最新のテクノロジー活用で業務効率の改善からDX推進まで。「Data＆AI」の領域に強みを持つNewITソリューション部
はじめまして。DXソリューション統括部 NewITソリューション部でゼネラルマネジャー（以下、GM）を務める江副 滋です。
我々の部門は、データ分析やAI、チャットボット、機械学習のテクノロジーを活用して、お客さまの課題解決・生産性向上につながるDX推進に伴走することをミッションに掲げています。
Microsoft社のパートナーとして最新技術を率先して導入しているため、Azure OpenAI Serviceを活用した新たなビジネスのご提案ができることも特徴です。
この記事では、候補者の皆さんとお会いする面接担当者としての自己紹介と共に、組織やプロジェクトの紹介、今後の展望についてお伝えさせていただきます。
成長を軸にした「新しい経験」へのチャレンジ
まずは私の経歴からご紹介します。独立系SIer企業のSEとして社会人のキャリアをスタートし、大規模 IT システムの開発やプロジェクトマネジメントを行っていました。
初めはエンジニアとしてのモノづくりに関心がありましたが、やがて「自分自身が生み出したサービスで社会に価値提供したい」と考えるようになり、社会インフラのデジタルイノベーションを実現すべく、Web サービスの企画開発責任者として航空会社へ転職しました。
その後、「さらに多くの人たちに、自分が生み出したサービスを広く届けたい」という動機から、3社目となるインターネットサービス企業に転職し、検索事業の企画を担当しました。
そんな中、人が情報に触れる手段がPCからスマートフォンに移り替わり、次に来るデバイスを模索していた頃、人と会話をしながら様々なサービス提供を行う等身大の人型ロボットの立ち上げに参画する機会がありました。
そのロボット事業の立ち上げ経験を通じて、コミュニケーション手段としてのデバイス、IoT、AI技術にとても可能性を感じ、それを契機として新たなロボット事業の立ち上げや、ゼロからのウェアラブルデバイスの開発、それを活用した事業化といった領域で、ベンチャー企業やスタートアップ企業で事業創出のチャレンジを続けてきました。
そして、こうした事業創出の経験を基にITコンサルタントとして独立したのですが、コンサルタントである以上、「事業の全体設計は描くが、最後まで事業責任を持つことはできない」というモヤモヤした気持ちを抱えることになったのです。
そうした葛藤を抱えていた頃に出会ったのが、パーソルプロセス＆テクノロジー（以下、パーソルP＆T）でした。私が得意とする技術領域で事業を展開していて、理想とするような組織があり、未来に向けた事業推進ができる環境がすでに整っていました。
この会社であれば、社会に対して今まで以上に大きな価値提供ができるかもしれない。そうした想いもあり、2023年6月にパーソルP＆Tに入社する運びとなりました。
「Data＆AI」の領域で、PoCから本番環境の展開に至るまでのソリューション提供が強み
改めて組織の紹介をすると、DXソリューション統括部はクラウドやAI、IoT、BIツールなどを用いてお客さまのDX推進を支援しています。
現在私はDXソリューション統括部の中のNewITソリューション部のGMを務めており、部門全体の方針策定や意思決定を行い、よりプロフェッショナルな組織へ導くことが役割です。
NewITソリューション部は「Data＆AI」の領域で、最新テクノロジーの実装技術をどこよりも早く取り入れる部門として、PoCから本番環境の展開に至るまでのソリューション提供を実施しています。
直近ではChatGPTをはじめとする生成AIのニーズが高まっており、Microsoft社のAzure OpenAIサービスを活用した課題解決が今もっとも注力するところです。チャットを活用したナレッジ共有システムの開発などは、業種を問わず増えている要望の1つと言えます。
例えば、営業時に使用した提案資料が社内で蓄積されているならば、それをChatGPTの仕組みを使った会話型インターフェイスで、近しい提案書の情報や過去のノウハウなどをいつでも抽出できるようにし、ドキュメント作成業務を効率化するわけです。
新しい技術の活用という面から、まずはお客さまの特定部門で2〜3ヶ月のPoCを実施し、有効性を明確にしたうえで全社員に向けた大規模なシステムとして展開するという流れが主流です。
また、現在のビジネスシーンではテキストAI活用のニーズが大変盛り上がっていますが、音声や画像、動画などのAＩ技術にも取り組んでいます。もともとNewITソリューション部は画像解析や音声解析などの機械学習技術に習熟しており、実際にビジネスでの活用もおこなっている部門になります。今後さらに、複数種類の情報を扱う「マルチモーダルAI」に関しても活用の検討を進めていくことも考えています。
ただ、現時点で最先端の技術ノウハウは社内に集まっているものの、実業務に対する価値を創出するための技術活用の方法については、まだまだ検討を続けていく必要がある状況でもあります。
お客さまが「はたらく」日常が改善されたと実感できるような価値を提供できるように、業務理解と技術理解、その体験をデザインする力、すべての面で高いスキルを持つプロフェッショナル集団となれるよう取り組んでいます。
先端テクノロジーを扱うからこそ、フラットな関係性で情報共有もスムーズに
NewITソリューション部の所属メンバーは30名弱で、若手からベテランの社員まで幅広く在籍しているのが特徴です。（2023年9月時点）
多様性に富んだ組織ですが、全員、本当に技術が好きなところは共通しています。
フラットな関係性の中で情報交換も活発に行われていて、常にオープンな空気に包まれています。勉強会も定期的に開かれていて、新しい技術を知る機会も多く、また実際に動かしてみる環境も揃っているので、興味を持ったことに対して常に知識と経験が積める環境だと自信をもって言えます。
また、Microsoft社から最新情報もいち早く共有されますので、すぐに検証を行い、自分たち自身で理解を深めることも大切にしています。お客さまも最新サービスへの関心は高いので、相談があればすぐに案件で実装できるように、キャッチアップは怠りません。
社内コミュニケーションにはMicrosoft Teamsを使っていて、質問があればオンラインミーティングにさっと繋いで疑問点をすぐに解消するような風土が育っています。新しく入社するメンバーにとっても安心できる点ではないでしょうか。
リモートワークが基本の組織ですが、最近は若いメンバーを中心に出社とのハイブリッドで仕事をするケースも徐々に増えています。入社した直後は顔が見える環境で働きたいと思っている方にとっては、大事なポイントになるかもしれません。
会社全体としてもワークライフバランスを含めた職場環境が整備されていますので、自分に合った働き方でバランス良く仕事ができるのがパーソルP＆Tの魅力だと思います。
1on1で問いかける「今、楽しい？」の理由
私はGMとして、採用面接の場で候補者の方とお話をする機会がありますが、その時に意識して見ているのが「探求心」と「理解力」の2点です。
1つめの探求心については、最先端の技術やテクノロジーを扱う部門のため不可欠な要素だと思っています。知識が足りないと思えば学びの時間を作り、学び方がわからないのであれば学び方そのものを学べばいい。自分自身を成長させるためには大切なことだと考えます。
2つめの理解力に関しては、コミュニケーション能力またはコンサルティングスキルと置き換えても良いかもしれません。お客さまと近い距離で仕事ができることがパーソルP＆Tの特徴でもあるため、求められていることの本質を相手の立場に立って理解し、技術と結びつけ、お客さまにとっての価値を最大化させることがとても重要です。
もちろん、それらが十分であれば良いというわけではなく、最終的には「人柄」を大切にしています。人生の一部分、苦楽を共にするわけなので、一緒に働きたいと思えるかどうかは双方にとって重要なポイントだと思います。
パーソルグループには「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンがありますが、私自身も社会に出た時から「楽しくなければ仕事じゃないじゃん！」をモットーに、仕事を続けてきました。
現実的には仕事は大変なものなのですが、どんなに辛い状況であっても楽しんで向き合うことが自分のパフォーマンスを最大限発揮できるという考えから、いつもその時の自分に問いかけています。
組織のメンバーに対しても、自分自身に目を向けて欲しくて、1on1ではよく「今、楽しい？」と聞いています。仕事でもいいしプライベートでもいいのですが、日々笑顔でいる時間があることが、人生を豊かにするためには必要だと思います。それがはたらく時間だとなおさら素敵ですよね。
その意味では、NewITソリューション部は、パーソルグループの中でも先端技術をどこよりも早く社会実装している部門なので、新しい技術を追い求めることや、生成AIをはじめとするデータサイエンス領域に関わることが楽しくて仕方がないような方にはぴったりの環境だと思います。
また、大企業の案件が多いので、システム開発という役割だけでなく、大規模な技術検証や先端技術を業務に活かすためのコンサルティングなど、さまざまな経験を得ることができます。
「はたらいて、笑おう。」を実感できそうだと感じられた方は、ぜひ一度採用ページも併せてご覧ください。一緒に楽しんで仕事ができることを楽しみにしています。
パーソルP＆Tでは幅広いポジションで積極的に採用中！ 現在募集中の職種は以下から確認できます。