、キャンキャン吠えているだけなんだと思います。
10項目に対する誤解の解説
10項目はすべて思い込み、誤解です。正しい知識を身につける必要があります。それが、雑誌プレジデントのメインコンテンツです。
解説を書こうかと思いましたが、雑誌の内容のままになりそうなのでやめときます。すべてコピペになりそうなので、雑誌プレジデントをご確認ください。
めんどくさいこと
以前書いた記事と重複しますが、あいかわらず、このセリフをよく聞きます。私もついつい使っちゃいます。
自分で使う時は、必ず、「それは自分で本当にできることなのか?」を自問自答します。自分に対する行動抑制の言い訳にしていないかを常に確認するようにしています。
詳しくはこのリンクを参照に→「めんどくさいこと」はあなたが大切だと思っていることなのかもしれません
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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com