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歯肉癌 #7 手術~退院まで

2023年2月15日(水)手術

約11時間に及ぶ手術が無事終わり、HCU(高度治療室)へ入ったオットは、3日後に一般病棟に移りました。

この後、退院までの約1か月間、対コロナ厳戒態勢のため家族も病室には入れず、2~3日置きの洗濯物と着替え交換は看護師さんを介してでしたし、動けるようになってからの面会も病棟入り口のガラス越しでした。
も~う、コロナめっ!!

その代わり、主治医先生がお電話でこまめに様子を伝えてくださいました。
手術翌日は朝一番で、無事に目が覚めたこと。…どうやら夜中に一度覚醒した様で、きっとビックリされたと思います、といった細かいことまで。
本来であれば10日間ほどは繋いだままの、首(気管切開跡)と肩(頸部郭清跡)からの管を、予定より早く2月21日に取ったことも、翌22日朝の電話連絡で伝えられました。

「お若いから順調です!ご心配なく!!」
という朝一番の先生の元気な声は、とても安心できました。

オットからの連絡はLINEで。…便利な世の中になったものです。
術後は、頭の傷よりも、脚の傷のほうが痛かったそうです。これは手術前に先生にも言われていましたが、ホントにそうなんだね~不思議だね~と今でもよく話します。

2月27日夜のゼリーから始まった、毎日のメニューも写メしてもらって、退院後の食事に備えました。
家でペースト食はムツカシイ。。。せめてきざみ食くらいまで回復してから退院して欲しいなぁと、介護食の勉強を始めたのもこの頃です。

そして、両親への報告、保険請求手続き、私自身のお仕事対応などなど、案外バタバタと過ぎた約1か月。(この詳細はいつかお話しする…かも?)

3月11日(土)退院

この日から、お料理苦手な妻による、困惑の介護食づくりの日々がスタートしたのです。

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