Slackを活用して営業部署と他部署の交わりを自動化するMomentumが約5.7億円調達
【会社概要】
会社名：Momentum
業界：SaaS
所在地：アメリカ
ラウンド：シードシリーズ
CEO：Santiago Suarez Ordoñez
調達額：5億7000万円
調達先：Basis Set Ventures、はInovia CapitalやLeadout Capital、South Park Commons
企業URL：Momentum
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【会社概要】
同社は、営業と会社の他の部分とのコラボレーションを自動化するレイヤーを制作している。初めは、Slackを使って商談室を作ろうとしていたが、SalesforceがSlackを統一するシステムを最初の方で作ってしまったため、そこで起きるまた違う課題に取り組もうと決めたのが、今回のサービスに至った。同社は、営業の人たちはSlackとSalesforce以外のものにも接続する必要があると考えている。例えば、GoogleカレンダーやAsanaやJiraなどのツールに接続できるようにかつ1つの場所からフォローアップを自動化したいと考えている。そのためそういったサービスを開発し、提供、改善を繰り返している。
【同社の特徴】
★SlackとSalesforceで取引の可動部分を接続
Salesforceを最新の状態に保ちながら、機会フィールドをSlackから直接変更可能。また、メール、通話、ファイル、取引に関するメモをキャプチャーし、それらをSalesforceに自動的に同期することができ、財務、法務、セールスエンジニアリングから外部リソースを取り入れて、迅速に支援を受けることもできる。
★ディールデスクのリクエスト、承認、引き継ぎを自動化
営業チームが取引段階を通過できるようにする、反復可能で監査可能なプロセスを推進することができ、監査可能でありながら、部門の枠を超えた利害関係者が承認を満たし、文書化するための可視性を高めることもできる。また、事前に構築されたレシピライブラリを使用して、ディールデスクの動きをすばやく運用し、引き継ぎと調整を改善できる。
★リクエストの処理方法を自動化して、取引をより効果的に成立
エンジニアリング、法律、または情報セキュリティを適切な方法で活用し、迅速に支援を受けられ、テキストの変更：取引が停滞したり、途中でペースを落としたりしないように、すべてのリクエストを追跡することが可能。また、トリアージを行い、取引の進捗を管理するための未解決のリクエストをすべて確認することができる。
【同社のビジョン】
同社のビジョンは、最新の販売スタックを強化する自動化プラットフォームを構築することだ。なぜ、今サービス展開をしているのか2つ理由がある。1つ目は、ハイブリッドワークの到来で、Slackのようなツールはコミュニケーションの基本的な手段であり、実際の作業を容易にすることが必要と考えているため。2つ目は、売上のデジタル化でSaaSの販売活動はオンラインで行われ、販売、製品、エンジニアリング、財務、法務の間で高度に連携していくことが必要と考えているためだ。
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