見出し画像

初めてアジャイル・スクラム開発に関わる方へのおすすめ本

かれこれ5~6年ほど、アジャイル・スクラム開発に関わらせて頂いておりますが、今回は、私が初めてアジャイル・スクラム開発に携わった時に読んだ「SCRUM BOOT CAMP(スクラムブートキャンプ)」という本をご紹介させていただきます。


SCRUM BOOT CAMP(スクラムブートキャンプ) 

正式タイトルは「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」になります。本書の初版は2013年で、増補改良版が2020年に販売されております。おそらくスクラム開発の入門書として、最も取っつきやすい本になります。(もしかすると、読んだことある方も多いかもしれません)

<本書との出会い>
2015年ごろの私は、ソフトウェアエンジニアとして、バリバリ開発業務(コーティングなど)してました。その頃はウォータフォール開発しか知りませんでした。アジャイル?スクラム?何それ?の状態でした。
当時所属していた会社内での縁やタイミングにより、スクラム開発を軸としたプロジェクトに関わることになりました。その際に「アジャイルもスクラムも何も知らない!少しは勉強しなくては!」と思い、買った書籍がこの「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」になります。

現在の私は、スクラムマスターとして活動することが多いため、今思うと、私の仕事におけるターニングポイントとなった一冊かもしれません。


本書のおすすめポイント

本書はスクラム開発の入門書として、とても取っつきやすく、初心者が理解しやすいように配慮された表現が沢山あります。

①スクラム開発の基本知識がしっかり詰まっている
以下のような基本知識がしっかりと説明されています。
・アジャイルとは?スクラム開発とは?
・スクラム開発の用語(例:ベロシティ・バックログ)
・スクラム開発ってどんな作業イメージで日々進むの?
・どういう部分がスクラム開発のポイントなの?

②漫画テイストの要素があるため、直感的にスクラム開発を理解できる
おそらく、全体の1/4は漫画テイストになっています。漫画テイストになっていることによって、単純な文章では伝わりにくい「スクラム開発のイメージ」「スクラム開発のポイント」「開発現場あるある」等がとても分かりやすく伝わってきます。”スクラムブートキャンプ”とGoogleで画像検索すれば、本書の漫画テイストの一部ページも閲覧できるため、是非ご覧になってください。

③ページ数も多すぎず、挫折せずに読破できる
ソフトウェアエンジニアの開発系の書籍は、分厚い本のイメージが強いですが、この本は300ページ未満のため、比較的ページ数が多くないです。気軽に読めます。また、読むのを挫折するようなことは多分無いです。その辺りは、著者が工夫を凝らしてページ数を極力減らした上で大事な要素を詰め込んだんだなと個人的には感じています。


最後に

今回は「SCRUM BOOT CAMP(スクラムブートキャンプ)」をご紹介させていただきました。もしご興味のある方は是非読んでみてください。私もこの投稿を機に読み返してみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?