ハラスメントから脱出する方法 ⑦気持ちの良い睡眠を目指す

今日は、ハラスメントから脱出する方法レシピの⑦番目をご説明します。
初めて読んでくださった方は、下にレシピとブログを貼りましたので、よろしければご覧ください。

⑦気持ちの良い睡眠(寝付きの良さ、寝覚めの良さ)を目指す。


近頃は、ヤクルト1000などの快眠を目指す腸活用の食品や、枕やベッドをはじめとする快眠グッズが話題を呼んでいるので、私がとやかく言うまでもなく、良い睡眠ができるよう取り組まれている方も多いのではないでしょうか。

どうしたら良い睡眠が取れるか、私もこれまで色々なことを試しました。
ただ、「これをやれば全てOK」という解決法はありません。立派な枕も、首の高さに合う日もあれば、合わない日もあるし、腸活に効くと言う乳酸菌は、私の腸には合わなかったりもします。土台が健康でないと、いくら乳酸菌が頑張ったところで、体にちゃんと吸収されないから効果も出やしない。

そんな空回りでやる気をを失わないように、日々、自分の体や心の変化を観察し理解して、そのときそのときに「自分に必要なこと」をやって行くしかありません。
細やかに自分を見ることで、自分としっかりつながるのが、大事だと思います。

以前も書いたのですが、「私は秒で寝れます。睡眠は問題ありません。」と思っている人は、良い睡眠が取れていないことが多いです。寝ている割に疲労が取れなかったり、病気ではないけれど健康ではない状態が慢性化したりしています。

睡眠が良いかどうかも、日々の状態でわかります。起きたときスッキリしているのか、日中のパフォーマンスはどうなのか、食事はどうか、持久力はどのくらいあるかなど。自分の調子の良い悪いを観察して、理解しておくと良いと思います。

すごく調子がいいとき、何もなくても、内から湧いてくるエネルギーを感じて
「なんか幸せだな」って感じられます。
日々に追われて、そうそう感じられるものじゃないと思いますが、そんな日々が増えるといいですよね。

私も、長年は最悪の睡眠を味わいました。何だったら子どもの頃から不眠症だったことに、眠れるようになって初めて気がつきました。もう、恐ろしくて、ギョッとしちゃいます。よくぞ大人になるまで生き延びたなと、幼い自分を褒めちゃいましたよ。

子どもたちが小さい頃は、朝起きたときに、1日のはじまりなのに、体がガチガチバキバキで、指の関節すら動かすのにミシミシしていた頃もありました。
こうなると、寝るのも怖いし、朝も憂鬱です。日中もスッキリしない。
満身創痍。

いろいろ試した結果、私の場合、いい睡眠を取れるのは、体と心が緩んで安心できているときだとわかりました。健康食品やら運動やら取り入れても、心身がゆったりして居ないと、全く効きませんでした。体と心が硬直しているから、効果が染み込まないんでしょうかね。

さらに、私のどん底の睡眠体験をご紹介します。
一時期、決まって明け方になると呼吸が苦しくなることがありました。誰かに首でも締められているような感じで、生き霊にでも取り憑かれているんじゃないかと思うような金縛りみたいな現象でした。笑
とはいえ、幽霊とか見る能力はないので、体の不調だろうなとは思いましたが。

その頃、人間関係でストレスが究極にたまって、寝る前も神経がピリピリ、不安で頭がグルグルしていました。体が硬直したまま眠りにつくから、当然、寝ている間も気が立っていて悪夢ばかり。全く休まらず、寝覚めも悪く、血圧が高くなっていました。血圧は明け方に上がりやすいそうなので、そのために明け方になると呼吸が浅くなり、息苦しかったのだと思います。

悪い人間関係、悪い環境は、ストレスが蓄積します。よくない状況に居続けることで、心身は消耗していきます。自分で自分の首を絞めているようなものです。
いくら相手が悪くても、そこから逃れるか逃れないかの選択をするのは、
自分の責任だから。

それで、決めました。そんな場所や人からは、離れようって。
「悩むことを止めよう」と決意しました。
決めるまで時間は必要だったけど、結局、体がもたないからね。
腹をくくったら、肩に背負ったお荷物を下ろしたように楽になりました。後処理が多少必要で面倒だったものの、ゴールが決まれば、あとは淡々と実行あるのみ。

もし、簡単にストレスのある現場から離れられないケースでも(親子とか、会社とか)ストレスの原因さえわかれば、状況は変わります。合わない場所で何とか頑張ろう、問題を解決してうまくやろうと言う思いが、ストレスを大きくするのだと思います。自分じゃないものになろうとするから。
不調が出たなら、もう、十二分に頑張りました、もういいんじゃないかな。という意味です。
そして、いかにそこから自分を切り離すかを理性的に現実的に考えでみてはいかがでしょう。

私は、この「理性的に」「現実的に」が、とても大事だと思います。
私の経験上、人は感情的になると、ヒステリックになったり関係のない人にも八つ当たりをしたり余計ことを言ったりして、解決に向かい辛くなるだけでなく、自己嫌悪に陥りやすくなります。
火に油をそそぐように自分の怒りを増長して、傷ついて、自信を無くしていく人を何人も見てきました。だから、冷静に、対処するのがとても大事なんです。
冷静になるためにも、自分の健康を育てることが大事になるのです。

急に変えられないことや離れられない場所もあるし、簡単にはいかないかもしれませんが、オプションは、自分を苦しめる生き霊と付き合い続けるか、離れるかです。
同じ場所にいつつ自分の立ち位置を変えることもできるかもしれないけれど、
そんな高度なことはおすすめしません。いつまでも悪い環境に止まると、自分の心も荒んでしまいます。

「相手(他人)を自分の都合のいいように変えること」はできません。
相手を変えたい、相手に分からせたい、と強く願うと、結果として、先ほど上に書いたように、感情に振り回されて、ご自分が人にハラスメントをすることになります。人をコントロールしようとするのが、ハラスメントだから。

もちろん、それだけ辛い思いをしたから、本当にお気の毒です。
でも、自分が苦しいからって、人を苦しめていいわけじゃない。
結局、自分が軽蔑する人と同じレベルになってしまう。ハラスメントは、連鎖する恐ろしい病魔のようなものです。

何が自分の心と体に優しいかを考えて、解決策を導くしかありません。
「違う」という感覚を養って、健康的な生活をしていれば、だんだん、生活が自分に楽なように変わっていきます。

③自分のために確実に良いと思うことをする。
④「自分の、自分のための、自分による生活」を作っていく。
⑤これは「違うな」という感覚に気がつく。
⑥⑤「違うな」と思うものから離れる努力をする。

これらをコツコツと続けていれば、⑦の良い睡眠が手に入るようになってきます。
いい時もあれば、うまくいかない時もあります。
でも、③④⑤⑥をやっていれば、再び自分のリズムを取り戻せます。ダメなら、やり直せばいい、何度でも。人生はその繰り返しでしかないかと思います。
できるのは、それくらいなんじゃないかと。
結果は、勝手にやってくる。

全てにおいて「違う」と感じることをやめて、生活を整えて行くと、気分も軽くなって、よく眠れるようになりました。

ストレスで不眠の頃、ものすごく食べて、ものすごく飲酒していた割には、
体はスリムでしたが、中身はクタクタ&ヨレヨレでした。細かったのは、血の巡りが悪くて、栄養が行き届いていなかったんじゃないかな。笑
今の方が、老けたし、体にお肉がついてきていまいちな体型ですが、血の巡りが良くなって健康です👍  (まあ、もう少し削ぎ落とした方が良いと思いますが…)
そういえば、髪の毛も肌も、今の方が調子がいいです。そんな細部にも生活は現れます。何より、健康な方がいいです。

③④⑤⑥をほどよく頑張ると、徐々にストレスが軽減して、心が安らぐ感覚を味わうと、睡眠にも良い影響が出始めます。頭がスッキリしてくるから、判断力も上がると思います。そうなれば、人を見る目も冴えてくるから、人間関係も整えやすいのではないかと思います。どんな時に、よく眠れたか、よく眠れないか、少し意識して見ると、何か変化が見えるかもしれません。
全て、相互のバロメーターとして観察してみてください。

精神から変えるのが難しいときは、体から変える。逆もしかり。
でも、体を変える方が目に見えて、とっつきやすいかな。
心が弱っているときは、体が弱っている信号です。逆に、気持ち一つで、体がガクッとくることもあります。体が心を、心が体を引っ張ってくれます。
両方を大切に、バランスをとっていきましょう。
ハラスメントの脱出は、健康と体力が必要なのです。

「なんだ当たり前のことばかりじゃん。」って思われるかもしれません。
だけど、当たり前のことを当たり前にやっていないことが多いのです。
そして、これが脱ハラスメントへの一番の近道です。

自分でやった分しか、返ってこないけど、
やった分は、必ず返ってくる、何らかの形で。
これが私の学んだことです。よろしく〜🤗

脱出レシピ
① ご自分が、ハラスメントにあっていると気がつく。
②ハラスメントをする人、ハラスメントのある関係から離れる決断をする。
③自分のために確実に良いと思うことをする。
 衣食住を中心に、自分一人でできることを実行するのがオススメ。
 例えば、早寝早起き、掃除、断捨離、運動、健康な食事など。 
 健康的で続けられそうなことを試して、「自己満足」することが大事。
 「今日は、大して何もしなかったけど、これだけはできたな。」
 と思えることがあると、小さな自信になります。
 「生活」って、些細なようで、この脱出にとても大きな影響を及ぼします。
④③を続けながら
「自分の、自分のための、自分による生活」を作っていく。
 無理なく続けることが大事。ぼちぼちで。
⑤これは「違うな」という感覚に気がつく。
⑥⑤「違うな」と思うものから離れる努力をする。
 違和感を感じるものへの、敬意は忘れずに。
 イヤであればあるほど、そおっと丁寧に扱うのがコツです。
⑦気持ちの良い睡眠(寝付きの良さ、寝覚めの良さ)を目指す。
⑧新しいことにチャレンジ。
⑨リラックスする、安心する時間を持つ。
⑩⑨の時間を増やしていく。

詳しくは、こちらのブログに。