株式会社Progmat

プログラマブルなネットワークで社会を繋ぎ、 あらゆる価値をデジタル化する。 株式会社P…

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プログラマブルなネットワークで社会を繋ぎ、 あらゆる価値をデジタル化する。 株式会社Progmat公式noteです。 https://progmat.co.jp/

最近の記事

ステーブルコインの実務に係る法律構成~マニアック編~

※本記事は2023.7.12に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2023年6月に施行された改正資金決済法において定められた電子決済手段(ステーブルコイン)の概要についてお話ししました。 さて今回の記事のテーマは、前回記事において予告させていただいておりましたマニアック編(?)、ステーブルコインの法律構成です。DCCではパーミッションレスSCWGを通じて法律に

    • 改正資金決済法の施行を受けて~ステーブルコイン入門~

      ※本記事は2023.6.29に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、株式会社Datachainの久田CEOに寄稿いただき、web3の文脈の中でも、実はあまり詳しく語られていない、分散金融と伝統金融の融合という、金融領域でのマスアダプションについてご解説いただきました。 さて今回の記事のテーマは、2023年6月1日に施行された改正資金決済法において制定されたステー

      • web3のマスアダプション | デジタルアセット化する未来

        ※本記事は2023.3.31に公開されたものをNoteへ移行しています。 はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2023年1月31日に発表しましたプレスリリース「トレーサビリティ機能を持ったNFT”(『トレーサブルNFT』)の基盤創りと、世界初の『日本酒トークン』発行に向けた共同検討の開始について」の解説をしました。今後日本酒トークンWGでは、日本酒業界の課題解決に資するブロックチェーンの活用方法および各種施策の

        • トレーサブルNFTと日本酒トークンに係るプレスリリースについて

          ※本記事は2023.2.2に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2022年11月11日に公表し12月15日に実行したProgmatを活用した東京都心3物件の不動産STO PJについて、PJの参加者やその役割、また商品性、販売方法について解説しました。いちごオーナーズ様がプロジェクトオーナーとして、東京都心に所在する資産規模約54億円(鑑定評価額)の共同住宅3物件

        ステーブルコインの実務に係る法律構成~マニアック編~

          Progmatを活用した東京都心3物件の不動産STOについて

          ※本記事は2022.12.16に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、資金決済WGの解説記事の続編として、資金決済WGのうち「クロスチェーンRTGS分科会」の中間報告時点での検討結果について解説しました。 記事の中で解説していますが、「Progmat Coin」と他の基盤との連携方法についての検討も、SCを用いた資金決済を実装するためには欠かすことのできない大事

          Progmatを活用した東京都心3物件の不動産STOについて

          資金決済WG(クロスチェーンRTGS分科会)中間報告について

          ※本記事は2022.10.28に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2022年9月29日に発表したプレスリリース「「資金決済WG」における中間報告書の公表と「Progmat Coin」のクロスチェーン技術検証開始について」の内容の中でも、「Progmat内RTGS分科会」にフォーカスをあて、中間報告までの検討結果について解説しました。 今回の記事では、本WGの

          資金決済WG(クロスチェーンRTGS分科会)中間報告について

          資金決済WG(Progmat内RTGS分科会)中間報告について

          ※本記事は2022.9.29に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2022年8月に公表したPJについて、PJの参加者やその役割、また商品性、販売方法について解説しました。発行体(委託者)様サイドには、委託者兼当初受益者(としてのブリッジファンド)としての役割だけで無く、スキーム上、精算受益者としての役割を担っていただく必要があることや、当該精算受益権の性質につい

          資金決済WG(Progmat内RTGS分科会)中間報告について

          Progmatを活用した国内最大規模の不動産STOについて

          ※本記事は2022.8.26に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2022年2月21日に発表したプレスリリース「Progmat UT報告書の公表について」、および2022年7月29日に発表した「デジタルアセット用ウォレットサービスのリリース及び東京ドームシティでのUT発行について」に関連して「Progmat UT」およびUT(ユーティリティトークン:デジタル優待

          Progmatを活用した国内最大規模の不動産STOについて

          「Progmat UT」および「ウォレットサービス」β版を用いたUTの発行について

          ※本記事は2022.8.1に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、2022年4月19日に発表しましたプレスリリース「航空機STOWGにおける報告書の公表について」の解説をしました。 航空機STOを検討される際には、前回解説したような商品性やスキームを基本として検討頂けると、航空機STOの実現性が高まるものと考えています。足許では、航空機STOWGを発端として航空

          「Progmat UT」および「ウォレットサービス」β版を用いたUTの発行について

          航空機STOWGに係るプレスリリースについて

          ※本記事は2022.6.21に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、Progmatスキームを活用したSTOの第3号案件・第4号案件について解説しました。第3号案件では「受益証券発行信託の信託財産が、裏付資産となる不動産信託受益権を保有する合同会社への匿名組合出資持分となるスキームである点」、第4号案件では「証券会社様による“募集の取扱い”にてSTの販売を行った点」

          航空機STOWGに係るプレスリリースについて

          不動産STO 3号・4号案件:PJ詳細とSTの商品性について

          ※本記事は2022.5.20に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)運営事務局です。 前回の記事では、3月29日に発表しました「ブロックチェーン技術を活用した第三者対抗要件に係る課題の解決と「Progmatを活用した実証計画」の認定」の内容について解説しました。 「Progmat」としては、実証を経て最終的に「認定新事業計画に従って提供される情報システム」となった場合、受益証券発行信託以外のスキ

          不動産STO 3号・4号案件:PJ詳細とSTの商品性について

          第三者対抗要件に係る課題の解決と「Progmatを活用した実証計画」の認定について

          ※本記事は2022.4.15に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、三菱UFJ信託銀行 DCC運営事務局です。 予てよりご案内の通り、SRCにて主に検討を進めていたセキュリティトークン(以下、ST)以外にも、ステーブルコインやNFT、暗号資産等、今までより広範囲の「デジタルアセット」を検討対象とし、皆様との共創に向けた取組を活発化させていくことを目的として、4月1日より、名称を「デジタルアセット共創コンソーシアム(Digital Asset

          第三者対抗要件に係る課題の解決と「Progmatを活用した実証計画」の認定について

          セカンダリ・DLT拡張WGの検討結果について

          ※本記事は2022.3.24に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、三菱UFJ信託銀行 SRC運営事務局です。 前回の記事では、「Progmat Coin」の提供と「デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)」への改組についてと題しまして、2月9日のプレスリリースとDCCの今後の取り組みについて解説しました。 Progmat Coinに関しましては、今後「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」で議論されている「発行者規制

          セカンダリ・DLT拡張WGの検討結果について

          「Progmat Coin」の提供と「デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)」への改組について

          ※本記事は2022.2.14に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、三菱UFJ信託銀行 SRC運営事務局です。 前回の記事では、今までSTO検討の中心となっていた「不動産」に次ぐST化対象資産の代表例として、「航空機」を題材に投資検討の流れやスキーム、アセットの特徴について解説しました。 現在SRCではWGにて航空機のSTO実現に向けた検討を進めており、早期に一定の結論を出す方向です。前回はST化とは関係なく航空機投資についての概要を解説

          「Progmat Coin」の提供と「デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)」への改組について

          ST対象アセット拡張:投資対象としての「航空機」について

          ※本記事は2022.1.21に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、三菱UFJ信託銀行 SRC運営事務局です。 前回の記事では、「ステーブルコインを巡る課題及び規律」と題して、デジタルマネー類似型と暗号資産型のステーブルコインに分類し、それぞれの課題と対応案について研究会および資金決済WGの論点整理を基にまとめました。想定スキームの中には、Progmatスキームでデジタル証券発行(STO)に用いている「受益証券発行信託」も想定されていること

          ST対象アセット拡張:投資対象としての「航空機」について

          ステーブルコインを巡る課題及び規律

          ※本記事は2022.1.5に公開されたものをNoteへ移行しています。 1. はじめにこんにちは、三菱UFJ信託銀行 SRC運営事務局です。 第18回の記事では、「不動産STO2号案件:PJ詳細とSTの商品性について」と題し、Progmatスキームを活用した2号案件となる公募型不動産STについて、PJの詳細と発行されたSTの商品性を中心に解説しました。 発行体様サイドには、委託者兼当初受益者(としてのブリッジファンド)としての役割だけで無く、スキーム上、劣後受益者として

          ステーブルコインを巡る課題及び規律