記事一覧
歯肉癌 #10 副作用との闘い
2023年5月29日(月)にオールアップした術後補助治療。少なかったと思えた副作用は、この日の夜からパワーアップし、ほぼほぼ食べられない状態になりました。
待ち遠しかった、3日後の6月1日(木)の診察日。「痛みはないんです。痺れているだけなんです」と主張するオットに、先生は「ずいぶん我慢しましたねー。痛み止めを強いモノにしましょう」と。…どうやら『痺れ』は『痛み』と同意みたいです(^-^;
麻
歯肉癌 #9 術後補助治療の日々
扁平上皮癌と最終診断されたオットの術後補助治療は、標準のガイドライン通りに行われることになりました。
33日間(土日除く平日のみ)の放射線照射と、6回に分けた抗がん剤(シスプラチン)週1回低用量投与による、化学療法です。
事前に何度も説明をいただきました。口腔外科の主治医先生からはもちろん、放射線科の先生そして看護師さん、通院治療センターの看護師さん等々。。。
もちろん、副作用は一番ひどい状態を
歯肉癌 #8 確定診断後の大きな選択
2023年3月15日(土)退院
いよいよ介護食生活が始まりました!
どのような食事を作ったのか、お話ししたいところではありますが、、、
まず先に、治療について書き進めたいと思います。
術前検査で『左下顎歯肉癌』と診断されましたが、これはあくまでも状況名。切除した患部の病理検査レポートをもって、がんの種類の最終診断となるとのこと。種類が確定しないと今後の治療方針が決まらないとのことで、病理検査結
歯肉癌 #7 手術~退院まで
2023年2月15日(水)手術
約11時間に及ぶ手術が無事終わり、HCU(高度治療室)へ入ったオットは、3日後に一般病棟に移りました。
この後、退院までの約1か月間、対コロナ厳戒態勢のため家族も病室には入れず、2~3日置きの洗濯物と着替え交換は看護師さんを介してでしたし、動けるようになってからの面会も病棟入り口のガラス越しでした。
も~う、コロナめっ!!
その代わり、主治医先生がお電話でこま
歯肉癌 ♯6 入院~手術日の出来事
2023年2月13日(月)入院
9:30~10:30 病棟受付へ
主治医先生の説明を受け、私はそのまま帰宅。
世の中的にはコロナは収まっていましたが、病院は厳戒態勢。家族とはいえ、病室には入れませんでした。
オットは、体力測定やら心電図検査やら麻酔の説明やらで、なにかと忙しい2日間だったそうです。
2月15日(水)手術当日
8:00 私、病棟受付へ。面会エリアで待機。
9:00 手術着に着替
歯肉癌 ♯5 手術の内容は?
2023年2月9日
一連の検査後の診察で、手術説明書をいただきました。
●病名:左下顎歯肉癌、頸部転移疑い
●進行度:ステージ4
●手術予定日:2023年2月15日
●予定手術時間:約12時間
●予定術式名:気管切開、左頸部郭清術(胸鎖乳突筋、副神経、内頸静脈温存、顎下部から下頚部付近まで予定)、左下1抜歯、正中から下頸枝におよぶ下顎骨区域切除、上下顎顎間固定、遊離腓骨による再建
え~~~っと
歯肉癌 ♯4 怒涛の検査週間
まだ細胞診の結果も出ず、入院日も決まっていない中、連日の検査が始まりました。
2/6(月) CT
2/7(火) MRI
2/8(水) PET検査
2/9(木) 肺機能検査と消化管内視鏡検査
合間に、口腔外科と形成外科の診察
さらに、医療福祉相談と入院説明、PCR検査 etc…
家から病院まで、車で1時間強。
毎日の検査通いはとっても忙しかったけれど、日々やることがハッキリしていたので、弱気に
歯肉癌 #3 帰国~病院決定まで
2023年1月27日(金) 帰国
20日ぶりに会った夫は思いのほか元気で、スーツケース2個転がして帰ってきました。
ただ、左頬がぷっくり膨れていて、「え?綿入ってるの??」って思わず聞いちゃうほど。
「特に痛くはないよ」と言いながら、アメリカから持ってきた痛み止めを、一日数回せっせと飲んでいたので、きっと相当痛かったんだと思います。
5日後、2月1日(水)
アメリカでの診断書を携えて、某
歯肉癌 #2 がん発覚@アメリカ
2022年秋
メリーランド州オデントンでの駐在が7年を超え、"来年の5月か6月には帰任"と決まった頃。
夏ごろから左下奥歯がまぁまぁ痛むけど、帰国まではと、我慢していたらしいオット様。…以前、親知らず抜歯をアメリカで経験し、次は日本でじっくり治療したいと思ったそうで。
が、11月に入りいよいよ我慢できなくなり、12月にようやく取れた予約で歯医者へgo!
レントゲン検査の結果、即抜歯することが決ま