フードロス関連ニュースピックアップ〈2022年7月23日~7月29日〉
「食」に関するPRを多く手掛けている、株式会社ppcです。
「食」はPRと相性の良いジャンルのひとつで、日々、メディアからは食に関する情報がたくさん流れてきます。
美味しい食べ物であふれる日本、そんな中「フードロス」という言葉、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ppcでは今年から「フードロス削減プロジェクト」をスタートしました。
フードロス関連ニュースのまとめや、実際に社員がフードバンクへボランティアとして参加し、そこで体験したことを発信していきます。
今回は7月23日~29日の「フードロス」「食品ロス」「フードバンク」関連の気になったニュースをいくつかご紹介します。
近頃、「物価の高騰」について、テレビやネットニュースで見かけることが増えたのではないでしょうか?
ウクライナ情勢による食品輸入の影響をきっかけに、今各国で食品・生活用品などの価格高騰が起きています。
上記記事によると、アメリカではガソリンが6割、卵が3割の高騰、英国でもそれ以上の高騰が起きているそう。
日本では、今のところ欧米に比べると大幅な価格高騰とはいえないものの、足元の環境から決して安泰といえる状況にはなく、家計のやりくりに苦労している声も聞きます。
では、この価格高騰はどのような影響をもたらすのか…
それは「食料の貧困化」です。
食品の価格が高くなることにより、今までそれを買うことができていた人たちが手を出しにくくなり、貧困化を引き起こします。
上記の記事でも、実際に国内のフードバンク利用者が増加していっている、というコメントが寄せられています。
では私たちが普段から意識・実践ができる「食品ロス削減」はどのようなものがあるのか?
以下の記事を見ながら、一緒に考えてみましょう!
冷蔵庫を整理していたら、「あっ…そういえば半年前に買って後で食べようと思っていた〇〇…もう食べられないな。」
なんてこと、みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか。
夏場は猛暑が続くため、冷蔵庫の冷却効果が弱まります。
例えば冬と同じ内容量でも、周りの気温により「よく冷えない」ことがあるとか。
KULASIFULが行ったアンケート調査では、約半数の人が「夏場に冷蔵庫が冷えずに困ったことがある」と回答しました。
食品の詰め込みすぎは、長く食品を放置してしまい、期限が過ぎてしまう「食品ロス」にも直結します。
この記事を読んで、冷蔵庫の整理整頓、日ごろのお買い物の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
食品ロス削減アドバイザーとして活動している、料理研究家の島本美由紀さんが、食品ロス削減を意識した「子供と一緒にできるエコチャレンジ」を紹介しています。
その名も「ロングライフ紙パックチャレンジ」!
環境保護先進国の国々では、持続可能(サステナブル)、再生可能な資源としての紙パックの価値が再評価されています。
紙パックには、実はこんなメリットが!
・保存料を使わず、常温保存ができる
・収納しやすく処分しやすい
・リサイクルができる
・枯渇しない持続可能な資源を使用
ぜひ、夏休みのいつもより時間があるこの時期に、プラスワン思想で試してみてください♪
こちらは番外編ですが…
ファミリーマートでは8月2日から、バナナの生産・商品化の過程で「規格外」となったバナナを使用し、地球環境保全への貢献を目指した商品「ごろごろ果肉バナナミルク」(本体239円)を順次、発売開始します。
ドールの廃棄バナナを削減するSDGs活動「もったいないバナナ」プロジェクトを通じて提供された「もったいないバナナ」と、自社のプライベートブランド「ファミマルKITCHEN」の商品「Highlandバナナ」の規格外品が対象となります。
こういった、食品ロス削減を目的とした商品を購入することも、私たちができる取り組みの一つです。
夏バテでなかなかごはんが食べられないという方でも、飲み物だと口にしやすいですよね。バナナは
・一日のエネルギー源になる
・便秘の解消
・むくみ改善・血圧上昇の抑制
など、体によい栄養素を持っています。
見かけた方はぜひ、手に取ってみてくださいね。
日ごろの少しの意識の積み重ねで、それが人から人へ伝わることで大きな力になります。
ぜひ、意識して生活してみてください!
過去のフードロス関連ニュースや、フードバンクへのボランティアレポートなども、お時間ある際に是非ご覧ください!