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【ゆったりしたお金持ち-58】お茶を淹れる時間を持つ

ゆったりしたお金持ちと話をしていると、お茶を飲む時間を大切にしていることが分かります。

 お金持ちなので、オシャレな高級カフェに行ったり、家政婦さんに淹れてもらったりすることもできるのでしょうが、案外自分でお茶を淹れるという人も多いのです。その分、コーヒーにも紅茶にも日本茶にも中国茶にも詳しいです。

 特に感心するのが、朝出かける前に自分でお茶を淹れることを日課にしている点です。朝の慌ただしい中で自分好みのお茶を、ゆっくり時間をかけて丁寧に淹れるのだそうです。

 そのときの気分や体調に合わせて、温度や濃さを調整したり、好みを変えたりできるのは自分でしかできないことだと考えて、自分のために淹れるのだそうです。

 私は食器類を集めるのが好きなので、ティータイムには好みのカップ&ソーサーを用いて少しゆったりとした時間を味わうようにしています。好きなデザインのものを使っていると気持ちが華やかになったり、ほっこりとした気分になったりすることができます。ただ単純に飲み物を飲むという動作なのではなく、目でも楽しみながら香りや味を堪能します。

 しかし、朝のドタバタの中でそれをしようと思うと、もっと早起きをしなくてはなりませんし、早起きをしたところで継続することができるかどうか謎です。

 ただ、このような朝の余裕を持つことこそが日々のゆとりを生むのかもしれないと思いました。

 お茶を選んだりお湯の温度を決めたりする時点で、自分の体調と向き合うことができます。

 また、慌ただしさの中にもホッとする時間を持つことは、とても大切なことでもあります。

 ルーティーンになると、わざわざそのために時間を作る必要も無くなるので、1日が快適に始められるのだそうです。

 朝だけでなく日中も可能な場合はなるべく自分でお茶を淹れるようにしているという人もいて、自分なりのリラックス方法を心得ているのだろうなと思います。

 1杯のお茶を飲む効果というのは、丁寧に向き合う人ほど大きく感じられるものなのかなとも思います。

 それに、カフェで飲んだりコンビニで買ったりするより、自分で淹れた方が経済的でもあります。

 お茶を淹れる時間をもっと大切にして、優雅に楽しみたいなと思いました。

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