《実話》【奇跡のリンゴ】絶対不可能を可能にした男【無農薬】”印象操作”にダマされないための教養を学ぶ
禁断の果実、実はバナナやイチジク説がある・・・という、ムダとも思えるトリビア大好物の皆さん、こんにちハローワールド。
今回取り上げるのは、この方。
映画化もされており、実話だけに涙なくしては観られない感動巨編になっているのだが、彼の成し遂げた”無農薬リンゴ”が世界的に波紋を呼び、農業界に一石を投じることになった、まさに信念と努力と根性の塊のような後世に語り継がれること間違いなしの人物です。
ご存知ない方に簡単に説明すると・・・
◇ 農薬まみれのフルーツ
果物を栽培するには、一般的に野菜よりも多くの農薬散布が必要であり、その中でもイチゴやブドウ、リンゴなどの糖度の高い果実になるほど農薬量は多くなる傾向です。
私は以前、旅行がてらいろんな果物農園を巡り、ブドウ・桃・イチゴなど、実際に農薬散布をしている姿を何度も目にしています。
一応、残留農薬の基準は厳しく設定されているようだが、宇宙服のようなものを纏い、大量に農薬散布をしている姿を目の当たりにすると、フルーツを食べる意欲は次第に無くなり、私はそれ以降、わざわざフルーツを購入して食べることはほとんど無くなってしまいました。
ブドウ・桃・イチゴなどのフルーツを見ると、大量に農薬散布をしているショックな光景が蘇ってくるからです。
近年では、”無農薬リンゴ”の栽培を成し遂げた木村さんの功績のおかげで認知度が高まり、消費者が減農薬・無農薬を求める傾向が高まってきたので、市場でも減農薬を謳い文句にしている野菜などを見かけるようなってきたなと実感しています。
やはり、消費者の需要が高まってこないと市場に供給されないので、多少高額でも需要があることを供給側に訴えていかないといけないですね。
◇ ”絶対”を疑うべし
最近では無農薬・無肥料で栽培する”自然栽培”や”自然農”という考え方も広まり、それに携わる農家も増えてきたように思います。
迷信や都市伝説という認知から、確信に変わったからでしょう。
というか、個人で発信できるメディアが増えてきたのもあって、その存在を容易に知ることが出来るようになったのも大きい一因だとは思います。
また、農薬を売りたい企業が無農薬で栽培できることを隠蔽していたというのもあるでしょう。
実際、”無農薬リンゴ”の栽培を成し遂げた木村さんのもとに、農薬を販売している企業が木村さんを買収しようと接近してきたエピソードもあるくらいです。
(木村さんはその多額の買収話を断ったそうです)
ここでちょっと考えてみましょう。
一般的な市場に出回っている野菜やフルーツなどは品種改良を重ねて、人間が美味しく食べられるように栽培されたものばかりです。
もともと植物は人間が手を加えなくても自然に育つものであり、そこに自然と果実が実るものです。
アジアの離島や熱帯地方に行けば、そこら中にバナナなどのフルーツが自然に実っていることが容易に想像つきますよね。
(現住人は勝手に果実をもいで食べているらしい)
謎の固定観念により、『農薬や肥料がないと育てられない』と、消費者はおろか、実際に栽培している農家が洗脳されてしまっているんです。
まぁ、農薬と肥料を一定量使わないと出荷できない”農協のクソ基準”があるからだろうけど笑。
一体、誰が無農薬・無肥料栽培を『絶対不可能』と広めたんでしょうかね、コワいですね~、GHQですかね、いや~、コワいですね~・・・
(答え言ってるやん)
◇ 伝えたいこと
結局、何が伝えたいのかというと、この世の中はプロパガンダにまみれているということです。
真実なんて二の次で、自分にとって都合の良いことを広めて利を得ようと画策している輩にまみれています。
プロパガンダやデマに躍らされない為にも自分が納得できる真実の眼を養う必要があるでしょう。
なんというか、私は”資本主義”を否定しませんが、悪いとこですね。
人間がミトコンドリアや細菌と共存共栄にあるように、持ちつ持たれつの関係で成り立っている社会なので、害虫と決めつけて薬で強制的に排除しようとしたり、他人をダマして自分だけ得をしようとしたりは避けたいところです。
できるだけ”Win-Win”を保てるようにしていきたいのが私の考えです。
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