見出し画像

歯肉癌 #10 副作用との闘い

2023年5月29日(月)にオールアップした術後補助治療。少なかったと思えた副作用は、この日の夜からパワーアップし、ほぼほぼ食べられない状態になりました。

待ち遠しかった、3日後の6月1日(木)の診察日。
「痛みはないんです。痺れているだけなんです」と主張するオットに、先生は「ずいぶん我慢しましたねー。痛み止めを強いモノにしましょう」と。
…どうやら『痺れ』は『痛み』と同意みたいです(^-^;

麻酔系のうがい薬と、麻薬系の痛み止めパッチ(1㎎)を処方されました。
いわゆる、ペインコントロールです。麻酔やら麻薬やら聞くと怖くはなりますが、背に腹は代えられません。とにかく食べていただかないと。。

そして、この日の栄養剤の点滴は2本。翌2日(金)と週明け5日(月)にも2本ずつ入れてもらい、、、6日(火)にはだいぶ食べる意欲が戻ってきました。売店で麦茶に手を伸ばし、スーパーでデザートを選ぶオットの姿に、それを実感したものです。

1週間後の13日(火)にうがい薬は終了し、張り薬は一番弱い0.5㎎になってさらに1週間。徐々に食べる力が戻ってきて、補助治療前のカロリー摂取量まで戻ったのは、7月に入ってからでした。

放射線照射による皮膚の赤みやカサツキは2か月ほどで収まり、こうして、化学療法による『初期』の副作用は、乗り超えることができました。

しかしながら、時間がたってから発生する、『晩期』の副作用もあります。
オットの場合、9月末ごろから顎が赤くはれてきて、頬の薄い部分と顎の接合部に謎の分泌物が出てくるようになりました。プレート周辺の炎症を心配しつつ、様々な検査や投薬(抗生物質)を経て、1年後の今も様子見状態です。

やはり、化学療法の副作用とは、難儀なものです。。。

とはいえ!
毎月の診察と3ヵ月毎の定期的な検査で、主治医先生に診てもらえていることは、安心でしかありません。今後も「再発はありませんでした」の言葉を聞きに、病院に通い続けたいと思います。

…これで、病気治療についての話はお仕舞いです。今後は、食事のことや、がん治療にまつわることなどを、少しづつ書いていきますので、もう少々お付き合いくださいませ。ありがとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?