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2年前の演説の懸念が全て現実となった/クレア・デイリー(欧州議会議員)

#クレア・デイリー (欧州議会議員) :

#ウルズラ・フォン・デア・ライエン (EU委員長 : 選出された議員ではなく公務員)の #権力掌握 については何もされてない。

許可なくチュニジアとの協定に署名し

#EU の対中外交政策を妨害し

イスラエルの大量虐殺を無条件で支持している。

EU各国政府からはほとんど悲鳴も聞こえてこない。この委員会は手に負えない。

彼女の羽を切る時が来た。


『(欧州議会での演説より)〜 週刊金曜日 2022年4月22日号より~

#ウクライナ 戦争に対するEUの対応は戦争を増やすだけです。武器の山を作って軍事主義に金銭を湯水のごとく注ぎ、#ロシア に経済や金融面で脅しをかける。

#ヨーロッパ のいつものやり方ですが、今回は期待通りの結果をもたらしていない。

なぜなら、ここに狂気の本質があるからです。

ロシアの人々にバターを売らなければ、ウクライナの人々の命が救われるのでしょうか。

ロシアでなくアメリカの天然ガスを買えば戦争を止められる

もちろんあり得ません。

なぜなら過去に武力行使を止めるための経済制裁は成功した試しがなく、政権交代が実現したこともないからです。

これまで経済制裁が成し遂げたこと、それは経済の荒廃をもたらしたに過ぎない。

今回ツケが回るのはロシアの人々だけでなくヨーロッパの人にもその代価が回ってくるのは避けられない。

エネルギーコストが高騰し、インフレが起こることによって人々の生活基盤が破局に瀕する。

#NATO は自分を攻撃しているとしか言いようが
ない。

このような狂気をもたらしたロシアの侵攻は違法ですが、それはヨーロッパにおける罪悪感の欠如と見事な対称をなしている。

私たちヨーロッパは、#アメリカ が #イラク 、#アフガニスタン で犯した不法な信仰を非難するどころか、戦争に参加して儲けてきたではないですか。

サウジアラビアの虐殺による #イエメン の犠牲者がこの数週間、人道支援を求めているのに対しては何の援助もせず、彼らの経済的困窮には知らぬふりをする。

一方で、ウクライナでの戦争に金を注いで戦争を
引き延ばしているのです。吐き気がします。

7週間前、ドイツのシュルツ首相が言ったことは正しい。「ヨーロッパの平和はロシアをたたいても得られない。」

私たちが今やっていることは、まさにロシア叩きです。

EUはヨーロッパやウクライナの人々の利益になる行動をする代わりに、ヨーロッパ、ウクライナ、ロシアにいるすべての人々をNATOの戦争と #軍需産業 の道具として利用している。

今必要なことは武力行使を止めさせ、軍事主義の根を断ち切り、話し合いでの解決によって平和を構築することです。それ以外、私たち自身を共犯者であることから救う道はありません。

経済制裁は軍事紛争を終わらせないし、平和をもたらすこともない。

ウクライナに武器を投入すればするほど、戦争はますます長引き、より多くのウクライナ人が死ぬことになります。

戦争に対する答えは更なる戦争ではなく、平和であり、平和は銃口によってではなく、外交と対話によってもたらされるのです。

デイリー議員はアイルランドの首都ダブリン選出の欧州議会議員。議会では背広姿の男性議員を尻目に、ジーンズ姿で熱弁を振るった。』

☝️2年前の演説。おそらく、2年前は、EU議会で、彼女は鼻で笑われ、嘲笑されたであろうことは想像に難くない。しかし、2年後の今、彼女の懸念は全て現実のものとなった。こういう人がいても止められなかったのは残念な結果だ。EUの多数の人が何かに囚われ、願望の世界に入り込んで、聞く耳を持たなかった。今もそれは続いている。- 虹子


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