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仕事で成果を上げたいなら、こだわるところは「質」より「量」

過去の記事を振り返っていて、改めてそうだなぁと思ったので、再アップします。


仕事で成果を上げたい時、多くのひとは質にこだわります。

質の高さに重きを置いて実績を積み重ねれば、周囲からも認められる成果が出るのではないかと考えるからです。

確かに質の高さは実績に関係しますが、それよりも重視したいのが量の部分です。

量にこだわることは効率が悪いように見えるが、実際には周囲との意思疎通を図ることがとてもスムーズになります。

実際に実践するとどのような変化が生まれるのかというと、周りに対してアウトプットを量産するようになり、その中から質の良いものを見極めることができるようになります。

そもそも最初から見極められる人はほとんどいないので、こだわっている部分が認められるとは限りませんし、正しいと言い切れないのが難しいところです。
見極めることが難しいのであれば、多くの結果を出しながらその中から良いものを選ぶしかありません。

慣れないうちはアウトプットを量産すること自体が難しいかもしれませんが、慣れてくると短時間で多くの結果を出せるようになりますし、良いものを見極める目も育まれます。

アウトプットが増えることで得られるメリットは色々とあり、その中でも見逃せないのが意思決定の精度が上がるという点です。

たくさんの選択肢が用意されていて、それぞれが良いと思えるものを選べる状況です。

最終的に決まるまでには時間がかかっても、様々な選択肢の中から最善のものを選ぶことができますので、精度自体は大きく向上することになります。

これが結果として質を高めることにもつながりますので、質にこだわりたい人もとりあえずは量を生み出す努力をすることが大切です。

実践するうえでひとつ注意したいことがあり、ただ単に量を生み出すだけでは良い結果を導くことはできません。

やはり様々な角度から見たり多くのアイディアを出すことが最終的な成果へとつながりますので、量にこだわるにしてもアウトプットする前にある程度はふるいにかけてから周りに伝達しましょう。

また、日頃から参考になりような文献に目を通したり、豊富なアイディアを持つ人々と話したりして、知識を身に付けておくことも大切です。

効率を重視するあまり、最初から良質なものを生み出そうと考えてしまう人がとても多いのですが、少ないアウトプットからでは期待しているような結果は出ませんので、入口としては量にこだわることをお勧めします。

意思決定の精度が高くないことを悩んでいるようなケースでも、非常に役立つ手法です。


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