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自分の感情と上手く付き合う

自らの感情と仲良くする

人は、夫々異なった感情を備え持ち
日々の生活の中で喜びや楽しみを
分かち合い、その人に与えられた
人生をその人なりに楽しめます。

一方、
感情があるからこそ、喜怒哀楽が生まれ、
様々な愛、楽しみ悲しい思いや、寂しい思い、
嫉妬、罪悪感、等の苦しい思いもします。

また、
解っていてもその苦しい思いと仲良くせず、
行動が感情に左右されることもあります。

同時に人間は、考える生き物ですから、
損得を考えて、行動する事も多々あります。

人は、感情が相手に対して好意を覚えるか、
覚えないかで好き嫌いの感情が湧きます。

自然で自分自身に素直な「人徳」のある人
の話は人の気持ちを楽にします。

人は、理屈よりも感情で動き、
感情に訴えられることで納得します。
例えば、理屈で動き話す人と、
建前より、本音を何気なく語る人。
普通の人は、一般的に前者よりも
後者のタイプの人に好感を覚える筈です。

自分の価値基準(尺度=ものさし)でルール
判断基準を細かく決めてしまい、
しかも、他人にまでそれを強要する人には
苦手意識を持つのが普通です。

なぜなら物事の価値は人それぞれで、
無理やり押し付けられるのも嫌がる故。

但し、
人としての正しい基準
に照らし合わせる場合は、
それに当て嵌まらないと思われます。

得てして、人としての正しい基準は、
感情に逆らう場合も考えられます。
そのような場合は、その基準を素直に
受容れられるようにすることで成長します。

自分自身の感情を自省する時、
「社会のコンプライアンスや
 人としてのモラルに適合しているか」
「人間として正しいのか」
「筋が通っているのか」
「相手への思いやりになっているか」

などと言ったことに照らして合わせる
心身の活動も大切です。

人は、おおむね好意的な人の話は
わりと素直に聞き入れます

相手にとって解り易い話し方、
それはこちらに好意的な感情を抱き
備え持って貰うようにすることです。

そうなれば、
相手は真剣に話を聞いてくれます。

人は感情の動物で、本能で動くことの方が自分に
楽ですから、理性で我慢をすることに苦痛を感じます。

私の若い頃のように、
感情の侭に流され刹那に生きる人、
感情を我慢でなく、仲良くし上手く
自制出来る人、どちらが人生上で
役立つかは言うまでもありません。

自分の感情と仲良く付き合うことは、
人生を楽しくする一つではないでしょうか。

また、自分で生み出した感情は、
自分で何とか自制、コントロール
しながら仲良くすることも出来ます。

これは、自分の感情と仲良くし、
それに責任を持つという考え方です。

自分の感情と仲良くし、
それに責任を持つ考え方をした時
感情を自らから変えようと考え行動します。

そう言った活動は、
苦しい感情から抜ける早道になります。

この考え方が出来るようになると、
今感じている気分をどう変化させるのか
を誰かに求めるのではなく自分の考えで、
変化させようと考え方が解り易くなります。

自分自身のその時の「感情」の状態と
人間として正しいか否か」に照らし
合わすことを組合せて生きることで
人間力は、日々育まれるとも思います。

追記)
私見ですが、人としての判断をする際、
人間として、と共にリーダー・
指導者・経営者の立場として、
正しい活動をしているか
筋を通しているか」否かを基準に
するよう心掛けることにしています。

※立場として正しい活動、
   と言うことは環境によって基準が
    異なることに留意する必要があります。
 そのような基準を持つことは、
 色々な体験が必要であり難しいですが、
 様々な場面で己に対する問いにもなり
 その人の人生を生きる上で役立ちます。

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