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『あまがえるのかくれんぼ』が教えてくれた変化に対応して生き残る方法

※この記事は、「#読書の秋2021」の応募作品です。

無題

👇あらすじ

あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹は、かくれんぼが大好き。いつものように遊んでいると、ラッタの体がへんな色になっていました。一体どうしてしまったのでしょうか。小学館児童出版文化賞受賞作家 舘野鴻と、生物画家 かわしまはるこが初めて描く “会話するカエル”。愛しき小さな者たちの成長物語。

あまがえるが自分の命を守るために、体を保護色に変化できることと、自己成長をリンクさせている絵本です。
天敵のサギが目の前に現れても、体が保護色に対応したため、気づかれることなく命拾いしました。
生まれて初めて体の色が変わってアタフタするシーンは、ドキドキさせられました。

物語も、小さなあまがえる視点で書かれているため、読み手は実際に森を探検しているかのように感じさせてくれます。
また、絵は優しい色使いで、リアルでありながら表情豊かになっていて、見ているだけで楽しい絵本です。
作者のたてのひろし氏と、絵のかわしまはるこ氏は雨蛙の飼育家だそうで、とても愛のあふれている作品です。

『あまがえるのかくれんぼ』が教えてくれたのは、生き残るために周囲に溶け込み変化しながら天敵から身を守り、とにかく命をつなぐことです。

私たち人間にも同じことが言えます。

技術革新によって利便性や簡便性で変化してきたものは、身の回りに数多くあります。物の変化はもちろん、生活の変化も起きています。
インターネットを通じて情報を素早く入手できますし、SNSなどで誰でも世界に発信することができます。働き方も『好きなこと』を基準とした自由な生き方ができる世の中に変化してきました。

社会全体が目まぐるしく移り変わる現代ですが、必要なのは起こりうる変化をある程度想定して、その変化に対応する力を蓄えていくことが大切です。

👇自然学者のチャールズ・ダーウィンの名言は現代社会にも当てはまります。

「強いものが生き残るのではない。また優秀な種が生き残るわけでもない。生き残るのは、変化に対応するものだけだ」

コロナ禍で営業自粛や売り上げ低迷により、多くの企業が倒産し、職を失う方った方も大勢います。AI時代の到来により、人が働ける形が大きく変わってきています。
変化に対応するための必要なスキルをこれから身に着けていかなければ、情報化社会では生き残れません。
ネットに溢れる情報だけではなく、日常生活のふとした疑問や、読書や映画鑑賞などでの気づきも大切になります。

あまがえるのように、自分の身は自分で守るスキルを私たち人間は、個々に身に着けていかなければなりません。
それをしなければ生き残れない時代になってきます。もちろん生活保護などの法律も充実していますが、より自由に、より幸福に生きるために、変化に合わせて生きていく必要があるのです。

一度きりの人生を充実したものにするために、好きな事や、やってみたい事に積極的に挑戦して、あきらめずに、粘り強く生きていきたいです。
その先に明るい未来が待っているはずですから!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
今後もがんばっていきますのでスキ・コメント・フォローなど頂けますとめためた嬉しいです。
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※コンテストの応募作品のため、コメント欄は廃止しています。ご了承ください🙇‍♀️

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