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[取材記事]アパレル業界のデジタル人材ってどんなひと?

アパレル業界のデジタル人材について、お話を伺いました。

スーツをはじめとする洋服を提供するビジネスを行っていますが、スーツなどの購入を希望する方に対しては直接的に洋服を着用して頂いた上で、サイズのフィッティングやカラーの様子などを確認してもらっています。
長年にわたり同様の形式でフィッティングやカラーなどの確認をし続けてきましたが、ますますお客様に快適性を提供するのと共により良い製品を選定したもらうべくDXを採用しました。

DXを採用した事によって、店内に設置してある大きなモニターと専用の機器を活用して画面上で製品を実際に着用しているようなイメージをしてもらいやすくなった上に、短時間に身体を動かす事なく次々と製品を合わせてもらえるようになりました。
そのような新しい体験を提供する上ではデジタルネイティブの人材が必要不可欠であると判断したので、機器を導入する際には現場に元来デジタル技術について精通している方を新たに配置したのと共に、外部からデジタルネイティブな人材を採用しました。

デジタルネイティブな人材によって最新式の機器であっても、すぐに使いこなせるようになったのと同時に円滑にお客様に対して本来のパフォーマンスが提供できて、早速お褒めの言葉をもらう事もできています。
また、DXを現場に導入する上ではデジタル機器やデジタル技術のみに精通しているのではなく、デジタルに関係する知識をビジネスデザインと円滑に溶け込ませられる事も重要視しました。

デジタル機器を導入した事によって現場で先進的な体験ができますが、現場のみの体験で終わらせてしまう事が無いように普段から使用しているスマートフォンで落ち着いた時に今一度見られる環境を整えたり、最終的な判断をするまでに定期的により良い判断をする事ができるきっかけになる情報も提供する事を強く意識しました。
そのため、現場のみで購入の有無を決定するのではなく一度持ち帰ってから判断をする事が可能になったので、満足度が高いと支持してもらえるようになったのに加え、最終的に購入の決断をしてもらえる事例も増えました。

取材させていただいた企業は、デジタル技術を駆使して、顧客に新たな体験と価値を提供しています。また、デジタルに強い方を採用したことで、DXが加速したように見受けられました。

あらゆる業界でDXが進むなか、既存のビジネスをデジタルでどう変えていくのか、こういった具体例があると、とても参考になります。

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