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コソボはスキップしてもいいかもしれない。揺籃の宙。

2024年7月15日
・宿でチベット人に出会った。自転車でスイスからバルカン諸国まで来たらしい。足と腕の筋肉ガッチガチでタトゥーもイカしてた。

・中国人はチベット人を弾圧してくるしアツいら嫌いだわ〜って言ってて正直な人だな~って思った。

カッケェ体格してた

・バスで2時間、プリズレンという町に来た。ここもコソボ紛争の時にダメージを受けた国だ。文化柄、イスラム教徒が多い。

・ゲストハウスにチェックインした際、リビングで年配のごっつごつイスラム教徒の格好をしたおじさんに、お前の宗教はなんだ?と訛った英語で訊かれた。神道だよ~仏教みたいなもんだよ~と答えたら、神は信じているか?神をどう思う?イスラムとキリストとイスラムと、お前はどれが正しいと考える?という超センシティブな質問攻めにあった。め、めんどくせ~!訛ってて英語わかんねえ~!と思ったで、俺たちの宗派では神の話はしない。って切り返して部屋に戻った。変な人だった。

・橋の下にも上にも野良犬がいた。コソボ、野良犬多すぎる。

・現地の人も野良犬を怖がってた。いや地元民も怖がるんかい!!

・いや野良犬、そういえば地元にもたくさんいたわ。他所の国の事バカにできないな…。

・大学で上京してきて、なにかの流れで地元に野良犬が普通に徘徊してるって言ったらウソつくな日本にそんな場所ある訳ないと大真面目に言われたこと思い出した。通学路とか普通にいました。それくらい田舎なんです。

・アジア人珍しいのかめちゃくちゃ話しかけられる。子供がジロジロ見てくるので、コンニチワ!!って声掛けたら嬉しそうにコンニチワ!!!って返してくれる。みんなニコニコしてていいね。野良犬めちゃくちゃいるけど。

・コソボ、観光資源が壊滅的にないけど物価は安いし人は優しいしで、とっても「微妙」な国だな……。目的が無さすぎる。自分みたいにユーゴスラビアに興味があれば別だと思うが、じゃないければコソボはちょっと「つまらない」国かもしれない。久しぶりに地方都市回っても面白さは感じなかった。人は優しいんだけどね……。

・町中にポツンとそびえ立つリェヴィシャの生神教会にきた。一応世界遺産で、パリのノートルダム聖堂より古い12世紀の建物。しかしコソボ紛争の際に大きなダメージを受け、入ることはできない。観光客も皆無。

・多分ユーゴスラビア紛争を取りまく民族紛争に興味無いとスルーされる場所だろう。900年も前の教会がこの有り様なんですよ。興奮しますね。

・現在も発掘作業がされている(?)プリズレン要塞。城壁に登ってお散歩。中世に造られた要塞で、プリズレンの町並みを一望できる。日本語のWikipediaがないくらいにはマイナーかもしれない。オスマン帝国の支配下に対抗する19世紀ぐらいまで使われていたみたい。

・ドマイナーな国なのか?コソボって。ユーゴスラビア紛争とかコソボ紛争に興味ないならまじで飛ばしても問題ない国だった。無造作に世界遺産が放置されてる感じもなかなかだったな……。

夜景は綺麗
街のシンボルとなっている石橋
そんな訳あるかい。


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