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ハラスメントから脱出する方法

ハラスメントって、自分が信頼したい人や身近な人にされるから、複雑な辛さです。日々の生活圏の中でおきる、あまりに身近な人との出来事だから、
「逃げられないよ」と諦めがちです。でも、そんなことはありません。

初めは、ちょっとした勇気と思い切りも必要ですが、私の経験上、意外と些細なことを変えていくことで脱出への道が広がりました。その「ちょっとした勇気と思い切り」がイヤと思う方もいらっしゃると思います。私なんて、初めの一歩を踏み出すのに7年かかりました。
でも、やってみたら、7年苦しむより勇気を出す方がラクでした。7年の間に、かなり肉体も精神も消耗しました。
だから、背中を押すお手伝いができればと思っています。

お料理のレシピとか、前置きが長いとイライラしますよね。私はしちゃう。ガンガンスクロールしちゃう。笑
なので、さっそく脱出のレシピを簡単にご紹介します。

① ご自分が、ハラスメントにあっていると気がつく。
②ハラスメントをする人、ハラスメントのある関係から離れる決断をする。 

(①②が一番難しいですが、きっとこれを読んでくださっているということは、
 もうクリアされていると思います。)

③自分のために確実に良いと思うことをする。

 衣食住を中心に、自分一人でできることを実行するのがオススメ。
 例えば、早寝早起き、掃除、断捨離、運動、健康な食事など。 
 健康的で続けられそうなことを試して、「自己満足」することが大事。
 「今日は、大して何もしなかったけど、これだけはできたな。」
 と思えることがあると、小さな自信になります。
 「生活」って、些細なようで、この脱出にとても大きな影響を及ぼします。

④③を続けながら

「自分の、自分のための、自分による生活」を作っていく。

 サボってしまっても、上手にできなくても良し。
 一気にやらないで、小さなことから無理なく続けることが大事。ぼちぼちで。

⑤これは「違うな」という感覚に気がつく。

 生活の中で違和感を感じていることを見つけてみる。
 メモをしておくと、なお良い。
 意外と文字に起こすのは難しいですけれど、できるところから。

⑥⑤「違うな」と思うものから離れる努力をする。

 無理はしない。でも、ちょっといつもよりは勇気を持って実行。
 人間関係に関する部分は、急に相手を無視したり、
 約束をすっぽかしたり、強行手段には出ずに、
 少しずつ会う回数を減らして行ったりしながら。
 違和感を感じるものへの、敬意は忘れずに。
 イヤであればあるほど、そおっと丁寧に扱うのがコツです。

⑦気持ちの良い睡眠(寝付きの良さ、寝覚めの良さ)を目指す。

 ③⑤⑥をほどよく頑張ると、徐々にストレスが軽減して、
 心が安らぐ感覚を味わうと、睡眠にも良い影響が出始めます。
 どんな時に、よく眠れたか、よく眠れないか、少し意識して見てください。

⑧新しいことにチャレンジ。

 生活に新しい息吹を吹き込んで見ます。 
 やって見たかったことやってみる、行ってみたかったところへ行ってみる。
 実際に動くことが大事だから、些細なことでも良いです。
 ex:ヨガ始めようかな、旅行に行ってみようかな、髪型変えようかな、
 いつもと違う色のネイルにする、とかでも良い。
 人生を切り替えようとしていることを体感するのがポイント。

⑨リラックスする、安心する時間を持つ

 ストレスフリーな状態を体感して、その感覚を身につけて行きます。
 ⑦と同じですが、起きている間も、そんな時間を増やして行くのが目標です。

⑩⑨の時間を増やしていく。

 リラックスすること、ストレスのない状態をしると、
 何が安心で、何が辛いか見えてきます。
 だんだん以前は大丈夫だと思っていたことが、
 実はストレスだったと気がつくこともあります。
 ますます安心を邪魔する「違うな」に気が付けるようになります。

これらを繰り返していきます。順番は関係なく、並行して色々見て行けば大丈夫です。

①②は当たり前のことのようで、意識の問題なので、結構ハードルが高いです。
でも、そこを超えれば、あとは時間はかかるけれど、そんなに難しくないです。

色々書いたけれど、要するに、「自分にとって」の健康で安心な生活というものがどんなものか見つけていきます。「自分の」と言うのがポイントです。
人の意見は、どうでもいいです。

すぐにできることもあるけれど、できないこともあります。少しずつしか変われません。だけど、確実に変わっていきます。時間がかかるけれど、その分習慣となってちゃんと身につきます。

ちょっと嫌なことを言うようで申し訳ないのですが、私の経験上、
まあまあ、これは(この人は)大丈夫だろうと思っていること(人)も、
意地悪だったとか苦手だったということに気がついたり、
まあまあ、これくらいは食べても大丈夫と思っていた食べ物が、
実は体に合わないと気がついたり、
「これくらいは…」は、最終的には自分の生活から剥がれ落ちていきます。
だから、その時は、抵抗しないで受け入れて見てください。

ハラスメントにあっている時代に出会って意気投合した人や物は、
ハラスメントと波長が合わない自分になると基本的にお別れすることになります。
私も、「ああ、これもやっぱりダメだったか」と手放したものはたくさんあります。

でも、怖くないです。ゆっくりじっくり、自分で吟味すればいいから。
一気に変えなくていい。むしろ、ゆっくり吟味して、一個ずつ大事に片付けます。

③から⑩を続けているうちに、「安心」「心地良い」という感覚を身に付けることができるようになります。もう前にいた場所には、どうしても戻りたくないし、戻れなくなります。戻ってみると、「あれ、どうしてこんなところにいたのかな。」と感じちゃう。大人になってから通っていた小学校に行ってみると、全部が小さく見えるみたいに、自然と前にいた場所は過去のものになっていきます。
そうなれば、しめたものです。自動的に自分に合った環境が作られます。

肉体は一つだし、1日は24時間しかない。人にできることは限られています。
だから、やらないことを選ぶより、やることを選ばないと、肉体も精神もあっとう間に消耗しちゃう。消耗して披露すると、どうしても選択が雑になってしまう。
そして、いらないものも引き受けちゃうようになる。そんな余裕ないのに。

人は、変化するのが怖い生き物です。
「生活がガラリと変わるよ〜」と書くと、拒絶感を与えてしまうかもしれません。
「そこまで、変えたくないからやらない」と思われるかもしれません。
でも、もっともっと体も心も楽チンになれます。
私も今でも、そこを目指して、日々を積み重ねています。

私の言っていることは、普通で当たり前のことばかりです。
だけど、ハラスメントに会う状況というのは、当たり前で、健全な選択ができていない状況です。もったいないんです。
ぜひ、ご自分の人生を取り戻していきましょう。

だいぶざっくりしたレシピなので、次回から、詳しく補足していきたいと思います。良かったらお付き合いください。

注意:
これは、モラルハラスメント、チクチクしたいじわる、
日常的にモヤモヤのある人間関係を抱えている人向けの脱出方法です。
ハラスメントの中でも、いじめや暴力を受けている時は、
すぐに誰かに相談して逃げて、身の安全を確保してください。


サルスベリ、色々な色がありますね。鮮やかなピンクが夏の空とぴったりです🤩