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本の朗読をネットにアップロードしたらどうなるか?
【違法アップロード、ダメ。ゼッタイ。】
kindle愛好家のかつしたです。
先日、本の朗読アプリ「audible」を使ってみたんですが、アレ、良いですね。
無料で聴ける本もあるし、好みの人の声だと癒されます。
audibleがあればお菓子を食べながら、ジュースを飲みながら朗読が聴けるしお風呂場だって朗読会に早変わり。
文字を読むのが面倒くさいって人には最高なんじゃないですかね。
とはいえ…
オーディオブックって、高すぎると思うんですよね。
大体2000円〜3000円が相場ですし、間違いなく本を買うより高いです。
それに、電子書籍のようなハイライト機能(気になった部分をメモする機能)も無いので、後で要点を確認することもできません。
まあ、値段さえ安ければ問題ないんですけどね。
こんなことを言うと、
「本の朗読は高い。Audibleは消費者に優しくないサービスだな。おう、だったらワイが無料で朗読してやるわい!」
なんて人が中にはいるかもしれませんね…。
ですが、シロウトが朗読しても問題は無いのでしょうか?
そんなわけで、今回は一般人が本の朗読をネットにアップロードしたらどうなるか?
について調べてみました。
それではどうぞ!
※今回の記事は知財の知識さんの記事本の朗読をyoutubeにアップすると著作権の侵害になる?を参考にしています。
本の朗読を無料で行いたい
オーディオブックは高い。
メチャ高い。
ベスセラー「嫌われる勇気」も、kindle版では1180円で買えるが、audible版はなんと3000円もする。
便利なのはいいことだが、オーディオブックは高すぎる。
一回聴いてハイおしまい、という人にはコスパが良いとは言いがたいです。
だったら、
「お金を払いたくない人のために無料で朗読してあげたい」
という人も中にはいるかもしれません。
当たり前の話ですが、本の朗読をネットにあげてはいけませんよ〜。
いかなる理由があっても、本を朗読してネットにあげてはいけません!
なぜなら、本には著作権があり、朗読した様子を動画やブログにアップロードする行為は著作権侵害になるからです。
「いやいや、広告も貼ってないし、完全に無料で公開するんだから良いじゃん?」
なんて思う方もいるかもしれませんが、調べたところ、どうやら営利、非営利問わずダメなようです。
つまり、スタンドエフエムやヒマラヤなどの音声配信SNSでも本の朗読はアウトということです。
親が子に読み聞かせもアウト?
これに関しては問題無いそうです。
まあ、そりゃそうですよね。
絵本を読み聞かせて著作権法違反になったら、誰も絵本を買わなくなっちゃいます。
ですが、読み聞かせの様子をネット上にあげるのはアウトです。
ちなみに、朗読会などオフラインでの読み聞かせは著作権侵害とまでは至らないそうです。
※ただし、朗読会は営利目的(参加費が発生する)はアウトのようです
こうなったらもう、図書館で本借りて自分で朗読して自分で聴くしかないッ!
(何の意味があるんだソレ…)
まとめ
本の朗読は著作権的にアウトだと分かりました。
親子での読み聞かせや個人的に自分の声で朗読を楽しむのなら問題無いですが(なかなかいないと思うが…)、
ネット上にアップロードするのはやめたほうがいいですね!というかやめましょう。
たまに、YouTubeで「今人気の本、〇〇を分かりやすく解説!」なんてのも見かけますが、じつはアウトかもしれません。
御本人に許可をもらっている可能性もありますが。
引用のルールとして「1,2ページまではok」みたいなことも言われていますが、実際のところ、引用についての著作権はあいまいで注意が必要です。
そもそも本の音読、読み聞かせをネット上でする時点で危険だと思ったほうが良さそうです。
【結論】
ネットに著作権ありの本の朗読をアップロードするのは違法である…。
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