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新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年5月第3週】
【お知らせ】
政府による脱炭素戦略が、年内に策定する事となりました。
具体的には2040年を見据えた国家戦略となるようです。
2040年までには、AIの普及による半導体需要の増加やデータセンターの増加で、現在よりも電力需要が増える見込みとなっており、それに対する施策となります。
2030年の日本の電源構成目標は、水力発電を含む再生可能エネルギーを36%~38%に設定していますが、2
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年4月第5週~5月第2週】
【お知らせ】
温暖化ガス排出量取引制度への参加義務化が発表されました。
現在は自主的な参加にとどまりますが、2026年度から排出量の多い業種を
始めにスタートする予定のようです。
対象になる企業様が対策を進めなくてはならなくなるのは必至ですが、
恐らくは今後その他の業種にも波及する事が考えられます。
必然的に再生可能エネルギーの需要が上がり、その再生可能エネルギーも
まだまだ枯
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年4月第4週】
【お知らせ】
CO2排出削減の取り組みがますます活発化している中、世界各地で原子力発電の利用が広がっております。
特に企業は再生可能エネルギーへの転換が求められるなか、原子力発電は
クリーンで安定した電力供給手段として注目されています。
しかし、魅力の一つであったコストの部分に陰りが見られます。原子力発電にはウランなどの燃料資源が必要でありますが、その調達コストが上昇しております。
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年4月第3週】
【お知らせ】
2040年の電源構成を策定する方針となりました。
日本が参加しているパリ協定では、25年2月までに2035年までの温暖化ガス削減の国別目標を提出する事になっておりますが、それより先を見据えた
形になります。
現時点で日本のエネルギー基本計画は、2030年に再生可能エネルギーを36~38%、原子力を20~22%に増やす目標になっております。
しかし、2022年度の実
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年4月第2週】
【お知らせ】
4月も中旬となり、気温が上昇して参りました。
それに伴い空調設備などの利用が減り、電力の需要も減少傾向にござい
ます。その結果、電力供給に余裕が出ている為、卸電力市場価格が下落しております。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ、補助金の終了、容量拠出金の発生などトータル面ではコスト増が予想されますが、燃料調整費の部分は下落となりこちらの部分はコスト減が予想されます
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年4月第1週】
【お知らせ】
電力料金の値上がりについてのニュースが続いておりましたが、情報としては一段落し、その対策になるニュースが増えて参りました。
太陽光発電システムを導入する企業が散見されております。
オンサイトコーポレートPPAという企業の拠点屋根や敷地内に設置するものや、オフサイトコーポレートPPAという企業の敷地外に設置し、発電した電力を利用する契約が増えております。
実際には導入
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年3月第5週】
【お知らせ】
電気・ガス料金の補助金である、激変緩和措置が5月以降に終了する発表がございました。
先週お伝えした、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げと相まって、電力料金が 高騰する形となります。
現在、低圧契約では3.5円/kwh、高圧契約では1.8円/kwhの補助金となっており、特別高圧契約は対象外となっております。
現時点での情報では、5月使用分は現在の半額補助、6月使用分から
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年3月第4週】
【お知らせ】
2024年度の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が発表されました。
適用される期間は2024年5月1日から2025年4月30日となります。
こちらの上がり幅が非常に大きく、現在の1.40円/kwhから3.49円/kwhと
なり、差額はプラス2.09円/kwhとなります。
そもそも「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは何なのか、改めてご
説明すると下記の通りとな
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年3月第3週】
【お知らせ】
前々回に卸電力市場価格が高騰している旨をお伝え致しました。
気温の上昇とともに下落傾向になると予想しておりましたが、実際に卸電力市場価格が下落の方向に向かっております。
具体的には、全国平均が10.41円/kwhとなっており、2月の9.36円/kwhまでの下落は見られませんが、1月の10.12円/kwhに迫っております。
原因の一つである平均気温も8.7℃まで上昇して
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年3月第2週】
【お知らせ】
今後の環境問題に大きく関わる分野として、自動車業界がございます。
その自動車業界で大きな動きがありました。
2023年のデータとなりますが、直近までは電気自動車(EV)が普及する
流れになっており、ハイブリッド車(HV)を含めた化石燃料車を廃止する
地域や国も出ておりましたが、HVの販売数量がEVを上回る結果となって
おります。
また先日、Apple社がEV開発を断念したとのニ
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年2月第5週~3月第1週】
【お知らせ】
2月まで下落傾向にあった卸電力市場価格が反転し、上昇傾向にあります。
3月も始まったばかりなので大きな心配はございませんが、この原因や
価格上昇が続いた場合に起こる事などを考察していきます。
複合的な要因が考えられる為、こちらに記載する内容が全てではござい
ません。また、私の主観によるものとご理解願います。
まず原因として考えられる事象は2つございます。
一つ目
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年2月第4週】
【お知らせ】
前回、今冬の全国的な電力使用量減少についてお知らせ致しましたが、
今回はエネルギー価格の減少について記載致します。
電力料金の指針となる、卸電力市場価格が下落しております。
具体的には2024年2月は9.36円/kwhとなっております。
2023年2月の価格は15.06円/kwhであったため、約38%下落しております。
この数値の原因は複合的なものと考えら
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年2月第3週】
2月も終盤に差し掛かり、気温の安定と共に電力使用量も落ち着く時期となっております。
数日程度の大きな寒暖差はまだあるものの、電力使用量のトレンドとしては冬の増加時期から減少傾向になっております。
今年度は冬の電力使用量減少とエネルギー価格の減少が目立ちます。
使用量の減少について、まずは夏場の使用量を把握する必要があります。卸電力取引所の2022年と2023年の入札・約定量(電力
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年2月第2週】
4月からの託送料金変更が注目されております。
エリアにより変更される料金が異なり、東京電力・東北電力・四国電力エリアでは値下げになり、それ以外では値上げとなっております。
特に北海道電力・関西電力エリアは一般家庭で65円/月の値上げと最高値です。
電力を多く使用する拠点では、影響が大きく出る可能性があり、拠点が集中している企業様などは特に注意が必要です。
次に、大手企業様に
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年1月第4週~2月第1週】
大手電力会社の黒字化が目立っております。
これは直近のエネルギー価格の下落が主な原因の一つになります。
しかし、前期に大幅な赤字となった大手電力会社がほとんどで、その影響なのか、2024年4月以降の電力料金は今年度とさほど変わりません。
結果としては大手電力会社10社中、7社が値上げとなり残りの3社の値下げも非常に少ないです。
一方、新電力会社でも電力仕入れの状況は同様とな
新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2024年1月第3週】
再生可能エネルギー電力の導入について動きがございました。
日本政府としては、CO2排出削減を2030年に46%行うという宣言をして参りましたが、これの達成が難しくなっております。
当初より非常に高い目標値とは言われておりましたが、2030年に近づくにつれ、その状況がより明確になってきております。
2028年ごろからはCO2賦課金がスタートする兼ね合いもありますが、それでも達成が難