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今の時代に必要なラテラルシンキングの鍛え方

ラテラルシンキングとは、問題を解決するために、固定観念や既存の論理にとらわれず、「物事を多角的に考察する」「新しい発想を生み出す」といった思考法で、「水平思考」と呼ばれます。
つまり、前提を無くして、水平方向に発想を広げる思考法です。ちなみに、「ラテラル」という言葉は、「側面の」「横からの」「水平の」といった意味を持ちます。

例えば、斬新でユニークな発想でイノベーションを起こす、あるいは既存のものを組み合わせて新しいアイデアを生み出すといった活用が期待できます。

ここで、○○シンキングの仲間を紹介しておきます。
比較するとその思考法の違いが明らかになります。

ラテラルシンキング:発想的思考
既成概念にとらわれず、新しいアイデアを生む思考法

ロジカルシンキング:論理的思考
ものごとを分析して理にかなった解決策を生む思考法

クリティカルシンキング:論理的思考
客観的に分析して本当に正しいか見極める思考法

ラテラルシンキングとロジカルシンキングは相互補完の関係にあるので、組み合わせることで思考の幅も広がると思います。

ラテラルシンキングは、常識を疑い、直感的な発想や単なる偶然を何かのチャンスに変えられないかといった視点で考えを深めていくのです。

この、常識を疑うという点が大切で、ついつい人は過去の成功体験や失敗体験、世の中になる常識という名のバイアスに行動が制限されてしまうと思うのです。

そうではなくて、常識や当たり前という実体験のない事柄よりも、まずはフラットに考えてみても良いのではないでしょうか。

最後に、ラテラルシンキング進め方の5つのステップご紹介します。

1.不満に気付く
2.なぜ?を追求していく
3.なぜならばと、問いの原因に注目する
4.どうやって解決するかを考える
5.さらに不満を掘り下げていく

この5ステップを考えていくとラテラルシンキングが鍛えられるはずです!

ラテラルシンキングは、日本人が不得意とする思考法であったり、身に付けるには相当のトレーニングを要するといった話を耳にすることもありまが、実際にはむしろその逆で、古くから日本人の日常に馴染み人気がある、「とんち」や「なぞなぞ」に近い思考法です。

コツとしては、難しく考えずにとんちやなぞなぞを解く感覚で実践すると良いのです。


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