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20歳の自分に受けさせたい文章講義#0
日々のアウトプットの質を高めたい方は、ぜひ本書とを手に取って読んでみてください!文章を書く姿勢が圧倒的に変わります!
では、今回は番外編ということで各講のまとめをしていきます。
(1)ガイダンスまとめ
◆どうすれば文章が書けるのか
・書こうとするな、「翻訳せよ」。
・文章とは、頭の中の「ぐるぐる」を、伝わる言葉に「翻訳」したもの。
・うまく書けずにいる人は、「翻訳」の意識が足りない。
◆書く
20歳の自分に受けさせたい文章講義#15
今回は文章の訂正・確認とおわりにを紹介します。
①要約
(ア)論理性のチェック
論理性をチェックするには、図に表せるかで確認する。論理性が破綻している場合は、図にすることができない。
(イ)めんどく細目のチェック
文章とは言葉だけで、著者と同じ体験をさせることである。同じ体験をさせるには、読者にめんどくさい細目を映像で想像させなければならない。読者にとって、一番苦痛な文章は、文字だけおわ
20歳の自分に受けさせたい文章講義#14
今回は「ぐるぐる」の可視化と推敲(編集)の方法について紹介します。
①要約
(ア)「ぐるぐる」の可視化
頭の中に考え(ぐるぐる)が飛び交っている状態なら、無理やり可視化させて、具体的に書かないものを探せばいい。やり方としては以下になる。
①10個書き出してみて、それを眺める。
②内容以外のことで書きだす。
①10個とりあえず書き出すことで、何となく書き出した内容が偏っていることがわかるは
20歳の自分に受けさせたい文章講義#13
今回は編集について紹介します。
①要約
(ア)推敲=編集
推敲とは何だろう?誤字や脱字の修正、改行、読点の位置の改善など、思いつくものは多くある。しかし、それは推敲の本質だろうか。そもそも文章の推敲とは、もっと大きな範囲で見るべきである。大胆に文章を付け加えたり、消したり、まるで「切る、貼る、足す」かのようなものが、推敲の本質ではなかろうか。
「切る、貼る、足す」という作業は推敲よりは編集に
20歳の自分に受けさせたい文章講義#12
今回は読者が求める文章と得意・苦手な文章について紹介します。
①要約
(ア)読者が求める文章
読者が求める文章とは何だろう?斬新な文章?論理的な文章?読者の好みは多様であるが、どんな文章であれ、求められる要素がある。それは①目からウロコ②背中を後押し③情報収集である。この3つ要素は必ず入れなければならない。なぜ、入れる必要があるのか、見ていこう。
①目からウロコ(「おおっ!!」「ええーっ!!
20歳の自分に受けさせたい文章講義#11
今回は文章にツッコミを入れると小さなウソはNGについて紹介します。
①要約
(ア)文章にツッコミを入れる
まず、なぜ文章にツッコミを入れないといけないのか?それは読書の反論に対して、対話をしなければいけないからだ。ツッコミをを入れることで、読者の理解を助けることができ、さらに文章の強度を高めることできる。反論は怖いかもしれないが、しっかりとした文章に反論が出るのは当たり前だし、反論が出ないよ
20歳の自分に受けさせたい文章講義#10
今回は起転承結と読者は素人について紹介します。
①要約
(ア)起転承結
いつかの回でストーリー仕立ての文章では、起承転結は効果を発揮するが、ビジネスなどの文章は転で話の展開が変わってしまい、論理的な文章ではなくなってしまうため、起承転結は効果を発揮しないと述べたと思う。
だが、起転承結であれば、論理的な文章になってくる。具体的に見てみよう。
①起・・・今全世界的に温室効果ガスの削減問題が
20歳の自分に受けさせたい文章講義#9
今回は生理的に嫌な文章と読者の読む姿勢について紹介します。
①要約
(ア)生理的に嫌な文章に注目する
よく手あたり次第文章を読めと言われるが、あながち間違ってはいない。ただ、読み進める上では1つ注意しなければならない。それは、手あたり次第文章を読む中で、自分の好き嫌いをはっきりさせながら、感情的に読むことである。人は好きより嫌いの方が根深い理由があり、嫌いと思った文章を徹底的に理由を掘り下げ
20歳の自分に受けさせたい文章講義#8
今回は読者の椅子に座るについて紹介します。
①要約
必ず文章を書いたら読者がいる。誰にも見せない日記でも、未来の自分が読者となる。読者がいるということは、読者のニーズに合わせて、文章を書かなければならない。読者のニーズに合わせて文章を書くには、読者の立場になって考えるではまだ不十分、読者の椅子に座らなければならない。
(ア)読者の椅子に座る
読者の椅子に座るとは相手と肩を並べ、同じ景色を見
20歳の自分に受けさせたい文章講義#7
今回はリアリティのある文章と文書の構成について紹介します。
①要約
(ア)めんどくさい細目も書く
事実を書くときは、めんどくさい細目も書くことで、リアリティが増す。例えば、以下の3つの文章があるとする。
①コーヒーと飲むことで、目が覚める
②コーヒーを飲むとことで、カフェインの効果によって、目が覚める
③コーヒーを飲むことで、カフェインが脳内のアデノシン受容体に働きかけるため、目が覚め
20歳の自分に受けさせたい文章講義#6
今回は文章の導入部分と論理性について紹介します。
①要約
(ア)導入の重要性
文章を書く上で、導入部分は非常に重要である。理由は本編の文章がすばしい内容であっても、読まれなければ意味がないからである。人は文の導入部分だけを見て、読むor読まないを決めている。みんなも経験があるはずだ。
では、導入部分で読み手に読もうと思わせるには?著者は以下の3つを紹介している。
①インパクト型
結論を最
20歳の自分に受けさせたい文章講義#5
今回は文章の構成について紹介します。
①要約
文章の面白さは構成、つまり論理展開によって決まることが多く、構成をする上で、起承転結を利用すること方もいるが、ライターのなかでは評価されていない。
ただ、もともと日本人は話の展開として、起承転結の転をを持ってくることが多いため、使いたくなるのも仕方がない。
しかしビジネスなどの実務的な文章に転はいらないので、序論本論結論を意識して書く方が良い。
20歳の自分に受けさせたい文章講義#4
今回は聴覚的リズムについて紹介します。
①要約
聴覚的リズムとは「音読したときのリズム」のことで、音読することで文章のリズムがわかるぐらい、音読という行為は万能である。 なので、他人が書いた文章を読むときは、自分のリズムで音読するので、自分のリズムと文章のリズムの違いに気づき、聴覚的リズムの適否を発見しやすい。しかし自分が書いた文章は、自分のリズムで書いているので、音読しても違和
20歳の自分に受けさせたい文章講義#3
今回は文章のリズムについて紹介します。
①要約
文章のリズムとは、主語や語尾を統一するだけのテクニックではなく、文と文のつなぎ方や展開の仕方のことを言う。
よく見られる支離滅裂な文章は、文章事態に問題があるのではなく、つなぎ方が下手なため、支離滅裂になっている場合が多い。反対にリズムがいい文章は論理的に展開している。では、論理的に文章=リズムがいい文章はどうやったら書けるのか?著者は以下の4