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認知バイアスの仕組みを理解すると正しい選択が出来る可能性が高まる

認知バイアスの仕組みを理解するところからマーケティングが始まると言っても過言ではないくらい、行動心理学の認知バイアスを知ることは、有意義です。

認知バイアスとは、人間なら誰にでもある「思考の偏り」です。

時には非合理的な判断をしてしまう、心理現象でもあります。
脳が作り出す思考の癖のようなものですね。

自分で考えた自分の意見だとしても、それは自分の意見かのように見えて、実は偏見のカタマリである可能性が非常に高いのです。

ひとが物事を捉える際、これまでの経験や先入観、誰かの意見などにとらわれて、色眼鏡をかけて見てしまいます。

今、マーケティング×心理学の電子書籍を書いているのですが、そこで何度となくこの認知バイアスの話題がでてくるので、このnoteでも書かずにいられなくなりました😅

知れば知るほどマーケティング×心理学はおもしろいので、具体例などは書籍にまとめるとして、世の中ではそういうことが起きてるんだなぁ~という認識を持ってもらえるだけでも発信している甲斐があります。


日常に潜む認知バイアスは、こちらの記事が分かりやすくて、参考になりました↓

で、マーケティング活動においても、この認知バイアスを逆に利用して、仕掛けていくと、狙った効果を得やすくなります。

消費者心理を理解するところからマーケティングが始まるので、どんなバイアスが掛かっているのかを、様々な切り口で観察すると良いと思います。


では、このバイアスという名の思い込みとどう付き合っていけば良いのでしょうか?

それは、「限定した情報に流されない」ということと、「別の視点で考える」ということを常日頃から心掛けることだと思います。

対峙する少数派の意見を聞いてみたり、他の可能性を模索してみたりすることは、良い選択を行ううえで、必要な裏付け作業です。

自分に都合の良い情報だけに惑わされないで、一度自分の出した答えを否定してみたり、反対派のひとに投げてみたりして、精度を高めることはできると思います。

無意識に正しいと思うことが、実は誤りだったなんてことはざらにあります。

薄い情報を全面に出して、それが総意かのような誤解を与えるのも受けるのも、気をつけたいですね。



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